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2008年11月18日 (火)

<ジャズ雑感 第27回>バド・シャンクのpacific盤

好きなバラード:アルト編(その2)

前回、パーカーのことを書いてみた。音楽から受ける印象というのは、もちろん人それぞれだと思うが、僕が感じているところのパーカーのアルトの質感・・・それは圧倒的な密度を感じさせるあの重い音色であり、そうしてその音色は微妙にピッチ(音程)がズレたようでもあり、しかしパーカーがその個性的な音色でもって迷いのないフレーズ吹くと・・・その「パーカーの音」は不思議に僕の心に食い込んでくるようでもある。そんな脳髄が麻痺するような感じを「白痴美」という言葉で表そうともした(笑)
そんな風に、僕にとってのパーカーをなんとか表現しようとしたつもりではあるが・・・やはり音の表現というのはなかなか難しい。
そりゃそうだ・・・音楽なのだから最後はその「音」を聴くしかないし、聴くことにこそ価値があるわけで、ただの言葉からその「音」の真実~その聴き手にどう感じられたかという真実~が判るはずもない。音楽は聴くものだ!聴いて何かを感じることだ!それでいいのだ!
・・・そんな「言葉は無力」的な気持ちにもなったこともあり・・・しばらくブログを更新できなくなってしまった(笑)

いずれにしても、この一時期にパーカーを色々と聴いてみて・・・パーカーの強烈な音を浴びてみて・・・僕は「パーカーという人の個性」を改めて感じずにはいられなかった。パーカーは、何をどう聴いてもパーカーなのだ。
「パーカーの音」を僕なりに整理すれば、あの「太い音色と微妙なピッチのずれ感」こそがパーカーの個性と言えるのかもしれない。そうして・・・ジャズはやはり個性の音楽なのだ!
そんな「パーカー毒」のせいで、いや、おかげで(笑)僕のアタマもいくらか麻痺してしまったようだが・・・この間もレコードだけはいろいろ聴いていて、そうして「ジャズの個性はひとつだけではない」という当たり前のことを思い出したりもした。アルト吹きは、もちろんパーカーとドルフィだけではない。ジャズ好きはそれぞれに自分の好きな個性を見つければいいのだ!

そういえば、だいぶ前に「好きなバラード~アルト編」(タイトルは「ペッパーのモダン・アート」)というのを書いた。
僕はジャズのスタンダードソングを好んで聴いているが、どうしてもいいバラード(スローなテンポで演奏されるスタンダードとでも言おうか)も聴きたい。だから、1枚のLPの中に1曲でも素敵なバラードが入っていると・・・そのレコードを好きになったりする。
そんな訳で、今回は「アルト編2」ということで、僕の心に留まったバラード演奏をいくつか紹介してみたい。とは言うものの、実は・・・僕はアルトにはそれほど詳しくはない。僕のジャズ聴き遍歴を大雑把に分けると、最初の15年が黒人ハードバップ系~次の15年で白人ウエストコースト系~ここ5年はバップ、スイング系~という具合にジャズ聴きの興味が拡がってきた。その間、楽器への好みとしては「アルトよりテナー」という感じでジャズ聴きをしてきたので、アルトという切り口ではそれほど深く入り込んでいないのだ。最初に好きになったハードバップは、もちろん今でも本線として聴いているが、ことアルトに関しては、ジャズ聴きの早い時期に好きになった、アーニー・ヘンリーとドルフィー、そしてパーカーの3人以外はそれほど深くはディグしていない。マクリーンもアダレイも、もちろん嫌いではないのだが・・・深く入れ込んだことはない。なぜだかあの3人から先に進まないのだ。そうして西海岸ものを聴くようになってから、特に「バラード」という観点からいくと、ペッパーを初めとして、チャーリー・マリアーノ、バド・シャンクといった白人系のアルト吹きに興味が湧いていったようだ。だから、今回「好きなバラード~アルト編」という括りになると・・・そんな白人アルト吹きの名前ばかりがアタマに浮かんできてしまうのだ。
バド・シャンク、ハーブ・ゲラー、チャーリー・マリアーノ、ハル・マクージック、ディック・ジョンソン、ロニー・ラング、ジーン・クイル、ジョン・ラポータ、ジョー・メイニ、そしてフィル・ウッズ・・・そんな感じか。ああ、それからもちろん、リー・コニッツやポール・デスモンド、それからペッパーにも登場してもらわねば(笑) 

まずは、バド・シャンクからいこう。僕にとってバド・シャンクという人はちょっとばかり不思議な存在で・・・というのは、僕はアクの強い(個性の強い)タイプに惹かれることが多いのだが、シャンクはどちらかというと、そういった「アク」が一切ないとも言えそうなタイプだし、それまでの自分の好みから言っても、特に「シャンクのレコードを集めよう」とも思ってはいなかったのだが、知らぬ間にレコードが集まってきてしまった・・・というアルト吹きなのである。だから、もちろんシャンクを嫌いなはずはないのだが、彼のアルトを「~ だ」と表現するような巧い言葉が、僕には見つからない。とにかくもう・・・アルトの音色が美しいのである。あのアルトの音色には・・・例えば彫金の名工が造り上げたような、渋い輝きと品格を感じる。
そんなシャンクの60年代のレコードを以前の<夢レコ>で取り上げたことがある(plays ルグラン)が、今回はうんと初期のものからいくつか挙げてみたい。Dscn2207
Laurindo Almeida Quartet(pacific PJLP-7)10インチ~艶ラベル
B面2曲目の noctambulism というバラード曲に参ったのである。アルメイダはブラジル出身ののガットギターの名手なので、このレコードはブラジルの伝統的なリズムを生かしたギターミュージックという色彩が濃いのだが、このnoctambulismだけはひと味違う。
ゆったりとしたテンポで、クラシック風のメロディが密やかに奏でられる淡々とした演奏なのだが・・・これがどうにも素晴らしい!とにかくもう、このアルトの音色が絶品なのである。艶やかで馥郁(ふくいく)とした、そして品のいい色気のあるアルトの音色なのだ。このアルトの音色・・・こういうのを聴くと、もう理屈ぬきである。たぶんそれは・・・(音色の質感は違っても)パーカーの場合と同じように、器楽的な快感を味わっている部分があるのかもしれないが、そうであっても僕としては一向に構わない。音楽なのだから、鳴った響きをそのまま感じて味わえたのなら、それは悪いことではないだろう・・・たとえそれが錯覚だとしても(笑)Dscn2208
アルトのテーマが終わった後、アルメイダのギター独りだけになるのだが、このギターの音色がこれまた素晴らしい。
ガットギター本来の弦が鳴り、胴が響く、そんな美しさを感じさせてくれるギターの音だ。録音engineerは、Phil Turetskyという人らしい。その裏ジャケットに録音風景の写真が載っているのだが、そうすると後方でヘッドフォンをしている人物が、エンジニアのPhilさんであろう。僕はいくつかのPacific盤の音の素晴らしさから、このPhilさんというエンジニアに密かに注目している。
この10インチ盤がとても気に入ったので、そのvol.2も手に入れた。

Dscn2209Laurindo Almeida Quartet vol.2(pacific PJLP-13)10インチ~艶ラベル 録音~1954年4月
ところが・・・7番から13番の間に何があったのか? このvol.2・・・こちらも悪い音質ではないのだが、微妙に違うのである。残念ながら良くない方に違うのだ(笑)多少、盤質が悪いこともあってか・・・シャンクの音色の輝きの輪郭がほんの少し鈍ってしまったようDscn2210な・・・そんな感じを受ける。これは、もちろんレコードの音質の微妙な味わいのことであって、バラードで演奏されるスタンダードのstairway to the stars はやはり素晴らしい。この10インチ盤2枚が、僕のお気に入りであることに変わりはない(笑)
なお、この2枚の10インチ盤の全14曲は、12インチ盤(pacifc1204)のA面・B面に全曲とも収録されているようだ。その12インチ盤は、フラメンコダンサーが踊っているジャケット(オレンジ色/白色の2種あるようだ)のやつである。

さて、リー・コニッツ・・・この人もちょっと難しい(笑)なんというか・・・あえて情緒を排したような音色に変化をつけないような吹き方で、宙に浮いたようなフレーズを延々と吹く。ある意味・・・パーカー以上に純粋的音響主義みたいな気配がある。うんと初期の頃から「クール」と言われたようだが、実際、いくつか聴いてみても、やはり「冷やかな」肌合いのアルト吹きであることには間違いない。その辺が好みの分かれるところだと思う。僕も熱心なコニッツマニアではないが、たまにあの透徹したような音色を浴びると、けっこう気持ちがいい(笑)
今回、気づいたのだが、初期のコニッツには意外と「バラード」が少ない。意外に急速調で(あるいはミディアムであっても)テーマの最初からベースに4つ打ちさせている演奏がほとんどなのだ。それでも初期のprestigeにスローなバラードと言えそうな演奏があった。
you go to my head(1950年4月)~「サブコンシャス・リー」収録
indian summer(1951年3月)~「エズ・ゼティック」収録 
どうやら・・・初期のコニッツは、殊更(ことさら)に原曲のメロディをそのまま吹かないようにしているようで、単純にスタンダード好きの僕など「なぜだあ?」と思わないでもないが、まあそれがコニッツ流の美学だったのだろう。
001この2曲・・・悪くないが、同じ曲で、もっと素晴らしいコニッツがいるのだ!それは、スエーデンでのライブ音源を集めた「サックス・オブ・ア・カインド」に入っている you go to my head(1951年11月)だ。ライブということもあって、いい感じにリラックスしたコニッツの音色はスタジオ録音の時よりも温かみがあり、同じように抽象的な(スタンダード曲の元メロディを具象とすれば)フレーズを吹いてはいても、あまり分解的な印象がなくて、リズム的にリラックスした感じでおおらかに吹いているようで・・・だから演奏に自然なグルーヴ感がある。この「サックス・オブ・ア・カインド」はなかなかの好盤だと思う。
エルヴィンとのmotion(verve)も快作だったが、どうやらコニッツは・・・「ライブ」の方がいい(笑)
002さきほどシャンクの音色を激賞したついでに、もう1枚コニッツ絡みのpacific盤を挙げたい。僕が愛聴しているのは、Lee Konitz and the Gerry Mulligan  Quartet(pacific PJLP-10)という10インチ盤~1953年にコニッツがマリガン/ベイカーのバンドに客演した時の録音だ。A面1曲目のthese foolish things がゆったりテンポのバラード風だ。ゆらゆらとたなびくような独特なフレーズで原曲のメロディを崩しにかかるコニッツ・・・相変わらずである(笑)でもこのバラードはなかなかいい。
もう1曲だけ同じpacific盤から紹介しよう。これはバラードというよりミディアムくらいのテンポかもしれないが、too marvelous for words である。
これは・・・どうにも素晴らしい! 自分のリーダー作でないのでリラックスしていたのかもしれない。これ、先ほどのバド・シャンクと同じように、やけに生々しい録音も素晴らしいのだが、なによりコニッツの閃きフレーズが、本当に素晴らしいのだ。ひょっとしたら、いつも気難しそうなコニッツが、ベイカーとマリガンをバックに従えて、いいところ見せてやろう~てな感じで気分が乗っていたのかもしれない(笑)残念ながらコニッツのワンホーンではないが、マリガンとベイカーはバックで静かにハーモニーを付けているだけなので、実質、コニッツのアルトをフューチャーしたスタンダード曲と言える。
それにつけても、こういうコニッツのアルトのサウンドをもっと聴きたい!と僕は思ってしまう。さきほど「その透徹したような音色を浴びると気持ちがいい」と書いたが、それは・・・「肌理(きめ)の細かい大理石に触れた時の冷やかさ」・・・そんな感触かもしれない。 003
この1曲~too marvelous for wordsを聴いて、やっぱりコニッツは凄い!と実感した僕である。
このコニッツ+マリガン/ベイカーのセッションは、12インチ盤だと「リー・コニッツ・ミーツ・ジェリー・マリガン」(東芝EMI)になるはずだ。

