<ジャズ雑感 第33回> 初期チェットベイカーの未発表音源のこと
たまにはCDのことも(笑)~見逃せない未発表音源もあるじゃないか。
相変わらずLPレコードばっかり聴いているのだが、久しぶりにCDを入手した。
Chet Baker/The Complete 1955 Holland Concerts(lonehill)
この数年、僕はCDをほとんど買ってない。試みに購入記録リストをチェックしてみると・・・
2012年は2枚(今回分)、2011年に1枚、2010年に3枚、2009年は2枚、2008年に2枚、2007年は4枚、2006年3枚、2005年12枚、2004年13枚、2003年28枚、2002年24枚・・・とこんな感じになる。これより以前の2000年前後くらいまではCDも年に30~40点は入手していたと思うが、月に10~15枚くらいは入手しているLPレコードに対して、CDは「ほんのたまに」状態である。
それでは僕はどんな場合にCDを買っているのか・・・自分の購入リストをチェックしていて、ほぼ以下のパターンしかないことが判った。
1.新発見の未発表音源もので興味ミュージシャンのもの (どうしても聴いてみたい!)
2.持ってないもので、うんと安いもの (もちろんLPレコードで欲しいけどオリジナル盤はどうせバカ高い。日本盤も案外、見つからない。そんな時、たまたま入ったお店で他に買うものがなかったりすると、この安いCDでガマンしておこうかな・・・となる。僕の場合、圧倒的に bluenoteレーベルものに多い(笑) bluenoteは一頃、日本盤LPでさえうんと高価だったので)
この理由だけが引っ掛かるわけで、1のような音源がそうそう見つかるものでもないし、2のように持ってないものでうんと安いものがそうそうあるわけでもない。だから・・・僕の場合、CDを入手する機会はうんと少ないのだ(笑)
さて・・・チェット・ベイカー。僕はチェットをかなり好きなのだが、どうやら彼の真のマニアというわけではないようだ。というのは・・・僕は彼の後期の作品をほとんど持っていないし、聴いてないからだ。僕がレコードを集め、そして聴いているのは、やはり彼の初期ものである。
チェットについては、この<夢レコ>で触れたこともあるが、僕はとにかく彼の「音色」に惹かれている。その音色から放たれる・・・妖気、香気みたいな感じにどうしようもなく惹かれるのだ。
思うに・・・音や音色のことというのは理屈じゃないのだ。音や音色というものは、何らかの理屈を持って分析した後に「判った」とか「凄い」と判断するようなものではなく、それがスピーカーから流れてきてそれを聴いた瞬間に、肌で「感じる」ものだと思う。
そう、正に「肌合い」の問題なのだ。それが自分の感性にピタッとくるのかこないのか・・・そういう種類のものだと思う。
そして僕の場合は、初期チェットの音色・フレーズに「肌が合う」・・・ということなのかと認識している。
そんな初期チェットのPacificの10インチ盤には、これはもうどうしようもなく魅力を感じている。それはもう変わらない。(笑)
ああ、またチェットの話しになってしまった。チェットの「音」については≪夢レコ~≪チェット・ベイカーのPacific盤≫をご覧ください。
7インチでも10インチでも12インチでも何でもいい(笑) とにかくレコード盤というものを大好きな僕だが、それだから「CDは聴かない」とまでは偏屈ではない(笑) そう・・・今回はCDの話しなのだ(笑)
ちょっと前に、チェット絡みの検索で、たまたまこれを見つけた。この「たまたま」というところがちょいと哀しい(笑) つまり・・・僕は普段から「未発表音源のCD」をくまなくチェックしているわけでもなく、興味の中心は常に過去の遺産(オリジナル盤)に向かっているわけで・・・でもそれも過ぎると「いい音源」を知らないまま」になってしまう。たまには「未発表音源の新発売CD」の情報もチェックしないとダメだぞ・・・という自戒を込めて、今回はこのCDを紹介してみたい。
Chet Baker with Dick Twardzik/The Complete 1955 Holland Concerts(lonehill) 2008年発売らしい?