《追記》コニッツについては、<Storyvilleの10インチ盤:Live At Storyvilleではピッチ(音程)が半音ほど高め>話題がコメント欄にて大いに盛り上がりました。ぜひお読み下さい。その後、NOTさんが実際にそれらの音源を聴き比べた印象などをご自身のブログでまとめてくれました。そちらもぜひお読み下さい。

チャーリー・マリアーノも本当にいいアルト吹きだ。僕はジャズ聴きの初め頃に秋吉敏子の「黄色い長い道」(candid)収録のdeep riverを聴いて、ごく素直にマリアーノを好きになった。そこから遡(さかのぼ)って初期のマリアーノを好んで聴くようになった。
彼の初期の音源はprestige、fantasy、imperial、それからbethlehemなどにあるのだが、この辺りのオリジナル盤はどれも高価でとても手が届かないので、再発もので我慢している(笑) 002_3
マリアーノという人・・・どうやらバラードが好きなようで、初期のレコードにおいても必ずいつくかのバラードを取り上げている。
prestigeには「ニューヨークの秋」、imperialには「it's magic」そしてbethlehemには「darn that dream」などがあり、どれもテーマを吹くだけで短めに終わるのだが、独特の情感が漂うバラードの名演だと思う。
001_3 fantasy音源のCharilie Mariano Sextet(8曲)は、OJC盤[Nat Pierce-Dick Collins Nonet]のB面に8曲とも収録されている。
タイトルのクレジットがNat Pierceになるので、マリアーノ参加ということが、案外、知られてないかもしれない。
このfantasy音源では、come rain or come shine、それからthe thrill is gone が素晴らしい。マリアーノのアルト・・・これはもう判りやすい。どちらかというと淡々としていない(笑)そうして自分の好きなスタンダードソングのメロディをストレートに唄い上げる・・・というより唄い上げようとする。そのアタックの強い音色は気迫に満ちているが、ピッチも良いし、なによりも濡れたようなしっとり感がある。ゆったりメロディを吹いたかと思うと、その合間にも激情的なフレーズを差し込んでくる。Dscn2222この辺の気迫・・・好きだなあ(笑)
マリアーノについても、もう1曲紹介したい。マリアーノは(たぶん)譜面にも強いので、いろんなオーケストラ企画ものに参加していたようで、スタン・ケントン楽団の[Contemporary Concepts](1955年7月)というレコードがある。
A面2曲目~stella by starlightでは、マリアーノがフューチャーソロイストだ。控えめなバックに乗ってマリアーノが「星影のステラ」のメロディをじっくりと吹く。ちょっといつもの激情を抑えたような感じもあり、それがまたいい(笑)

《だいぶ以前に東芝から国内盤を聴いて気に入ったので、capitolのターコイズ・ラベル(青緑)を入手した。音もいいです》

ああ、まだ3人挙げただけなのに・・・このままでは長くなりすぎる。残りのアルト吹きについては、いずれまた。
それにしても、ジャズの世界にはいろんなアルト吹きがいるものだ・・・ジャズはまだまだ面白い(笑)

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コメント

bassclefさん、

マックス。ローチ疑惑のパーカッション(笑)、詳細なコメント感謝です!このアルバム、各ソロイストの前衛的なアプローチも話題でしたが、分厚いサウンド自体も狙いだったんでしょうね?サウンドの厚みはブラス・セクションだけで充分とも思えるのですがそこへティンパニーまでも導入してもう一段の厚みを!・・・と考えたのでしょうね?僕もbassclefさん同様、ティンパニーは向いてない(合わない)ように思います。

それとご紹介頂いたたbsさんのブログ、拝見しました。


それからまた話が飛ぶのでですが、コニッツの10インチ盤の件、新たな展開があったようで。
こういう話になってしまうと僕はもうお手上げ状態です(笑)。

投稿: 三式 | 2009年2月14日 (土) 13:07

NOTさん、またまたのコメントどうもです。さっそく、Kazさんのブログもチェックされたようですね。
Storyville10インチ盤のセンターラベル仕様の(おそらく)1stと2ndでの違い・・・その違いを目の当たりにしたのは僕も初めだったので、新鮮な驚きでした!

>「TV21832」の文字もありませんし「LP-304-b」は「304(b)」となっています~
と、NOTさんが仰ってくれた以外にも、どうやら溝の幅も「幅広」と「普通」のようですし、ラベル中央上部の[Jazz At Storyville]という文字も「筆記体」と「活字体」と違いがありましたね。
そうしてそういう仕様の違いよりも驚いたのは・・・どうやら1stと2ndで「ピッチ」が違う~ということです。
(たぶん)三式さん・YOさん・NOTさんがタイムを検証してくれた方が「ピッチが高い」1stで、そしてKazさんが(ご自身のブログに写真も載せてくれてます)聴いていて何の違和感もない。音質もいい~という方が2ndかと思われますが、重要なのは2ndの方が「正常ピッチ」であったことです。瀬谷さんが検証してくれたEP盤の「正常ピッチ」であったことを考え合わせると(EP盤も2ndと同じく、1stより後の発売だったと考えると)どうやら、ここはNOTさんも仰るように・・・《1stプレス時にピッチ調整をミスした》と考えるのが自然ですね。
これでジョージ・ウエイン、及びStoryville 10inch盤への名誉も守られたようですね(笑)
それにしても当時のマイナーレーベル(Storyville)のしかもジャズという音楽の10インチ盤というのは・・・いったいどれくらいの枚数をプレスしたんでしょうかね?
せいぜい2000枚くらいでしょうか?ヘタしたら・・・3桁かもしれませんね。

今回の「ピッチ話し」について、新たな発見と情報をいただいたKazさんに改めて感謝します。
なお、そのKazさんのブログ「とりあえずaltoサックス」の方~コニッツ関わりで第2弾ををアップしてくれたようです。http://lestorian.exblog.jp/10875247/
コニッツのStoryvilleの3枚の10インチへの愛情溢れる記事です。ぜひご覧ください。

投稿: bassclef | 2009年2月14日 (土) 12:55

bassclefさん、こんばんわ。

>>Storyvillie10インチ盤にも1stと2ndがあるようです!

この話は聞いたことがありますが、私の記憶ではラベルの「STORYVILLE」の文字が黒か白かというものでした。実際にKAZさんのブログの写真と手持ちを比べると同じ白文字でも随分と違います。手持ちには「TV21832」の文字もありませんし「LP-304-b」は「304(b)」となっています。
STORYVILLEの10インチは4枚しか持っていないので役に立たないかもしれませんが残り3枚を検証してみました。


①BOB BROOKMEYER FEATURING AL COHN(STLP305)
STORYVILLE・・白文字、TV記載なし(304AT STORYVILLEのKONITZと同じ)

②JOE NEWMAN & THE BOYS IN THE BAND(LP318)
白文字、TV記載あり(TV22178)

③LEE KONITZ IN HARVARD SQUARE(LP323)
黒文字、TV記載あり(TV22729)

いや~、bassclefさんの熱心さには頭が下がります。「JAZZ AT STORYVILLE」の10インチも2種類あってしかもピッチが速いものと正常のものが…この事実から推測すると最初発売したもののピッチの異常に気付き回収?2NDでは正常な速度に戻した・・・というのが結論のようですね。残念ながら(笑)PRODUCERの意図はなかったようで・・・。

それにしてもSTORYVILLEのオリジナル10インチは数もないし何番からTV表示が入ったのか、「STORYVILLE」の文字が何番から白→黒になったのか検証するのは難しそうですね。

投稿: NOT | 2009年2月13日 (金) 23:04

bsさん、コメントをどうもです。いやあ・・・みなさん、本当にジャズ好きだなあ・・・という気持ちです(笑)みなさん、それぞれの感性があり、当然、意見もいろいろあるわけで、「ピッチ調整」(ミス?or 意図的?)や「編集」へのご意見も飛び交い・・・お互いに持論と反論をちょい出ししながら・・・それでも皆さんが紳士なので、こういう感じで収まってます(笑)まあなかなかこういう場もないでしょうし、また何らかの「突っ込みネタ」でも出れば、bsさんが仰ってくれたように「ジャズのアドリブ」のように変幻自在に展開していってくれると思います(笑)

bsさんHPの方にご意見~お気遣い、ありがとうございます。
「ピッチ問題については闇の中」~そうですね・・・あのStoryvilleの10インチ盤のピッチ高め~あれが意図的とも単純ミスとも決まったわけでもないですからね。