えっ!1955年のチェット!しかもピアノにディック・ツアージックが入っている。これは聴いてみたいな・・・というわけである。このCDの音源は「1955年のオランダでのコンサート」ということで、クレジットによれば、1955年9月17日(5曲:アムステルダム)、9月18日(5曲:シュヴェニンゲン)、9月21日(2曲:ドイツ)でのライブ音源となっている。「チェット・イン・パリ」という仏Barcley発売のものが1955年10月のパリでの正式録音なので、その前にオランダにツアーしたのだろう。
≪下写真~このパンナム飛行機のタラップ場面・・・あのPacific盤に使われた写真と同じ場面での別ショットのようだ。この後、あの女性モデルが登場したのだろう(笑)≫
基本的に「未発表ライブ音源」というものには、音質面での過剰な期待をしてはならない(笑) でもこのオランダ音源は正式コンサートを、ちゃんとマイク立てて録ったようで、、ピアノやベースもしっかり聞えるし、時折、チェットのトランペットが若干オフ気味になるが、全体的にそれほど悪くはない。2曲だけ入っているドイツ音源の方は・・・オマケという感じで明らかに音質が良くない。内容は・・・う~ん、やっぱり・・・最高とは言えないが(笑) ブックレットの写真が素晴らしいし、1955年のチェット・ベイカーのコンサートがどんな様子だったのか・・・それがとても興味深くて、僕はこのCD:73分を一気に聴き通すことができた。コンサートはチェットのMCから始まるのだが、これがちょいと面白い。というのは、チェットが「メンバーの訂正」をアナウンスするからである。
≪演奏を始める前にちょっと訂正したいことがあるのですが・・・プログラムでは、ピアノ~ラス・フリーマンとなってるけど、今日のピアノはディック・ツアージックです。それとベースも、ボブ・カーターではなくて、ジミー・ボンドです≫ みたいなことを言うのである。どちらのコンサートでも、同じように訂正アナウンスしているので、直前にメンバーが変わったことについて、ちょっとした拘りもあったのかもしれない。
演奏の方は~
tommyhawk を元気に始めて 次に indian summer をゆったりと・・・という進行だ。そして「歌入り」も、but not for me、my funny valentine(途中切れ)や someone to watch over meを混ぜており、チェットにも案外にサービス精神があるのだな・・・と但し・・・この日のチェットはどうやら、「歌」にはあまり気乗りしていなかったようだ。というのは、someone~では、メロディを変に崩し過ぎて進行がずれかけたり、また、but not for meでは、ベースソロの後にチェットが歌で入るのだが、それが明らかに遅れたタイミングで入ってしまうので、ベースやピアノが困っている様子が判る(笑)
それから、チェットは歌以外にもスローバラードとしてindian summer の他にも、I'm glad there is you や imagination を演っていて、チェットはやっぱり自分の「いい部分」を充分に判っていて、こうしたコンサートでも、好きなバラード曲を選んでいたのだ。
このCDには収録されてないが、ブックレット解説には、当時の英メロディーメイカー誌のコンサート評が引用されていて、それによると、my old flame もバラード曲としてレパートリーになっていたようだ。
しかし、チェットの深く沈みこんでいくようなバラードは・・・あの音色の微妙なニュアンスの味わいに醍醐味があるので、残念ながら広いコンサート会場では、チェット独自のトランペットの音色の存在感がもうひとつ生きてこないように思う。
そんなこんなで通して聴いてみると・・・このCDは、どうやらピアノのディック・ツアージックにも焦点を当てているのだな・・・とも思えてくる。そういえば、CDのタイトルもちゃんと「~with Dick Twardzik」となっているじゃないか。
このツアージックのピアノというのがとても変わっていて、普通にジャズっぽく巧い~といタイプではないのだが、なんとも形容しがたい「寂しさ」がピアノの響きの中から溢れてくる・・・そんな感じの個性のピアノ弾きかと思う。
スローテンポでの someone to watch over me~チェットの歌の後の間奏はツアージックが弾くのだが・・・これが何とも凄い。
いわゆる、ジャズの語法ではなくて・・・スローなテンポを、またあえてそのスローな気だるさを噛み締めていくような・・・しかし、このスタンダードソングのセンチメンタルで儚(はかな)げな感覚を、ツアージック流に表している・・・というそんな感じなのだ。なんだかクラシックのピアノコンチェルトの独奏部分を聴いているようでもあるのだが、そんなことはどうでもいい。音楽家が言葉では表せない「何か」を音で表現しようとする・・・というマインドにおいては、ジャズもクラシックもないはずなのだ。今、この音楽を聴いているその時、ディック・ツアージックというピアノ弾きの得がたい個性を味わえば、それでいいのだと思う。
でも、このピアノ・・・嫌いな人は嫌いだろうなあ(笑)
*ツアージックについては<夢レコ>2005年6月22日記事~<チェット・ベイカー・イン・パリ>でも触れております。ご覧ください。
ちなみに、ディック・ツアージックの唯一のリーダーアルバムとしては、Pacificの12インチ盤~A面:ツアージック、B面:ラス・フリーマン の「Trio」という作品がある。そちらのタイトルでは、Richard Twardzik と表記されている(Richardの愛称がDick)
さて、ここにもう1枚、チェット・ベイカーのライブ音源CDがある。それは~
Chet Baker/Boston 1954(uptown) というもので、ボストンのジャズクラブstoryvilleでの1954年ライブのFMラジオ放送音源である。 1955年オランダでのコンサート録音も貴重だったが、こちらは何と言っても1954年のチェット・ベイカーである。なにしろ1952~1954年くらいのチェットときたら、マリガンとのコンビ・自己のカルテットで、Pacificレーベルに次々と傑作を吹き込んでいた時期で、どの作品でも、この頃のチェットの音色は・・・絶品なのである。
加えてこの音源・・・「ジャズクラブでのライブ」なのだ。ジャズはやっぱり・・・狭いところが絶対にいい(笑)
そしてstoryvillieというクラブはライブ演奏を定例的にラジオ放送していたとのことで、だから音質も本当に素晴らしい。
言うことなしではないか(笑)
このCDには、1954年3月16日、1954年3月23日、1954年10月19日の3セットで57分収録されている。10月のセットだけは2曲10分しか入っていないが、3月のセットはどちらもも「MC~3曲~(MC)~2曲+closingテーマ1曲」という構成になっていて、どちらも約22~24分に収まっている。どうやらこのクラブでの演奏1セットは、おそらくラジオの放送時間に合わせての20分強だったようだ。 こちらのピアノはラス・フリーマン。チェットはもちろんのこと、この頃のフリーマンも素晴らしい。抑えの効いたタッチで弾き込む中音域中心の明るくなりすぎないフレーズが心地よい。そういえば、フリーマン自作曲で the wind という秀逸なバラード曲があるのだが(columbia盤with stringsに収録) 嬉しいことに、この「Boston 1954」CDでは2曲目にその the wind がされているのだ。
チェットはこの曲の紹介MCで、わざわざ≪この曲は最近、Columbiaレーベルで新作の12インチレコードのために録音したばかりなんだ。そのレコードは来週の発売だよ≫なんて宣伝している(笑) きっとチェットも大好きな曲だったんだろう。
もし初期チェットのライブ音源から何か1枚をお勧めするとしたら・・・僕は迷うことなく、このCD~Boston 1954(uptown)を選ぶ(1992年発売)
ちなみに、1のパターンで僕が入手したCDをいくつか挙げてみると~
モンク&コルトレーン/ファイブスポットのライブ(東芝)
*音質は最悪だが、1957年の燃えるようなコルトレーンを感じられる。
モンク&コルトレーン/カーネギーホールのライブ (mosaic)
*2005年発売。こちらは音質良好。モンクもコルトレーンも凄い。
ソニー・クラーク/Oakland 1955(uptown)
*音質がチェットのuptownに比べると悪い。初期のS.クラークもいい。
ハロルド・ランド/At The Cellar 1958」(lonehill)
*スコット・ラファロのベース音が(録音上)小さくて遠いのが残念。
ヴィクター・フェルドマン/ Latinsville(contemporary/fantasy)
*別テイク多数。S.ラファロのベース、やっぱり最高!
すぐに思いつくのはこんなところだ。これらはもちろん、僕:bassclefの興味・関心に引っ掛かったCDであり、だからもちろん「これを聴け」と言ってるわけではない・・・当たり前か(笑)
ジャズ好きのみなさんそれぞれ気になるミュージシャンが居るわけで、なんにしても・・・CDにも聴いておきたいものがいくつもある・・・ということだけは間違いない・・・・だからまだまだジャズは止められないぞ(笑)
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コメント
bassclefさん
返信ありがとうございます💦そうだったんですねwww探しまくってしまいました。僕もよくジャケを裏側にしたりしてます。チェットは初期に限りますね!
投稿: のんすけ | 2023年10月 5日 (木) 12:29
のんすけさん、コメントありがとうございます。
コメント返事が大変におそくなってしまってごめんなさい。
チェット・ベイカー・・・いいですよね(笑)
さて、ご質問の<ボストン1957の下のCDは何?>
についてですが・・・すみません、キャプション無しで誤解を招いたようですね。あれは<ボストン1957>のCDそのものです。ブックレットの別写真がいい感じだったので、折り返して収納し直したものなのですよ。
未知のCDかと思われたようで・・・すみませんでした。のんすけさん・・・チェットを聴きましょう!(笑)
投稿: bassclef | 2023年9月27日 (水) 10:13
はじめまして。
チェットベイカーを聴き始めてまして、当ブログに辿り着きました。BOSTON1954の下に紹介されてるCDのタイトルを教えて頂けますでしょうか?初めての見かけたためメッセージさせていただきました。
宜しくお願い致します。