コニッツのStoryvilleの10インチ盤については・・・みなさんにもお知らせがあります~

最近、見つけたブログに《とりあえずaltoサックス》というのがありまして、とても趣味が良いブログなんですが、そこにちょうど、リー・コニッツのAt Storyville記事が載りました。私:bassclefとしましても
、これは!ということで、思わず、そのブログ主催者のKazさんに質問コメントを出しまして、的確な回答コメントを頂きました。Kazさんお手持ちの10インチ盤では、なんと!タイムがほぼ同じ(ピッチが高くない!)らしいのです!ということは・・・どうやら・・・Storyvillie10インチ盤にも1stと2ndがあるようです!
詳しくは・・・NOTさんのこの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/not254/48034167.html

Kazさんのこの記事http://lestorian.exblog.jp/10841432/
の、10インチ盤[AT Storyville]のセンターラベル写真を見比べてみて下さい。
(ラベルの仕様が微妙に違う!このこと知ってる方には当たり前なんでしょうが、僕は知りませんでした:笑)

なおKazさんは当方の質問に丁寧に答えてくれましたが「ピッチの高い・低い」問題(レコード規格によって違いがあるとかそういう)にはあまり興味がない~とのことでしたので
その辺、よろしくお願いします。

投稿: bassclef | 2009年2月13日 (金) 20:27

こんばんは、bsです。
なんだか、場の雰囲気を壊してしまいそうでしたので、弊HPで戯言を。
ピッチの違いから思いもよらぬ方向への展開、ジャズさながらのアドリブ応酬、醍醐味が有りますよね。

それにしても、bassclefさんのプログに集う方々、凄い!です。大変、勉強になります。

投稿: bs | 2009年2月12日 (木) 22:05

三式さん、「ブリリアント告白」コメントをthanksです!三式さんの疑問ポイントだった「ローチのティンパニ」のこと、こちらもちょいと気になったので・・・久しぶりにブリリアント・コーナーズのB面3曲目(bemsha swing)を聴いてみました(モノラル・青ラベル)
やっぱり・・・苦しかったです(笑)ティンパニの「グワ~ン」サウンドが、他のサウンドを覆うようにカブリまくりで・・・単純にレコード音楽としても、聞き苦しいことこの上ない。ただまあ・・・あれはローチだけが悪いのではなく「録音」もかなり良くないのかな・・・という気もしました。ティンパニの音圧というのは、たぶんもの凄いはずだろうから、その音圧ピークで入力オーバーになってるような音にも聞こえました(僕には)
それはともかく・・・三式さんの技法的な疑問~ティンパニのセッティングと叩き方~聴いた感じでは、この曲でのローチ氏・・・右手のシンバルレガートが途切れがちで(というより意図して連続して叩かないのだと思う)その「間」のところで、ティンパニが「グワワ~ン」と鳴ってる場面が多いので(というより、ティンパニが鳴った時にはシンバルは鳴ってない)どうやら・・・ティンパニをタムタムの位置辺りに置いて、普通にスティックで叩いているのだろう・・・と僕は推測しました。ローチはそのティンパニをグワ~ンと鳴らした後、すぐに(そのグワ~ン余韻が残っている内に)シンバルを鳴らすわけで、その辺の切り替えスピードはさすがですね。ただ・・・さすがのローチもその瞬間に普通のスティックと(ティンパニ用のマレット)を持ち替えることは不可能だろうから・・・細いスティックで叩くティンパニの鳴りは、やはり不十分な響きだったろうな・・・とも思いました。やはり・・・ジャズにティンパニは似合いません(笑)

それと今回、小話題になった編集や多重録音への感じ方のこと・・・いつもコメントをいただくbsさんも、ご自身のHP(戯言日記2月8日)で、関連した記事を書かれております。http://www.geocities.jp/bluespirits4196/uwagotonixtuki2005.html

投稿: bassclef | 2009年2月11日 (水) 09:58

bassclefさん、こんにちは。

1枚のレコードにも皆さんそれぞれの印象をお持ちのようで、面白いですね!・・・ブリリアント・コーナーズに関して僕は敢えて好きとも嫌いともコメントしなかったんですが、どうもズルイ表現になってしまったようで申し訳ないです。以前、ジャズ好き仲間で「自分にとって苦手な名盤は?」というテーマで作品を持ち寄る機会があったのですがその時僕がその筆頭に挙げたのが何を隠そうこの「ブリリアント」だったんですよ(大笑)!・・・。
苦手な原因はbassclefさんが大体コメントしてくださったのと同じなんですがタイトル曲の冒頭、ホーン群が奏でるアノ重苦しい(お化けでも出てきそうな!)テーマの扱いがこのアルバム全体を支配してしまって・・・、bassclefさんは他にお好みのトラックを発見されたのでまだ良かったですねえ(笑)!・・・。マックス・ローチが好きか嫌いか?以前にあのイントロがトラウマになって未だ立ち直れてないです(涙)。

投稿: 三式 | 2009年2月 8日 (日) 11:49

三式さん、NOTさん、またまたのコメントやりとり~ありがとうございます。
モンクの「ブリリアント・コーナーズ」・・・大掛かりな編集があったということで、しかしだからと言ってそれは作品の評価には関係ない~オレは「ブリリアント・コーナーズ」が好きだよ・・・というご意見のようですね。Yoさんも「ブリリアント~」に関しては<編集や加工~意図がはっきりしていれば構わない>というご意見でした。
「ブリリアント~」については・・・僕も自分の旗色を見せないといけませんね(笑)
このコメント欄で盛り上がった「ピッチ違い」に関連して書いたように、僕の場合「ピッチ調整」と「編集」はちょっと別物として捉えてるので「編集」に関しては、それが自然なつなげ方であれば、あまり気にしません(三式さんも仰るように、たまに明らかに「音楽の流れが飛んでしまう」つなげ方もあって、それはちょい困る)
そんなわけで『ブリリアント~』(この場合、LPタイトルのことではなくという曲)の編集云々にはそれほど気になりません。でもなぜか・・・あの演奏(曲の感じも含めて)は、昔からあまり好きではないのです(笑)モンク大好きを自覚している自分の中でも「ブリリアント~」(LP作品)は・・・ちょい微妙な何かなのです。というのは・・・ロリンズもアーニー・ヘンリーも本当に好きな奏者なのに、あの作品を愛聴する~という感じがなかったので・・・まあその理由の一部は、たぶん・・・あれかな(笑)ドラムス奏者(max roach)がダメなんです(笑)それについては・・・2005年の拙ブログ記事 http://bassclef.air-nifty.com/monk/2005/09/22/index.html
にチラッと「ブリリアント~」にも触れてますのでご覧下さい。ローチ好きの方、怒らないでくださいね(笑)
『ブリリアント~』(曲)自体についても、途中でテンポを倍にしたりの仕掛けがあったりして・・・(当時としては)前衛っぽい曲だったはずですが、そのせいもあってか・・・前述の2人の管楽器奏者に、もうひとつ勢いというか・・・堅い感じがあるように思います。それは何も「編集疑惑説(事実?)が出たからのことではなく・・・というのは、僕はこのレコードを高1の時に地元のレコード屋さんで片面全部、試聴させてもらいましたが(気に入ったらたいていは買うのですが)買わずに済ませました(笑)
そんな具合に、一枚のLP作品としては、モンク好きの僕にも「微妙」な位置づけなんですが・・・もちろん、好きなトラックもあって、それはまずモンクのピアノソロ~I Surrender Dear、これは素晴らしい!それから、わりとストレートな(モンク作曲としては:笑)Ba Lue Bolivar Ba Lues Areというブルース・・・2人の管奏者の個性が『ブリリアント~』に比べれば、うんと自然に湧き出た感じがして、だからこれも好きなんです。

投稿: bassclef | 2009年2月 8日 (日) 10:06

どうもNOTさん、さっそくのご返事ありがとうございます。
仰るコメント、納得です。トリスターノについてはアトランティック盤の事と推測いたしますが恐らくテープ操作・スピード変化・多重録音などあらゆるワザを駆使した作品としてもっとも有名な(笑)レコードではないかと思います。この作品、実を言いますと僕は決して嫌いではありません。トリスターノ自身ここまで自己の世界に陶酔しきって一つの作品として世に問うた・・何処か鬼気迫るものを感じてしまいます。それからモンクの「ブリリアント・コーナーズ」についても幾つかのテークを繋ぎ合わせた作品として承知しております。ただテイクのいいとこ取りした有名盤って他のレーベルにもけっこうあるのではないでしょうか?特にブルーノートの名盤のなかにもチラホラと(笑)!「ブリリアント・コーナーズ」は上手く編集出来てる部類だと思います。「ハイ!ここで繋ぎましたよ!」って言わんばかりのバレバレ編集盤も堂々と名盤の仲間入りいてますからね(笑)。まあスタジオ録音の場合、プロデューサーもミュージシャンも「ココをもうチョット何とかしたいなあ!」とかどうしても欲が出てしまうんでしょうね。それでテイクをイジッてみたくなる。いずれにしても「いいとこ取り」でも上手に編集出来てれば僕は敢えて”モンク”を唱えるつもりはありません。最後になりましたが先のコメントでいいました♪ベムシャ・スウィングでのマックス・ローチのドラムとティンパニーの掛け持ち・・・あれは可能なんでしょうね?