投稿: のんすけ | 2023年9月17日 (日) 13:41
あ、北のdukeさん、コメントありがとうございます。フォーットがCDであってもLPであっても、「未発表」というのにもいろいろあって、元音盤に収録と同じ演奏曲の「別テイク」というのは、個人的にはあまりありがたくないです~たいていテーマ部分で誰かがとちったとか、あるいはテンポが合わなかったとか・・・単にリハーサルで途中で止めたものとか・・・。
まあ・・・基本的には「いいもの」は真っ先に発売されたはずだから・・・残り物の福はそうそうない~ということでしょう。
ただし・・・興味あるミュージシャンのもので元音盤に「収録されなかった曲の未発表テイク」~これはやっぱり聴いてみたいですね。特にそれがスタンダード曲の場合・・・どうんなリズム、どんなテンポで演ったのだろうか?という興味が湧きます。そうしてこういう類は、外国での公演の放送録音とかが多くて単に権利問題で発売できなかっただけで、だから、演奏の質、録音の質も水準以上のものもたくさんあるようです。そして近年の発売ではまずCDフォームでしょうから、だから・・・そんなものをディグしていくには、やはり「オレはCDは聴かん!」では耳にするチャンスは永遠に訪れません(笑)昔、ナットキングコールの「アフターミッドナイト」(capitol)の東芝再発LP~2~3の未発表曲が初めて陽の目を見た~ということで評論記事でこんな一節がありました。≪大げさに言えば・・・この大名盤の貴重な未発表曲を聴かないまま亡くなってしまった熱烈なナットキングコールのマニアの方もおられるわけで・・・≫
印象に残ってます。
投稿: bassclef | 2012年12月 3日 (月) 21:34
bassclef さん、ご無沙汰です。
音に問題ありのCDですが、新発見の未発表音源となれば手が出ますね。また、SP時代の録音を吹き込み順に収録したものはLPで分散されていただけに大変重宝しております。エリントンの24年から47年までの音源を集めた40枚セットは聴くのに3年、グレン・ミラーの初期音源13枚組みは1年かかりました。最初に聴いた音はとうに忘れております。(笑)
投稿: duke | 2012年11月30日 (金) 18:59
やあ、yositaka君、8ヶ月ぶりに更新しましたよ(笑)コメントをthanksです。
チェットの独特な佇まいというのは本当に得がたいもので、一旦それを意識したら・・・あとはもうそれを好むか好まないかだけで・・・だからチェットを嫌いだという方がいても、それはまったく不思議でもなく、ただ・・・チェットという人は真に個性的である~ということは、全ジャズファンに認めていただけるでしょう(笑)
CDも(LPもそうでしたが)発売時のプレス分だけで、売り切れれば御の字~という世界でしょうね。何枚くらいでしょうか? 昔、ジャズの世界で、1万枚売れればそれはとてつもないヒットだ~という話しを聞いたことがあります。輸入CDで手に入れる場合が多いかと思いますが、初回製造枚数・・・どうでしょう? せいぜい2000~3000枚くらいかもしれませんね。その内、1000枚くらいが日本マーケットかも(笑)
そして、ある種のCDにはプレミアが付く・・・ということもあるようですし。
それでは・・・この週末は、秋の白馬にて、みなさんの一押し円盤を楽しみましょう!(笑)
投稿: bassclef | 2012年10月 9日 (火) 21:22
こんばんは。
いやあ更新ですね。いま気づきました。(汗
チェット・ベイカー…余分な情報のために魅力に気づくのが遅れたことは、先日sige君とお邪魔の時に話しましたね。
歌にしてもトランペットにしても、彼の音楽には確かに彼にしかない「色香」に満ちています。
今回の記事を読んで、ツアージックというピアニストにも興味を持ちました。文面から伝わってくる孤独の響きをぜひ聴いてみたいものです。
CDについては…CDしか聴かない時期が長かったこともあり、私にとってはアナログ盤もCDも、ともに「音盤」として分け隔てなく楽しむ立ち位置です。愛好しているクラシック分野では、未発売盤リリースは日常、しかも一度に大量に出て、即座に市場から消えるのですから…ついつい買いすぎてしまいます。
投稿: yositaka | 2012年10月 8日 (月) 22:43
Yoさん、2ndコメントをthanksです。
そうですか、オリジナルに当たる米fantasy盤もジャケ写真が天地逆のようですね。そして米盤では「B面カウボーイ」側に曲名などの解説部分もあったとのこと。なるほど、そのB面カウボーイのジャケ写真を見るとロリンズが右3分の1辺りに位置していて、左側が妙に空いていて写真としての構図が拙いですね。ビクター日本盤ではその左側にContemporary Alternate Takes Sonny Rollins という文字を入れてバランスを取ろうとしているようです。まあこのジャケットが拙いというのは、構図の問題ではなくて、あのカウボーイ写真自体が、なんというか、演出の造りすぎで・・・まったく「趣味の悪い」ジャケですね。
ところが、当のロリンズ~何かのインタビューで「僕はあのジャケット、気に入ってるんだよ」とか言ってたらしい・・・謎のロリンズ先生です(笑)
「ジャケットの右側を開口部」~なるほど・・・天地逆は、そのための方策だった・・・うん、たぶんそれが正解でしょうね。
ただ僕などは、そのレコードを収納する時、どうしてもどちらかの面の「絵」が天地逆になってしまう・・・そのことが何やら生理的にイヤなんですね(笑) CDにもそういう「逆もの」があって、背のタイトルを正しく上から下にすると、「ジャケ写真」が天地逆になってしまうのがたまにあります。あれも・・・イヤですね。
A面/B面とも写真だけのどちらも「A面扱い」のレコード・・・そういえば、すぐに思い出した1枚があります。それは、Pacificの10インチ盤~Gerry Mulligan Quintet/Lee Konitz Plays(PJLP-2)です。こちらは、両面とも上下同じ向きで、つまり、マリガンを見てから左右180度に回すと、リー・コニッツが現れる。「絵」がひっくり返らない(笑) そしてリー・コニッツ面だとレコード開口部が左側になる。だから強いて言えば、このPJLP-2は、やはり マリガンがA面、コニッツがB面・・・ということになるのでしょうね。
余談ですが、Pacific10インチに不慣れな頃は、2つの違うレコードがある・・・と長いこと思ってましたよ(笑)
投稿: bassclef | 2012年9月27日 (木) 21:09
シュミットさん、コメント、ありがたいです。こちら、久々の更新ですのですでに忘れ去られたかな・・・と(笑) 「ペーパー落とし」・・・・う~ん、僕の文章は誤字・脱字・テニヲハなど間違いが多いですから、遠慮なくご指摘を(笑)
シュミットさん、チェット絡みでLars GulinやCaterina Valente の名前が出てくるとは・・・さすがによくご存知ですね。
そのdragonレーベルの音源はCD(DIW)で入手しました。これ、1955年・1956年の音源で、僕の好きな時期のチェットです。ラース・ガリン(bs)もけっこう好きなので、emarcyやprestigeのラース絡みはいくつか聴いてます。
カテリーナ・バレンテとチェットの共演・・・そういえば、philologyから出た<Newport Years vol.1:Chet Baker Quartet plus・・・>というLPにも2曲入ってました。そちらは1956年バーデンバーデン録音となってますが、I'll remember april と everytime we say goodbye です。バレンテの声、かわいい感じだったような・・・また聴いてみます。
シュミットさんが注目されたPacificのアルバム~Trio のことですね。Trioは12インチで、ツアージックがA面、ラス・フリーマンB面ですね。そのジャケット裏側を見てみると・・・ああ、ホントだ!2人の写真が一葉づづ・・・ツアージックの、暗い眼差し・・・音と同じような雰囲気ですね。
投稿: bassclef | 2012年9月27日 (木) 00:01
bassclefさん、早速のお返事ありがとうござます。
ロリンズの未発表盤の件、私もビクター盤を持っていてオリジナル盤(Fantasy盤)があることに気づいて買ったのです。ジャケの件、探して確認しようとして見つかりませんので記憶ですが、確かに表裏が天地が逆になっていたこと思い出しました。Fantasy盤は通常の形で裏ジャケのカウボーイ写真の左にピンクの白抜き文字で曲名他の解説があります。はっきり言って趣味の悪いジャケです。多分ビクターはその趣味の悪さを少しでも和らげるために、そしてせっかくの別写真なのでどちらも表ジャケに仕立て上げようとしたと想像しています。つまりどちらの面を見ても右にレコード口があるようにしたと思います。日本盤は中に解説書が入りますのでそれでいいかと・・・如何でしょうか?
投稿: Yo | 2012年9月24日 (月) 22:55
今晩は、シュミットです。お久しぶりですね。ちゃんとジャズを聴かれていたようで安心いたしました(笑)。
例によってペーパー落としでA4、8枚ゆっくり読ませていただきました。
わたしもCDを買うのは1のパターンが多くて、モンク&トレーンは両方ともすぐ買って聴きました。それとマイルスのアンオフィシャルなライヴ音源もけっこう好きで買ってます。
ところで、チェット、55年、ツワージクときて、なんか聴いたことがあるなあ、と考えていたら思いだしました。Dragonというスウエーデンのレーベルがありまして、「the great Lars Gullin vol.1」というアルバムに4曲このクァルテットとガリンが共演してます(1曲はガリン抜きのクァルテット。10月15日、ドイツ、シュトゥットガルトでのライブ)。久しぶりに聴いてみました。ガリンのバリトンがクールでいい感じです。ツワージクのソロパートがもう少しあればおもしろいのになあ、っていう感じもしますが、チェットはまあフツーというところでしょうか(失礼!)。
この4曲のうちの1曲(「I remember April」)だけカテリーナ・バレンテがオールスキャットで歌ってるんですが、これがとても上手でちょっと驚きです。
それとツワージクのことですが、上記のシュトゥットガルトでのライブの6日後パリで薬のやり過ぎで客死してしまうんですね。残された少しの音源で彼の才能を測るのはむつかしいかもしれません。
pacificのアルバムの裏ジャケの彼の写真が素晴らしいです。なんか若き思索家みたいなふうで.....