投稿: 三式 | 2009年2月 7日 (土) 16:57

三式さん、下手な文章のせいで悩ませてしまい申し訳ありません。

>>トリスターノやMONKが「ブリリアント・コーナーズ」でおこなった多重録音などもきっと邪道・・・

はLENNIE TRISTANOがおこなった多重録音やテープ編集、MONKの「BRILLIANT CORNERS」のタイトル曲での有名なテープ編集(いろいろなテイクを組み合わせた)を指摘したもので「BRILLIANT~」は多重録音ではありません。

近年、一発録り(?)で破綻の見える「MONK'S MUSIC」の評価が高いのに編集されたとわかるや著しく評価を下げた「BRILLIANT~」を擁護する立場で事例として取り上げたものです。個人的には「BRILLIANT~」の方が好きですね。

投稿: NOT | 2009年2月 7日 (土) 09:57

どうも、三式です。

Notさん!、ストーリーヴィルのコニッツ・ピッチ騒動、ご丁寧なコメント、有難うございます。大体の結末は見えたようで感謝です。ただ一つ10インチ盤のピッチ違い(?)が意図的だったのか、或いは単純なミスだったのかは謎のままですが「謎」は「なぞ」のままで置いておいたほうがいいのかもしれませんね(笑)。ところでNotさんがレコード芸術には多重録音も時としてOKなのでは?というご意見の中でモンクのブリリアント・コーナーズを挙げておられましたが、永年ジャズに親しんできた僕には正直ショックでした。というのは自分的にはこのLPが多重録音作品との認識がなかったものでして・・・、そこで今一度聴き直してみました。結果♪Bemsha-Swingにおいてマックス・ローチがドラムスとティンパニーを掛け持ちで叩いてるんですが多重というのはこのテイクのことを指すのでしょうか?僕自身はローチぐらいのドラマーになるとティンパニーを横付けにしてベース・ドラムの代わりにフット・ペダルで叩いてた・・ぐらいに考えておったものでして・・・そのあたりを教えていただきたいと思いまして(汗)!

投稿: 三式 | 2009年2月 7日 (土) 00:33

NOTさん、Yoさん、率直コメントに感謝です。
>ROCKで多重録音、早廻し、逆回転、編集等なんでもあり~
いやあ・・・そうでしょうね。ロックでもポピュラーでも「ひとつの楽曲」を最高のものに仕上げるためには、編集・ダビング・・・なんでもありで、もちろんそれでいいことだと思いますし、実際、よく練られたサウンドというのは魅力的です(僕の浅薄なロック系の例だと、エルトンジョンとかカーペンターズのサウンドなんかにそういう良さを感じる)

ところがどうも僕の場合は、ジャズに対してはどうやら柔軟性に欠ける部分があるようで、NOTさんご指摘のような「ジャズ~生の楽器による演奏性、器楽性」みたいなものに拘る気分が濃厚のようです。例えば「楽器」でも・・・なんというか肉体性~吹き込み方やタッチ感の強弱で感情のブレがより出せる(と僕は思ってしまう)楽器が好みなんで・・・そうなると、エレピやシンセ、ギターでもディストーションとかファズとかギターシンセッぽくなると、もうダメ(笑)おそらくそういう流れで、オルガン嫌いの方もけっこういますよね(僕も特に好きではないですが、この頃は、わりと聴ける)
そんな風だから・・・「ピッチ上げ」が意図的だとしたら・・・それは、大げさに言えば~例えばthese foolish thingsをE♭という調性でアルトサックスを吹いた~というその鳴り方から感じられるはずのそのミュージシャンの真実・・・・みたいなものという意味合いからみて、やっぱり音楽家の尊厳を踏みにじるものだ・・・と感じてしまう部分も、たしかにあります。だから
たとえそれが「サウンドを良くする(例えば)緊張感を演出するという)ため」であっても、ちょっとそれはまずいよな~という気持ちになってしまうようです。

まあただ・・・今回のStoryvilleの10インチ盤のケースが
「捏造」と決まったわけではありませんから(笑)
Yoさんも「願わくば」と表現されたように、単純ミスの可能性も充分に残っているわけで。

NOTさんも言われてるように、後はその10インチ盤をお持ちの方が、聴いてみて特に違和感がなければ・・・いや、逆にいい方の演出意図まで含んで楽しめれば、何の問題ないわけですね。
そうは言っても、まあなかなか10インチ盤まで入手できませんから(笑)
ここはNOTさんもご自身のブログでコメントしていただいたように「ピッチの正しい(と思われる)オリジナル12インチ盤」から、聴きこむのが、正しいアプローチかもしれませんんね。いや、別にリー・コニッツを好きでない方が無理して聴き込むなんてことはしなくてもいいですけど(笑)


投稿: bassclef | 2009年2月 5日 (木) 20:07

NOTさん、bassclefさん、ピッチ捏造説で皆さんいろんなご意見があるようです。・・・で私も一言。
私自身レコード音楽は単なる演奏の缶詰ではなくレコードだから出来る表現の為やミスの編集等、生演奏とはまた違ったひとつの音楽作品であると思っていますので、その編集や加工に関してプロデューサーの意図さえはっきりしていれば良いと思っています。ですからNOTさんが例に挙げられたMonkのブリリアントコーナーズも決して邪道とは思っておりません。
一方、MilesのKind of Blueでのピッチ違いはテープ回転の「ミス」とされていて故意ではないようですが、それで聴き馴染むと後年正規ピッチで発売されたレコードの方に違和感を感じてしまいます。ですからこのミスもまたこれで良し!と思っています。
しかし、今回のこのコニッツのピッチ違いは(10インチしか聴いておりませんが)後年の再発は別として、同じ会社が出したレコードのフォーマットの違いでピッチが違う・・・これが故意や捏造であったなら意図が明確でなくあまりにもお粗末ではないか?・・・と思ってしまいます。願わくばミスの修正であったと考えたいのが私の気持ちです。

投稿: Yo | 2009年2月 4日 (水) 14:14

>>「実際には鳴らしてない音」になるわけなので・・・僕の感覚で言えば、とても肯定できないことになりそうです。演奏の編集(カット)はいいのですけど、ピッチ調整はダメ~というのが、ちょっと矛盾してるようですが、僕の見解です。

このブログに集っていらしゃる方々の多くは生粋のJAZZファンで即興芸術として捉えられているでしょうからトリスターノやMONKが「ブリリアント・コーナーズ」でおこなった多重録音などもきっと邪道・・・こんなのJAZZじゃないと思われているのでは・・。でもBLUENOTEなどでもTAKEを重ねたものは「テイク3で良いんだがモブレーのテナーソロはテイク2の方が良いからそこだけ差し替えろ」とRVGは何度もハサミを入れたようですしPACIFICにも後年ギター(CHET BAKER SINGS)やドラム(JIM HALL・・JAZZ GUITAR)をオーバーダヴィングしたものもあります。わたしはいずれも好きなのですが、それはbassclefさんのように楽器を演奏したことがないのでミュージシャンのホントの気持ちが多分理解できないこと、また最も多感な時期(16~18才位)にはまっていたのがROCKで多重録音、早廻し、逆回転、編集等なんでもありなものを聴いてきたことも多分に影響していると思います。まぁ三式さんが指摘するまで皆さん違いに気づかなかったわけで・・・・10インチにしろ、国内盤LP(トリオ)にしろ、「許せない!」というレベルとは思っておりません。

投稿: NOT | 2009年2月 3日 (火) 21:05

NOTさん、沈静化後コメントをどうもです(笑)
いやあ、<リー・コニッツStoryville10インチ盤のピッチ高いの謎>やってくれましたね!(笑)
NOTさんのことだから・・・とはチラッと思ってましたが、10インチとEPまでも入手しての聴き比べとその印象~素晴らしくまとめていただきました!
拙ブログのコメントやりとりからNOTさんの記事まで読んでいただければ<リー・コニッツStoryville10インチ盤のピッチ高いの謎>の大体の所が把握できそうですので、NOTさん記事のアドレスも、拙ブログの本文中にリンクさせてください。
(大雑把に)半音づつピッチ(音程)が違うらしい、10オリジナル~12インチオリジナル・EP・jazztone盤・CD~徳間LP国内盤 ですが、演奏された曲の元々のキーと器楽演奏上から推理すると、12インチやEPのグループのピッチが正しいらしいこともわかりました。
NOTさんブログを読むと・・・どうやらNOTさんはジョージ・ウエインが<意図的にピッチを上げた>説のようですね。僕の方も、半ば冗談・半ば本気で「ピッチ上げ捏造説」などとコメント欄に書きましたが・・・その後のコメントでも書いたように、そういう「ピッチ捏造」は、あってはならない~という気持ちが根底にあります。だからEP収録時間が短いと判った時、その「短さ」がピッチ上げのためではなく、ベースソロ部分をカットしての編集によるものと判った時・・・多少大げさですがジョージウエインの名誉は守られた~と思ったくらいです(笑)
そこでちょっと驚いたのですが・・・NOTさんは<意図的なピッチ上げ>を(作品として緊張感を演出するためなので)好意的に捉えている~ということなので、僕としては「ああ、そういう風に捉える方もいるのか」というある意味、カルチャーショックで(笑)
ピッチを上げるということは、当たり前ですが、その演奏スピードが速くなる~ということなので、器楽の演奏上(というかそれを聴く立場上でも)「実際には鳴らしてない音」になるわけなので・・・僕の感覚で言えば、とても肯定できないことになりそうです。演奏の編集(カット)はいいのですけど、ピッチ調整はダメ~というのが、ちょっと矛盾してるようですが、僕の見解です。
いずれにしても、この辺の問題は興味深いことですね。いろんなご意見があろうかと思います。また皆さんの思うところあれば、お教え下さい。

投稿: bassclef | 2009年2月 2日 (月) 20:54

bassclefさん、こんばんわ。根がコリ症なもので沈静化している話題をまた掘り起こしてしまいました。ご迷惑かと思いますが(笑)・・・お暇な時に参照ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/not254/48034167.html

投稿: NOT | 2009年2月 1日 (日) 20:05

シュミットさん、
瀬谷さん、
コメントどうもです!

>白ジャケの「lee konitz at basin street」~
瀬谷さんご紹介の私家盤・・・シュミットさん、持ってたんですね。シュミットさんは関西ネイティブの方でしたか。
シュミットさんに強引に買わせた(笑)というその大阪のレコード屋さん・・・その私家盤のプロデュースにも絡んでたのかな(笑)
大阪には2~3回、レコード買いに行きました。僕はキタの方が多くて、DISK JJ~冗談伯爵~smileレコード~LPコーナーとか回るパターンだったか。JJは、高いのも多かったけど、ちょい地味なものでけっこうお買い得なのもありましたね。

瀬谷さん情報の、「コニッツ一派オリジナル」の原曲リスト・・・thanksです!
パーカーもそうでしたし、バップからの(進歩的・・・と言っていいのかな?)ミュージシャンに流行ったのが、よく知られたスタンダードのコード進行をそのまま使い、テーマは別のメロディを吹く~というパターン多かったようですね。
あれって・・・コニッツやマーシュのアブストラクト的な志向(いや、嗜好か)にも合った手法だったことは間違いないと思いますが、たぶん著作権の絡みもあっての「非スタンダード」だったのかもしれませんね。

投稿: bassclef | 2009年1月22日 (木) 23:43

こんばんはbassclefさん、お騒がせの(笑)三式です。

いやあ!どうもトンデモないことでお手(耳)を煩わせてしまい申し訳ないです。
速攻でのお答え、感謝です。僕もそんな気がしておりました。これでスッキリしました。

でもこういういい加減なデータは載せないでいただきたいです(笑)。
bassclefさん、、これに懲りずに(笑)またご協力を!

投稿: 三式 | 2009年1月22日 (木) 22:38

三式さん、みなさん(って待ってる方、いるのかな?)
後で・・・と思ったbassclefでしたが、タイムまで計ったのだから・・・と、ちょい気になり、今、聴いてみました。真相は、あまりにもあっさり、と判ってしまいました!なぜ、こんなに早く判明したかというと・・・。さっきのコメントでチラッと書いたのですが「ハーバード」の方の2曲が共に長い~という箇所がやはりポイントでした。

答え~
foolin' myself~ハーバード収録の方、演奏の前のコニッツのMC(曲紹介やメンバー紹介)が入ってました(笑)そしてそのMCのタイムが13秒でした。タイム差13秒とピタリ一致!もちろん、その後のテーマ部も出だしを聴いてみましたよ。こういうテイクの違いを探すときは・・・何か特徴的な箇所を決めて、そこを聞き比べるといいかな~と思うわけですが、ありました・・・そういう箇所が。(コニッツがテーマを吹き始めてすぐ)ベースのパーシー・ヒースが2小節目の4拍目に3連を入れてるのですが、これが、もちろん両テイクとも全く同じ箇所、同じ音程で弾いてます(当たり前ですよね:笑) 間違いなく・・・同じ演奏(同じ音源です)

もう1曲~ablution・・・こちらも全く同様でした。コニッツが演奏を始める前にMCをしてまして(こちらはちょっと長めかな~このMCがNOTさんが仰ってた<元コードはAll The Things You Areと、コニッツがMCしてる>という部分だったんですね) それでそのMCタイムが28秒ほど。僕の前コメントで書いた各CDの計測タイムの差異~29秒とほぼ同じです。こちらの方もテーマ部に入っての演奏も「同じ」であることを確認しました(テーマの後半に入った瞬間、2拍ほどコニッツが、吹くタイミングを遅らせるのです。ひょっとして、出るところを間違えたのかな? いずれにしても、その遅らせ具合がまったく同じなので)

もちろん、タイムが短い方のCD(At Storyville)のfoolin' myselfとablutionはMC部分なしでいきなり演奏が始まります。
というわけで・・・あの未発表3曲は<同一音源>ということで、よろしいかと思います。
やっぱり・・・アラン・ベイツ氏~データとかがいい加減だったのかな(笑)

投稿: bassclef | 2009年1月22日 (木) 20:45

三式さん、ホント、またまたどうも!(笑)
《徳間のHarvard SquareのCDに収録のFoolin' Myself,--If I Had you,--Ablutionの3曲は12インチ・トリオ盤Harvard Square、及びAt StoryvilleのCD収録の同3曲と同じ演奏でしょうか?・・・というのはディスコグラフィーによるとBlack Lionから出されたCDではAt StoryvilleのCDに収録の同3曲とHarvard SquareのCD3曲とでは録音日が違っているのです》

ええっ?そんな情報があったのですか!僕は「その3曲」は、もちろん同じものだと思ってまして、この辺の徳間のCD・・・どれも造りが安っぽくて解説もいい加減だったので録音年月日も意識してませんでした。でも・・・Black Lion(アランベイツ氏)が発売したCDでの資料もそれだけはっきり年月日が書いてあるということは・・・。

で・・・まだ聴きくらべてません(笑)ちょっと・・・こちらの聴きたいレコードなどもあったりしますので(笑)
でも・・・僕も気になるので、CDプレイヤーでタイムだけ計ってみました。・・・おおっ、ちょっと違いますね(笑)タイムが違う~即、演奏が違う・・・とも言えないでしょうが(それこそ「編集カット」とかもあり得るし)ちょっとそのタイムだけ書いておきます。

<徳間CD>Jazz At Storyville+3~(32JDS-158、3200円定価のもの~こちらにはタイム表記あり。全てStoryvilleのライブで1954年1月5日録音との表記あり。
if I had you~11:15
foolin' myself~6:00
ablution~4:39
*CDプレーヤーでの計測もほぼ同じ。

<徳間CD>In Harvard Square~TKCB-30546~スプリングコレクションというシリーズで2000円定価のもの~
こちらには日本語解説まったくなし。録音年月日もなし。
タイム表記もなし。+3曲の曲名は3曲とも同じです。
CDプレーヤーで計測したタイムは以下。

if I had you~11:14(この曲のみ、ほぼ同じタイム)
foolin' myself~6:13
ablution~5:08

2曲のタイムがちょっと違いますが、共に「Harvard」の方が長いというところが・・・ちょっと気になる(笑)何なんでしょう?

またじっくり聴いてみて、「何らかの違い」が判れば、すぐこのコメント欄で報告しますね。聴く前にあまり先入観もたない方がいいのでしょうが・・・僕はたぶん同じ音源だと睨んでます。
みなさん、しばらくお待ちください!(と言ってもなかなかコメントなかったら土曜くらいにはやれると思います;笑)

それからこの2種のCD、お持ちの方~もちろん聴いてみて何か発見があれば、どんどんお先にコメントしてくださいね(笑)


投稿: bassclef | 2009年1月22日 (木) 20:24

HI BECKの元曲は… 遅かったようです(笑)

ロニー・ボールのディスコグラフィを忘れていました。
ついでなのでコニッツ及びストリーヴィル関係の元曲を紹介します。

Hi Beck → Pennies From Heaven
Sound Lee → Too Marvelous For Words
Subconscious Lee → What Is This Thing Called Love
Ablution → All The Things You Are
Pennaylvania Avenue → I Can't Believe That You Are In Love With You
Nursery Rhyme → Just You, Just Me
317 East 32nd → Out Of Nowhere
Ronnie's Tune → I'll See You In My Dream
No Splice → You'd Be So Nice To Come Home To
Froggy Day → Pennies From Heavenのマイナー版
とこんなところです。

シュミットさん、1曲目は「play fiddle play」でしたか。私のは「Play He Pley」となっていました(笑)

しかし、このLPを持っている人が居るなんて驚きです。
坂根楽器店、懐かしいです。

投稿: 瀬谷 | 2009年1月22日 (木) 00:26

今晩は、シュミットです。

なんか、大河ドラマみたいなコメント欄になってきましたね(笑)。bassclefさんのブログは「突っ込み」たくなる要素がいっぱいあることと、コメンテーターの方々の層が厚いからなんでしょうね。
瀬谷さんが紹介されてる白ジャケのlp、私は勝手に鉛筆で白地レーベルに「lee konitz at basin street」って書いて楽しんでます。
1曲目の「play fiddle play」がコニッツらしからぬ甘めの曲で、途中から「kary's trance」(曲名まちがってるかもしれません)に変わっていくあたりなかなかいいです。
このlpはたしか30数年前に、大阪の名門レコード屋、坂根楽器店で無理やり買わされたものですが、いいのを押し付けてくれたもんです。
しかし、こういうのが登場してくるから「大河ドラマ」は見逃せません。
とか言ってる間にまたまたstoryvilleのkonitzが...........

投稿: シュミット | 2009年1月22日 (木) 00:04

こんばんは、三式です。

>Harvard Squareの方の徳間CDも持ってますが、こちらのCDにも上記の3曲がオマケで収録されてます。こちらのCDにはRe-issued produced by Alan Bates/Black Lion Recordsと書いてあります。

bassclefさんがお持ちのHarvard SquareのCDに収録のオマケの3曲につきましてチョット気になることがありますので。・・・その前にオサライをしておきます。・・・12インチ・トリオ盤のHarvard Squareの裏面に収録の3曲は間違いなくStoryvilleのライブの残り演奏でしょう!それにbassclefさんお持ちのAt StoryvilleのCDも当然全7曲Storyvilleでのライブというのは疑いがない。ここで話を戻して徳間のHarvard SquareのCDに収録のFoolin' Myself,--If I Had you,--Ablutionの3曲は12インチ・トリオ盤Harvard Square、及びAt StoryvilleのCD収録の同3曲と同じ演奏でしょうか?・・・というのはディスコグラフィーによるとBlack Lionから出されたCDではAt StoryvilleのCDに収録の同3曲とHarvard SquareのCD3曲とでは録音日が違っているのです。前者が54年1月で後者が55年2月ということです。もし徳間CDとBlack Lion CDが同じ音源だとするとこの3曲は違っていることになります。この2種類のCD,僕は持ってないので確かめる術がありません。bassclefさん、お暇なときで結構ですので確かめて頂ければ・・(汗)!

投稿: 三式 | 2009年1月21日 (水) 23:24

NOTさん、こんばんわ。
おおっ、出ました!「気になるポイント」の答えが!