かたやおなじ裏ジャケの左にクラーク・ゲーブルを意識したような口ひげを生やしたラス・フリーマンのニヤケ顔がありますが、好対照ですな。
久しぶりのコメントなので少し長くなってしまいました。
投稿: シュミット | 2012年9月24日 (月) 00:16
67camperさん、おはようさんです。
camperさんブログ<67camper's Blog>・・・更新ペース牛歩状態と仰いますが、いやあ、そんなことないですよ。以前の「毎日」がこれはもう超人的すぎて(笑)
私の方はですね・・・(笑) 拙ブログ<夢レコ>昨年末以来8ヶ月以上も未更新というテイタラクでして、なのでcamperさんブログにも、ちょっと(心理的に)コメントできなくなってまして、すみませんでした。最近、camperさんがClef盤(JATPジャムセッション)記事をアップされた時、あのジャケットを見て・・・なにやらとても懐かしい風景に出会ったような気持ちにもなり、また、Clef、Norgran辺りはやっぱり私の本線みたいなものなので、camperさんに呼ばれてるような気もして(笑)久々にコメントを入れてしまった・・・という感じです。その辺りから、こちらのジャズお仲間とも連絡取り合ったりしてる内に、「拙ブログも・・・とにかく再開しよう」という気分になったのです。キッカケを作ってくれたcamperさんに感謝です。そんなこともあって、camperのローリンド・アルメイダ記事へのコメント内で「拙ブログ更新」のお知らせまでしてしまいました(笑) そんなこちらの厚かましさを責めこそすれ「気付くのが遅れて」なんてとんでもないですよ(笑)・・・とにもかくにも、さっそくのコメント、ありがとうございます。
そして、鋭い指摘、「CD購入」の問題点~シールド状態CDからは中身が判らない~ホント、そうなんですよ。僕がこのCD入手を決意したのは(そんな大げさなものじゃないけど:笑) 記事中にも書いたように、ひとえに「1955年のチェット」なる一点においてで、だからその時点では「音質・ブックレット装丁」などのレベル以下hは覚悟してたのですが、空けてみたら・・・なかなかの音質となかなかのブックレット写真が付いてた・・・というわけで、オマケとしては嬉しかったですね。まあたまにはこういう「いいCDもある」ということで、もう1枚のuptown盤と併せて今回のCD記事になったわけです。
camperさんがPan-Am(パンナム)の写真に反応してくれたことはとても嬉しいですね(笑) パンナム機に搭乗の経験というのも羨ましいです。88年頃というと、機内に自分で上っていくああいう「タラップ」はすでになかったでしょうが、camperさん、搭乗する時、たぶん・・・チラッとチェットベイカーのレコードのことを想起されたんじゃないですか?(笑)
あの「Pacific盤のパンナムジャケ」(こちらは残念ながら未入手)は本当に雰囲気ありますものね。ベージュっぽい色合いにノスタルジックな感じで。
あれ、チェットは本物として、あの別れのキスをしている女性は・・・モデルさんですよね? もしあの女性とのシーンがモデルを使ったヤラセなどではなく、チェットの別れを惜しむ女性とのリアルな場面としたら・・・これはもう・・・チェットという人はカッコよすぎですね(笑)
投稿: bassclef | 2012年9月23日 (日) 10:42
Yoさん、コメントありがとうございます。このところ久々に、レコード関わりのことでメールやりとりしてますと・・・「やっぱりレコード話しは楽しいなあ」という気分が膨らんできて(笑) そんなことも心理的にサポートとなったみたいで、ほとんど停まっていた≪夢レコ≫もとりあえず更新できました。そちらにもthanksです。ただ今回の記事は・・・CDなんです(笑)
記事中にもくどくど書いてますが・・・まあこれは、CDでしか発売されてない~ので仕方なく(笑) でも、音源的にやっぱり聴いてみたい・・・そんなジレンマ的気分を、いくつかの例を挙げて書いてみたものです。
Yoさんの好きな『未発表音源』は・・・うん、ロリンズのあれですか。あれは・・・Way Out Westの別テイク集として日本盤も発売されたので、僕も発売すぐに買いました。この日本盤LPはビクターが1986年発売したもので、中宣伝でCDが3200円になってるのが時代です(笑)
Yoさんご指摘の「音質のよさ」には、体験的にも激しく同意です。当時、普通のオーディオセット(トリオのKAとか)で聴いていても、なぜか、元もとのWay Out WestやContemporary Leaders(キング日本盤)よりも音がよかったんですよ。
その頃、僕は「オリジナル盤・元の録音の良さ・音源の鮮度」とかには全くの無自覚だったので、その音の良さが、「当時の再発LPづくりの技術革新」が理由かと思ってました(笑) それでそのロリンズの Contemporary Alternate Takes を聴いて konkenさんに「最近のLPって音がいいなあ」とか言った記憶が確かにあります(笑)
今、そのLPを引っ張り出して眺めてみますと・・・このジャケット写真は酷(ひど)いですね(笑) 2つのLPのジャケット写真撮影時の別ショットかと思われますが、ウイリアム・クラクストン氏も、この辺になると、なんか変なセンス(笑) まあ元々のWay Out Westのsジャケ写真~「カーボーイにロリンズ」もまったく好きじゃないので、まあ好みでしょうけど。
もうひとつ・・・瑣末なことですが、この日本盤LP・・・造りが変なんですよ。というのは~
このLPのジャケットは解説文字なしの裏・表写真のみで、裏・表に way out west と contemporary leaders それぞれの「別ショット」写真を使っているのですが、その上下が・・・なんというか上下が逆なんです。これ、意味が判りにくいでしょうけど、要するに、表ジャケ写真を上下、正しく見ている状態で、裏ジャケを見ると、上下が天地逆になってしまうんですよ(笑) ジャケットの裏側を見る時、僕は左右180度に回転させるのですが、そうやって普通に左右に回転させると、「あれ?天地、逆じゃん?」となってしまうわけです。
ビクターさんは、裏ジャケにひっくり返した時に、逆にならないように、という配慮から、わざと上下を逆に印刷したのでしょうが・・・。ということは・・・人はレコードジャケットをひっくり返す時に、左右180度ではなく、上下180度に回す方が多いという解釈なのでしょうか?
僕としては激しく疑問なんですが(笑)
オリジナルのfantasy米盤の仕様がそうなっていた・・・ということかもしれません。Yoさんお手持ちのfantasy盤はどんなでしょうか?
それから~
uptownのChet in Boston 1954 は・・・やっぱりCD発売のみのようです。CD盤本体に、1992 licensed の表記がありましたので、どうやら1992年発売のようです。
ちなみに uptownというのは、この種のライブ音源の発掘ものを多く出しているレーベルのようですね。
投稿: bassclef | 2012年9月23日 (日) 10:25
bassclefさん,こんばんわ。拙ブログも最近は更新ペースが牛歩状態でしたが、連続してコメントをいただきありがとうございます。これは,「貴殿も更新してるな」と想像するべきでした。気付くのがおくれてしまいすみません。貴ブログではちょっとおそくなると、もはや鋭いコメントなど出来る筈もありません。
今回のCD、未発表の音源に関する記事、拝読いたしました。演奏は絶頂期のチェットですから,録音さえ良ければ楽しめますよね。でも、このジャケットで良く購入したな!というのが実感です。ボストンライブはともかく,オランダ録音のものは自分なら「まずスルー」しているでしょうね。たしかにモノクロのブックレットのイメージは素晴らしいですね。でも、シールド状態のCDから、この中味は想像もつかないでしょう。当時のチェットの勇姿,本当に絵になります。あのパンナムカバーのパシフィック盤はやっぱりジャズレコきっての名カバーですよね。もうパンナムの飛行機は見ることは無いでしょうが,88年か89年頃だった記憶していますがパンナムに搭乗したことがあります。ラガーディアからDCのダレスまでだったと思います。今となっては,懐かしいですね。私事,失礼しました。
投稿: 67camper | 2012年9月23日 (日) 01:22
bassclefさん、久々の・・・というより再開の・・・というような感じですね。また定期的にアップしてくださいね。
チェット・・・本当にお好きなんですね(笑)。bassclefさんと初対面の時ハロルド・ランド好きで盛り上がったし、ウエアのベースがお好きとか男性的な奏者が好きだと思っていたところが「チェット好き」とのこと・・・驚きました。私は風貌も優男だし、トランペットも柳腰風と決めつけていたし(笑)、何より中性的なあの歌声が好きになれず殆ど聴かなかったのですがbassclefさんが聴くということで少しづつ聴きはじめ今ではあのパシフィックの10インチのSingsはお気に入り盤になりました。このご紹介のBoston 1954(uptown)はレコード無いのでしょうかね?
未発表盤としての私のお気に入りはロリンズのWay out westの別テイクと未発表曲集のContemporary Alternate Takes Sonny Rollins(C7651)でFantasy傘下に入ってからの発売ですが列記としたContemporaryの発売でなにより音が良い。テープの保存が良かったのかほとんど劣化もないし、わずかに低音が膨らみ気味ですがそれがロリンズのトーンにはプラスになっていてオリジナルのS7017と比べても遜色ないばかりか良いくらいです!!
投稿: Yo | 2012年9月22日 (土) 17:52
D35さん、こちらもちょいヒサですね。コメントをthanksです。
こちらは相変わらず、レコード&CDだけは聴いてますよ。聴くのが忙しくて、つい・・・ブログさぼってしまいました(笑)
D35さんの方、会社の工場&事務所の改装・・・大変だったでしょうか。もう落ち着いていればいいのですが。
そろそろ白馬の季節になりました。こちらもダンドリ中ですが、D35さん、そろそろ秋の信州にでもお出かけになりませんか(笑)
投稿: bassclef | 2012年9月22日 (土) 11:54
いやあ、konkenさん、6月の小集まり以来かな・・・ちょいと久しぶりです。その後、sigeさん・yositakaさんともレコード聴き、やったとのこと。こちらもあのお2人とお盆に集まりました。
半年以上も未更新だった<夢レコ>を、まだ覗いてくれてたんですね。thanksです!