>HI BECKは「PENNIES FROM HEAVEN」のコード進行~
ああっ!言われてみれば・・・そうですね!そうです、そうです。一昨日からの瀬谷さんとのコメントやりとりで、何度かhi beckを聴いて・・・思いだしそうで思いだせなくて・・・悶々としてました(笑)デスモンドみたいなアルトの音で「その曲」が鳴っているような・・・イメージに付き纏われていて・・・。
「ペニーズ・フロム・へヴン」という答えを見た瞬間に・・・「ああっ、ゲッツだった」という気持ちになり、ゲッツの「Storyville」のサウンドがアタマの中に鳴り始めました(笑)ああ、すっきりしました。NOTさん、thanksです!それにしても、よくその解説を発見しましたね。素晴らしい!
さっそく手持ちのビクター盤~「エズセティック/リー・コニッツとマイルス・デイビス」(MJ-7136)1500円定価のもの~のジャケ裏解説(油井正一)を見てみましたが・・・この古いビクター盤には、hi beck~コード進行の話しは載ってませんでした。替わりに、ちょっと面白い話しが載ってました。
「どうしてコニッツのような白人を雇うんだ?」という質問に、マイルスはこう答えたとのこと~「皮膚の色は緑でも青でもいい。コニッツのよう吹けるやつが他にいるのか」と。


投稿: bassclef | 2009年1月21日 (水) 22:54

瀬谷さん、また貴重な情報コメントをどうもです。
>At Basin Street Cafe Live Sessionという白ジャケ、白ラベルのLP~
これは・・・全く未知のレコードです。コニッツのマニアたちが世界中にいるのですね。私的に気になるのは、ウオーン・マーシュ入りの1曲です。
僕などは本当のコニッツ好きではないのだと自覚していますが、僕のコニッツ観というのは・・・コニッツ独り(ワン・ホーン)が延々と淡々と吹くよりも、他に管が入った方が、なぜか聴きやすいし、他の管の音色との対比があって、よりコニッツの音色の独自性が光る・・・みたいな感じもあるように思ってます。そんなわけで、Prestigeのコニッツ初期のセッションでも、subconscious-leeの方のセッション(4曲)よりも、マーシュ入りのmarshmallow, sound-leeのセッション(4曲)の方が好みでもあります。
こちらも話しが変わりますが・・・ウオーン・マーシュという人も、実に独特なテナー吹きですね。一頃、嵌(はま)りました(笑)

投稿: bassclef | 2009年1月21日 (水) 22:40

三式さん、「EP盤のhi beck~タイム短い」の謎・・・はっきりしてよかっです(笑)三式さんが前コメントで仰った「トリミング」(カット編集の意味ですよね)~当たってましたね。カット編集自体もない方がいいのでしょうが、「ピッチ上げによるタイム短縮」よりは、よほど罪は軽いでしょう。(笑)

>コニッツ本人が聞いたらどう思うでしょう~
う~ん・・・どんなでしょうね?
「理コニッツ」としては、そっけなく、ひと言・・・it's not my business くらいですかね。あるいは・・・
I only blowとか(笑)
でも・・・ピッチが半音高くなってしまった10インチ盤のことを知ったら・・・それは、コニッツのようなミュージシャン(「音」~トーンというか音色そのもので勝負するタイプ、純粋音響主義者というようなタイプ)としては、やっぱり許せないことだろうと・・・僕は想像します。

投稿: bassclef | 2009年1月21日 (水) 22:26

bassclefさん、こんばんわ。

>>Hi Beckを聴いた感じでコード進行のこと~lady is a trampじゃないかな・・・と書きましたが・・・間違えたようです(笑)


え~、正解を申し上げます。HI BECKは「PENNIES FROM HEAVEN」のコード進行でございます。・・・・・・なんて答が楽譜もロクに読めない私にわかるはずがなくEZZ-THETIC / LEE KONITZ & MILES DAVISにも 「HI BECK」が入っていて国内盤の解説に書いてありました。「PENIIES FROM HEAVEN」のメロディ、ハミングしろって言われても直ぐに浮かんできませんねぇ~(笑)。「ABLUTION」が「ALL THE THINGS YOU ARE」のコード進行であることは「SAX OF KIND」でも「HARVERD SQURE」に納められたSTORYVILLEの未発表(ややこしい表現ですね)でもKONITZ自身がアナウンスしています・・・だったら「HI BECK」も・・・・・。

投稿: NOT | 2009年1月21日 (水) 20:57

Storyvilleと関係なく申し訳ないのですが、At Basin Street Cafe Live Sessionという白ジャケ、白ラベルのLPを持っていることを思い出しました。
1959年にラジオ放送したものをコレクターが録音し、仲間内に数枚だけ作ったというものです。今では誰でも簡単にCD-Rを作れますが、LPは結構お金がかかったと想像します。

Side A-1.Play He Pley 2.Sweet And Lovely Side B-1.Lover Man 2.Background Music 3.untitled

Side A, Side B-1. Lee Konitz(as) Billy Bauer(g) Peter Ind(b) Dick Scott(d)
Side B-2. Lee Konitz(as) Warne Marsh(ts) Billy Bauer(g) Peter Ind(b) Dick Scott(d) CBS Radio Network, 1959
Side B-3. Don Ferrara(tp) Lee Konitz(as) Billy Bauer(g) Peter Ind(b) Dick Scott(d)
となっています。ラジオ放送なので結構良いバランスで収録されています。
直接関係がない話題で失礼しました。

投稿: 瀬谷 | 2009年1月20日 (火) 23:35

ああ、NOTさん、さらなるコメントをどうもです!こちらもアラン・ベイツ氏に含むところはございません(笑)
<徳間CD>のLee Konitz/Jazz At Storyvilleは、NOTさん推察の通り、StoryvilleのライブだけをまとめたCDのようです。解説のデータがけっこういい加減で(この場合、悪い方の意味:笑)オリジナルの10インチ盤収録の4曲(hi beck, subconcious lee, sound lee, these foolish things でしたか)に、NOTさんが明記してくれた3曲(IF I HAD YOU、FOOLIN' MY SELF、ABLUTION)を加えて、アタマと真ん中とオシリに当夜の司会者~ジョン・マクレランド氏のMCも入ってます。
このライブの方が、他のStoryvilleのコニッツの10インチ盤(「蔦のハーバード」、「海岸」)よりもうんとジャズの熱っぽさが感じられて、僕も好きなんです。

>PERCY HEATHの強靭なベースにはビックリです~
パーシー・ヒースのベースについては、僕もこの記事のもう一ヶ月も前のコメント(12月22日付け)で、チラッと触れましたが、NOTさんの感想とまったく同感です!
特にif I had youでの長いソロには驚きます。EP盤でカットされた(瀬谷さんがお持ちのEP盤で確認してくれました)hi beckでのソロは、全てランニングで(普通のバッキング時の4ビートと同じ感じ)ちょっと面白みがなかったと僕も思いますが・・・このif I had youでは、けっこう強いピチカットで、パーシー・ヒースってこんなに気合が入ったソロを取る人だったのか!てな感じです。
NOTさんが「生気があり凄いのですよ」と書いてくれましたが、心なしかこの3曲の方が録音もいいような・・・(笑)
ちなみに、この「徳間CD」にもLisenced by Black Lionと明記してありました。
Harvard Squareの方の徳間CDも持ってますが、こちらのCDにも上記の3曲がオマケで収録されてます。こちらのCDにはRe-issued produced by Alan Bates/Black Lion Recordsと書いてあります。
やはりNOTさんが仰るように、この3曲はBlack Lionが再発した時に初めて世に出たのですね。未発表だった理由は・・・演奏の内容ではなく、単に演奏時間の長さだったかもしれませんね。if I had you~11:15秒もありますから。
瀬谷さんとのコメントで小話題にした<hi beckで、コード進行だけ借りた、その原曲は何か?>~今にも判りそうで、しかしまだ思い付きませんが・・・NOTさん絶賛のablutionのコード進行は、もうすぐに判りました(笑)これは~間違いなくall the things you areです。all the things you areが好きな方は、あのメロディをコニッツたちの演奏に合わせてハミングしてみてください(笑)このやり方~元メロディをその演奏(アドリブ部分)に合わせて唄ってみる(ハミングでもなんでも)~はたしか油井正一氏の何かに書いてありました。これをやってみると・・・バックのコード進行はテーマ部分を繰り返しているので(これを~コーラスと呼んだりする)ハミングのメロディに「合う」わけで、実に楽しい(笑)
そうして、そのコード進行に基づいて・・・ジャズメンたちがいかにその原メロディと離れた(あるいは似せてみたり)フレーズを吹いているか・・・が実感もできてしまう・・・という優れ技です~というような内容でした。
まったく・・・油井正一は素晴らしいですね(笑)

投稿: bassclef | 2009年1月20日 (火) 22:30

どうやら、ピッチについてはみなさん納得の見解が出たようですね。・・・・ところで、せっかく「JAZZ AT STORYVILLE」の国内盤LPに触れたのでもう少し(笑)。

このTRIO RECORDから出されたKONITZの国内盤LP、このあと「IN HARVARD SQUARE」もLPで出されています。もちろんオリジナルは10インチです。そして初めて12インチ化するにあたり10インチ音源は片面に詰込み、もう片面には「JAZZ AT STORYVILLE」の未発表曲3曲(IF I HAD YOU、FOOLIN' MY SELF、ABLUTION)を新たに入れていますが、これが「JAZZ AT~」の正規発表バージョンよりずっと生気があり凄いのですよ。特に最後のABLUTIONのKONITZと各曲でのPERCY HEATHの強靭なベースにはビックリです。EPではカットされた「HI BECK」での芸のないHEATHのソロが嘘のようです。実は国内盤2枚を買ったのは30年近く前ですが、当時から「HARVARD SQURE」のB面(未発表の方)ばかり聴いていました。こういう未発表を世に出したALAN BATESは凄いと思っています、けっして嫌いじゃありませんよ(笑)。今も両盤聴いてみましたが、「JAZZ AT STORYVILLE」については未発表曲の方がやっぱりずっと良いですね。bassclefさんがお持ちのCDではSTORYVILLEのライブだけで1枚にまとめられているのでしょうか?

投稿: NOT | 2009年1月20日 (火) 20:39

こんばんは三式です。

>昨日、2回聴いたのですが、ベース・ソロは出てきませんでした。ロニーのソロが終わるとコニッツがすっと入ってきます(笑)

6分33秒の謎・・・、そうでしたか!
瀬谷さん、ご苦労をお掛けして恐縮です。

bassclefさんも仰ってたように6分チョイ、というのがEP盤の限界なんでしょうね。そんな時間的制約のために止むを得ず再編集されたEP盤は他にもたくさん存在すると考えるのが妥当かもしれません。それにしてもこんなことで「あぁだ!、こうだ!」ワイ・ワイやってるのって世界中探してもココだけでしょうね(笑)
コニッツ本人が聞いたらどう思うでしょう!

投稿: 三式 | 2009年1月20日 (火) 00:05

瀬谷さん、再確認で「ベースソロなし」の情報、ありがとうございます。
それにしても、EP盤のタイム短縮が「ピッチ高めての短縮」によるものではなくて、一部のカット編集によるもので、よかったです。やっぱりピッチを変えるというのは・・・禁じ手であるべきだ!と思いますから。カットされたパーシー・ヒースには申し訳ないですが(笑)
ただ、このStoryvilleでは、他の曲でヒースのガッツあるソロも出てきますしね。

Hi Beckを聴いた感じでコード進行のこと~lady is a trampじゃないかな・・・と書きましたが・・・間違えたようです(笑)
瀬谷さんの「サビなしの~」でハタと気づきました。[補記](lady is a trampには印象的なサビがあるのに)このHi Beck・・・これ、どうやら16小節+16小節の「前半・後半」でサビなしですね。瀬谷さんも書かれたように、よく聴くような(この場合、Cの)循環っぽい感じなんですが。う~ん・・・判りません。気になってきました(笑)
まあ・・・いろんなレコードを聴いてたりすると、ポッと思いつくこともあるでしょう(笑)

投稿: bassclef | 2009年1月19日 (月) 22:53

瀬谷さん!さっそくの確認コメントをどうもです!
>ベース・ソロは出てきませんでした~
おおっ、そうでしたか!それは・・・ちょっと嬉しい(笑)
これで今夜はよく眠れます(笑)

でも考えてみると・・・EP盤に収録バージョンというのは、どうしたって、時間の制約があるわけで(6分半くらいが限界ですかね?)こうなると、当時の他社のEP盤にも「編集」のあった可能性も大ですね。実際、僕がアメリカの45回転EP盤に抱いた最初の印象というのは・・・「意外に収録時間が長いじゃん」というものでしたから(笑)
そういえば、以前に、フリップ・フィリップスの同じ音源の曲が、Clefの10インチ盤と12インチ盤でタイムが違う(短い方が編集カットされていた)という例もありました。これはNOTさん発見でした(笑)

三式さん~「コニッツのLive At Storyville:10インチ盤のピッチが高い?」コメントから大いに盛り上がってしまいました。thanksです!まあ・・・こういう瑣末な問題は(いや、我々、好きモノには決して瑣末でもないのですが:笑)興味を持った何人かの間だけかもしれませんが、知っておいてもいい話題でもありますよね。

投稿: bassclef | 2009年1月19日 (月) 22:13

連続ですみません。
Hi Beckを聴いてみました。ロニーのソロが約2:25、そのあとコニッツとのソロ交換が続き、テーマに戻って終わるという感じで、ベース・ソロはまったくありませんでした。

曲はlady is a trampのサビなしの循環でしょうか?

投稿: 瀬谷 | 2009年1月19日 (月) 22:12

bassclefさん、正解です。
昨日、2回聴いたのですが、ベース・ソロは出てきませんでした。ロニーのソロが終わるとコニッツがすっと入ってきます(笑)
これでスッキリです。

ディスコグラフィではEPの編集ヴァージョンのことはまったく触れられていませんね。

lady is a trampか、今度聴いてみます。

投稿: 瀬谷 | 2009年1月19日 (月) 21:51

瀬谷さん、安心コメントをありがとうございます(笑)
こちらもちょっと心配で、昨夜と先ほど「徳間CD」収録のHi Beckを何度か聴いてみました。Hi Beck~Cキーでいいと思います(と僕もあえて強調する)それでそのCで演奏されているHi Beck・・・どうも曲のコード進行がわりと聴いたことのある感じで・・・はっきりとは判りませんが・・・どうも lady is a trampかな?という気もしました。

同時に、そのCDのHi Beck(7:26秒)を「カットしそうな箇所はどこかな?」というヨコシマな耳で聴いてみました(笑)主役のコニッツのソロをカットするとは考えにくく、そうすると・・・瀬谷さんが仰った~
《ロニー・ボールのソロに耳が行ってしまいますが》このピアノのロニー・ボールか他の箇所かな?と思いながら聴いていくと・・・ありました(笑)これじゃないかな?というところが!ロニーがソロを終えたのかな、どうかな?ていう感じのところから(曲のコーラスのアタマのとこ)(CDの)4:50秒ほどから5:50秒くらいまでが、ベースのソロになってまして、バックでロニーも和音を弾いてますが、べースが4ビートのランニングだけのソロになってまして、これが1分もあり、けっこう長い(笑)(ベースソロの後、コニッツがすっと入ってくる)
まあ僕の方はEP盤Hi Beckを聴いたわけではないので、あくまで推測ですが・・・カットするなら、たぶん「ベースソロ」だろうな・・・と思います。一般的にも、おそらくベースとかドラムのソロとか長いとカットされますから(笑)

というわけで・・・このベースソロの一部(38秒ほど)を削って、EP盤の6:33秒というタイムまで短縮したのではないでしょうか?
瀬谷さん、またお暇な時に聴いてみてください。

投稿: bassclef | 2009年1月19日 (月) 21:15

NOTさん、こちらの「ピッチずれ話題」にも登場いただき、ありがとうございます(笑)
ピッチの一番遅い~つまりキーが低く聞こえる~日本トリオ盤の「音イメージ」をお知らせいただいたわけですが、NOTさんによると《キレがありません》ということです。
キーの違いからくる音の感じっていうのは、けっこう大きいものだと思います。実際・・・(楽器の場合ですが)ギターで言えば、DとかG、それにAなんていうキーが、響きの点からも「よく鳴りそう」です。管楽器にもたぶん「鳴る」キーとそうでないキーがありそうですし・・・。
まあ実際の楽器でのキーが違う場合と、元演奏の録音テープからの回転ズレによる「ずれたピッチ」の場合では、意味合いが違うかもしれませんが、「音というものの響き」みたいな観点からいくと・・・やはりキーの違いで、鳴り方~聞こえかた~感じ方も違ってくるものだと思います。

NOTさんからアラン・ベイツの名前が出ましたが・・・ブラックライオン~アランベイツというと、僕にはなにやら「ヒゲ面」の顔しか浮かんできません(笑)NOTさん、ひょっとしてベイツ氏に良くない印象でもあるんですかね(笑)

こちらも妄想でいくと・・・このベイツ氏が本格的に楽器をやる人(たとえばアルトサックスとか)で、オリジナル10インチ盤の「高いピッチ」が許せなかったのかもしれませんね。そうしてそれを正しいピッチにすべく、ピアノの音に合わせてカッティングしたのはいいが、レコーディングスタジオ(カッティング・スタジオ?)に置いてあったピアノが、年代モノで(スチール弦が緩々(ゆるゆる)になってて)通常より半音近くも低いピッチだった・・・と(笑)まあそんなこともないだろうけど。


投稿: bassclef | 2009年1月19日 (月) 20:36

こんばんはNOTさ、三式です。

申し訳ありません、無実のNOTさんまで巻き込んでしまいました(笑)。
パシフィック・ジャズのEPネタでNOTさんのコメントがよほど印象深かったんですね。
EPネタ=NOTさんって刷り込まれてたみたいです。
でもトリオ盤コニッツのコメントありがたいです。
NOTさん仰るようにここでのコニッツの音、確かに覇気がありませんね?

投稿: 三式 | 2009年1月18日 (日) 22:42

bassclefさん、やはりCでしたか。私もホッとしました(笑)
Hi Beckはロニー・ボールのソロに耳が行ってしまいますが、どこを編集したのか、よく分かりません。

実は昔10インチLPも持っていたのですが、EPと聴き比べたことはありませんでした。

しかし、面白いですね。仕舞い込んでいるモダン系のEPまた聴き始めそうです。

投稿: 瀬谷 | 2009年1月18日 (日) 21:17

こんばんわ。この件には全く参入していないのに三式さんにそのように書かれてしまったNOTです。

でもせっかくですから(笑)・・・・トリオ・レコードの国内盤持っています。皆さんのお話を読んでから聴いたので先入観があったのかもしれませんがご指摘の「HI BECK」も「THESE FOOLISH THINGS」にしても全盛期のKONITZにしてはキレがありませんね。ロニー・ボールのピアノの音も・・・・何か変です。

国内盤ジャケには「RE-ISSUE PRODUCED BY ALAN BATES」と記載されており復刻に際しBLACK LIONのALAN BATES氏が絡んでいたようです(オリジナルはGEORGE WEIN)。そのあたりがいい加減に作ったんではないでしょうか?いや、もしかしたらこの位のピッチの方がSOUND GOOD!と思ったのかも知れません。国内盤には普通演奏時間とか書いてあるんですが、それもありません・・・これも何だか・・・。

投稿: NOT | 2009年1月18日 (日) 21:12

瀬谷さん、三式さん、再びのまたまたコメント、ありがとうございます。
storyvilleのEP盤収録のHi Beck~のタイム(6:33)が、オリジナル10インチ盤のHi Beckと比べても短い!
ここで、シュミットさんが計ってくれた各曲のタイムを以下に掲げてみます。
《「hi beck」を例にとると10"が7:11、トリオ12"が7:56で、ちなみに徳間cdは7:26。いちばん短い「these foolish things」が同順に3:57、4:26、4:08~》

どうやら「半音近く高いピッチ」はずのオリジナル10インチ盤の7:11よりも38秒も短い!ということは・・・ひょっとして更にピッチを上げてるのでは・・・?という疑惑が湧くのも、これまでの流れからみて当然ですよね(笑)

EP盤の「タイム短縮」が、ピッチ上げによるものか、あるいは、三式さんが提示された一部カットなどの編集によるものか・・・?それで、僕の好きなEP盤に関することなので、できればその名誉を守りたいという気持ちもあるので、ちょっと調べてみました。

僕の手持ちの「徳間CD」とは(たぶん)シュミットさんのと同じだと思いますが、3200円定価の時の32JDS-158というやつです。these foolish thingsのほぼE♭キーだったというのを確認したのと同じCDですので、今回も瀬谷さんがくれたヒント[EP盤音源のHi BeckのキーがCのようだ]との比較で類推できそうです。
その[徳間CD]でのHi Beckのタイムは(シュミットさんも書かれたように)7:26秒です。(これ、解説のクレジットとCD機械のタイム表示見てのことです。横着して実際に時計で計ったわけではありません:笑)
その[徳間CD]音源のHi Beckのキーは・・・「C」でした!(these foolish thingsと全く同じように、僕のピアノとでは「C」よりほんの僅かに高い感じですが、少なくとも、B、あるいはB♭ではなかったです。やはり「C」でいいと思います。
38秒も短いEP盤でも「C」、長い方でも「C」・・・ということは・・・つまり、EP盤に収録のために、(時間を短くするために)ピッチを速めたということは・・・なさそうということだと思います。
なので、この<EP盤~Hi Beck タイム短縮>については~たぶん・・・三式さんの「編集説」以下~
《EPヴァージョンは通常ピッチではあるけれどEP規格に収める為に何所かでトリミングしてある》
~が当たってるように思います。いや、僕としては・・・EP盤のピッチが正しい・・・という流れを死守したいのです世(笑)いやあ・・・よかったあ。
しかし・・・今度は、EP盤はどこをカットしたのかな?ということも気になりだしました(笑)

投稿: bassclef | 2009年1月18日 (日) 20:28

瀬谷さん、こんばんは!