一言に「未発表音源」と言っても、いろいろありますね。というのは~
a.曲タイトルは同じで、発表されたテイクとは別のテイクの場合(同じ日の録音が多いが、たまに、別の日の録音~メンバーが違ったりする場合あり)
b.同日のセッションだが、正規発売では収録されていなかった「曲」の場合。
(例)チックコリアの「マトリクッス」~後年発売されたスタンダード曲の my one & only love など。
c.それまで発売されたことがなかった、まったくの未発表セッションの音源。
a~の場合で、既発テイクとの違いを発見するのも楽しいですが、僕としてはbとCの場合が嬉しいですんえ。あっ、こんな曲もやってたのか・・・とか、おお、こんなセッションがあったのか・・・という驚き。もうなかなか新発見というのも出てこないでしょうけど。
マイルスのseven steps to heaven の別テイクは・・・前に聴かせてもらいましたね。ヴィクター・フェルドマンはホント、しっとりしたいいピアノ弾きますね。フェルドマン入りの西海岸テイクのバラード3曲は見事な出来だと思います。
ただ・・・あのアルバム発売時点で、マイルスは、トニーウイリアムスとハンコックを「発見」してしまった(といってもどこかのグループから強引に引き抜いてきたらしいですけど:笑)
あの新しいリズム感覚を聴いて演ってしまったら・・・(特に seven steps to heavenというカッコいい曲の解釈として、あのトニーの 短いフィルインときたら!) てなわけで、マイルスはフェルドマン作のこのカッコいい曲のNYテイク(トニー)をA面2曲目に持ってきて「どうだ、このサウンドは」てな大見得を切った・・・という感じだったんじゃないかな(笑)
西海岸テイクのseven~も、もちろん出来が悪い~なんてことはないのでしょうが・・・トニーというドラマーが凄すぎて・・・ということでしょう。でもアルバムとしての統一感は冷静に見ると、ちょいと薄いような気もします。西海岸メンバーだけで何か1枚、創ってもらって、その後に、天才トニー」を紹介すれば・・・よかったのに・・・と思わないわけでもありません(笑)
yositakaさんブログでの「天国への階段を登れなかったフェルドマン」記事もこちらでご覧ください。http://blogs.yahoo.co.jp/izumibun/36749471.html
いずれにしても・・・さすがマイルス。マイルスの場合、どんな未発表テイクにも、いろんな意味でキキドコロがあるようですね。
「アン・バートンのblue burton未発表」はまったく知りませんでした。どんなところが「がっかり」なのかまた教えてくださいよ(笑)
投稿: bassclef | 2012年9月22日 (土) 11:43
久しぶりに覗いたらなんとCDの記事、ビックリとホッの両方の驚きで読ませてもらいました。
未発表音源というところがbassclefさんらしくて良いですね。
相変わらずの引き出しの多さに感心します。
どんどん更新してください(笑)。
投稿: D35 | 2012年9月20日 (木) 01:28
1のパターンでは何といっても"Miles Davis / Seven Steps To Heaven"です。yoshitakaさんのブログでも紹介されていますが「天国への階段を登れなかったフェルドマン 」の例えは面白かったです。
あと思い出すのは有名どころで"Curtis Fuller / Bluesette Vol.2"本編同曲の全別テイク。
ブルーノートのCDにはおまけが多いけどありがたみが薄れますよね。でもやっぱり好きな演奏の別テイクは出来が悪くても一度は聴いてみたい思うのは正直な気持ちです。
ガッカリした例では"Ann Burton / Bue Burton" これは聴かないほうが良かったと思いました。
投稿: konken | 2012年9月20日 (木) 00:25
やなぎさん、初コメントどうもです。やなぎさんとは昔からのバンド仲間ですので、ジャズについてもリズムやノリのことでけっこう議論になったりしますね(笑)
でも、歌でもインストでも「いい音楽」を目指していること、そして・・・ジャズは素晴らしい!という共通するマインドにおいては、これはもう「魂の兄弟」であります。「魂の兄弟」~古いね・・・サンタナです(笑)
今後もバンド仲間のsigeさんらと共にがんばっていきましょう!
僕はゴリゴリの黒っぽいジャズを大好きなんですが、なぜか、チェット・ベイカーの醒めたような雰囲気(表現)も嫌いじゃないのですよ(笑)
まだまだいいジャズがいっぱいだあ!
やなぎさんの元気ブログ~Willow's Song、リンクさせていただきました。このブログの右側~うんと下の方です(登録順)
投稿: bassclef | 2012年9月17日 (月) 23:59
いつもお世話になっております。
ご更新、おめでとうございます。
良き日に初コメントさせていただきました。
チェットベーカーとはちょっと意外でしたが。(笑)
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: やなぎ | 2012年9月17日 (月) 22:43
M54さん、貴ブログ≪傷だらけのあいつ≫へコメントの折に、いつも励ましのエールをありがとうございます(笑)
今回、チェットベイカーのCDについてですが、ブックレットの写真にも触発されて、短い記事ですが久々の更新をしました。
54さんのブログ~紹介レコードやミュージシャンについての、さりげなく、しかし、はっとするような言葉があって新鮮です。またそちらにもオジャマします。よろしく~!(笑)
投稿: bassclef | 2012年9月17日 (月) 20:38
bassclefさん、こんばんは。 まさかとは思いましたが、更新しているかもと覗いたら、まさに(笑)
一番乗りと言うことで、内容についてのコメントはまた改めて、いやーめでたい、めでたい(笑)
投稿: M54 | 2012年9月17日 (月) 20:18