>またまた混乱する情報を提供します(笑)

新たな情報ありがとうございます。(笑)

シュミットさん計測の10インチオリジナル盤より速いピッチですか?それはちょっと、、、想像を絶するピッチだと思うのですが・・・。

そこでこういうことは考えられないでしょうか?

つまりEPヴァージョンは通常ピッチではあるけれどEP規格に収める為に何所かでトリミングしてある。

これはもう聴いて確かめるほか方法がありませんね(笑)。

投稿: 三式 | 2009年1月18日 (日) 18:11

またまた混乱する情報を提供します(笑)

試しにThese Foolish Things(EP 403)の時間を計ってみたところ4:12でした。ただし、腕時計によるアバウトな計測ですが、2回とも同じだったので、誤差があっても1,2秒くらいだと思います。

問題はHi Beck(EP 404)の方です。
シュミットさんが紹介した時間よりはるかに短い6:33でした。これも2回計ったので、誤差があっても1,2秒くらいだと思います。
こちらのキーはCでした。実際はB♭?

考えられることは、EPの収録時間に合わせてピッチを早くした?

投稿: 瀬谷 | 2009年1月18日 (日) 17:48

三式さん、今回のLee Konitz At Storyville(オリジナル10インチ盤)の「ピッチ高め」話題の言いだしっぺからまとめのコメントをありがとうございます!(笑)
それから、もうひとつの「新たな情報」として、今回なかなか出てこなかった[米オリジナルの12インチ盤]のthese foolish thingsのタイムも計測していただいてthanksです!おかげで、そのオリジナル12インチ盤~>(Jazztone盤=4分8秒)、12インチ・オリジナル盤=4分9秒~
とのこと。つまりほぼ正常なピッチだったことが判りました。(この曲がE♭キーで演奏された状態を正常だとして)

「正常」ということで、僕も前コメントで書いた~
>「徳間CD」これのthese foolsh thingsを家のピアノでキーを探ったところ・・・CDの音の方が「E♭よりわずかに高い音」~
書いたのですが、そのCDの同曲のタイムは[4分10秒]となってました。Jazztone盤=4分8秒、12インチ・オリジナル盤=4分9秒、これに徳間CD=4分10秒を合わせて、どうやら、この3種は、ほぼ正常(E♭キー)と言えそうですね。
そんなことから以下、三式さんがまとめてくれた状態でいいのではないでしょうか。

《10インチオリジナル盤=半音高い、徳間CD=正常、EP盤=正常、Jazztone盤=正常、12インチオリジナル盤=正常、12インチトリオ盤=1音低い・・・》
ひつつだけ・・・「トリオ盤」の「1音低い」というのは、
(オリジナル10インチ盤よりはたしかに1音低いのですが)
E♭を正常とした場合なら、「半音低い」方が正確ですかね
そうして、これらの「半音」とか「1音」は、Yoさんも「大雑把に」と断わっていたとおり・・・あくまで便宜上の表現ですから、正確にキッチリと半音や全音(1音)のズレがあるということではない~ということは強調しておきたい・・・と思います。
それにしても、これだけの「ズレ」が発生している場合もある~ということは知っておいた方がいいかもしれませんね。いや・・・知らなかった方が幸せかも(笑)
僕は・・・ピッチ正常に近いであろう中から、12インチオリジナル盤よりは安そうなjazztone盤でも狙おうかな(笑)
三式さん、いろいろと、どうもです!

投稿: bassclef | 2009年1月18日 (日) 17:22

申し訳ありません(汗)!
参考にさせてもらったのはシュミットさんの計測結果、そして瀬谷さん、Yoさん、NOTさんのコメントです。
訂正いたします。

投稿: 三式 | 2009年1月18日 (日) 15:55

bassclefさん、こんにちは三式です。
また「ピッチネタ」に舞い戻ってきました(笑)!

結局皆さんのコメントを総合するとこうなりますね。

10インチオリジナル盤=E(正常ピッチより半音速い目)、EP盤、徳間CD,=E♭(おそらく正常ピッチ)、12インチトリオ盤=D(異常に遅い)。

これでいいのでしょうか?違ってたらスミマセン!

実は先日Konitz At Storyvilleの米12インチオリジナル盤を聴く機会がありました。

そこで米JAZZTONE盤と合わせてシュミットさん流に演奏時間の計測をしてみました。

タイトルはThese Foolish Thingsに限りましたがその結果、Jazztone盤=4分8秒、12インチ・オリジナル盤=4分9秒、でした。同じ12インチでもトリオ盤が4分26秒ですから明らかに別物ということになります。
これをシュミットさん計測の結果とNOTさんのコメント総合すると、
10インチオリジナル盤=半音高い、徳間CD=正常、EP盤=正常、Jazztone盤=正常、12インチオリジナル盤=正常、12インチトリオ盤=1音低い・・・

以上のように出ました。

そして以下は僕の妄想です。

「10インチオリジナル盤のピッチ高目は不明。そして正常値を示したものは別として12インチ・トリオ盤については・・・トリオ社がアメリカから12インチ盤マスター・テープを取り寄せたところ、状態があまりにヒドかった為使い物にならなかった。・・・しかし大々的に発売広告を出していたので止めるわけにもいかず、苦肉の策としてディスク・ダビングに踏み切った。そこまではまだ良かったのですがダビングの際何か物理的なトラブルが発生した・・・例えばターン・テーブルのピッチ・コントロール不良、・・あるいは操作ミス・・等、、、で異常に遅いスピードで収録してしまった。・・・ところがそのことには誰も気づかなかった。・・いや気づいていたけど修正しなかった。・・いやそれ以外にもう既にオリジナル・テープが存在しなかったとも考えられます。」

結局世界一遅いKonitz At Storyvilleが誕生!

こんなもんでどうでしょう(笑)

それから最後にもう一つ・・これはトリオ盤を聴いていて気づいたことですがほんの僅かですがドロップ・アウト(音なし状態)が数箇所で確認出来ました。これは何を意味するのでしょうね?


投稿: 三式 | 2009年1月18日 (日) 15:24

Yoさん、またまた「ピッチ・コメント」thanksです!

元々がE♭調で演じられる(ことの多い)these foolish thingsというスタンダード曲が|~[オリジナル10インチ盤では、半音高いE調に聞こえる]に対し、同時期の7インチ盤では、正常のE♭に聞こえる]ということになったわけです。つまり元々の初回発売メーカーであるStoryville盤においてさえ、10インチと7インチの2つの規格で、すでに「半音のズレ」が生じていたことになり・・・ますます「う~ん・・・」ですね。
約1音の低い方へのズレがあるとされる日本トリオ盤(三式さんの提示後、シュミットさんが計ったタイムからの%比からのYoさんのピッチ計算による)が、どうしてそうなったのか? まあここら辺は・・・判りませんね(笑)Yoさんが仰るように、日本側で勝手にピッチを変えるのことはあまりないでしょうね。でも僕が知ってる(あくまで解説書に書いてあったことが真実だとして)ケースでは、バド・パウエルのルースト盤~これを日本コロムビアが発売した時に~ピアニストでもある藤井~氏が、オリジナル盤のピッチはどうにもおかしい・・・なのでここは絶対に(演奏した時のキーの高さである)正しいピッチに戻すべきだ!と主張して、聴感上、正しいキーに直してカッティングした・・・という話しがありました(日本コロムビア盤~バド・パウエルの芸術)
そんな感じで・・・トリオさんが、この「Live At Storyville」の日本盤製作段階で、マスターテープを聴いて、そのピッチの高さに気づいた、例えば楽器に詳しいディレクターX氏が「これは許せん!」とばかり、オリジナル盤から「半音くらい下げるべきところを1音下げてしまった」という妄想はどうでしょうか?(笑)
ちなみに、シュミットさんの計測では中間のピッチだった「徳間CD」これのthese foolsh thingsを家のピアノでキーを探ったところ・・・CDの音の方が「E♭よりわずかに高い音」(もちろんそれはEよりは低い。EとE♭の間のような~つまり4分の1音くらいのピッチ感ズレ)のようでした。もちろん家のピアノは古いですから(基準のヘルツ自体を、20~30年前より若干高めに合わせてあるかもしれない)新しいピアノでは、ジャストのE♭かもしれません。ですからYoさんも「便宜上」正常のE♭よりも「1音高い」「半音高い」と表現されたと思いますが・・・実際のピッチ感ズレは・・・もうちょっと微妙な間隔かもしれませんね。
お家にピアノがある方は、インスト版のthese foolish thingsのあのメロディの最初の音~そこを「ミの♭の黒鍵」を弾いてみてください。ちょうど合えば・・・その演奏はE♭で演じられてます(笑)
なぜ、インスト版かというと・・・ヴォーカル版だと歌い手さんによって、それはもうキー(調)が、ころころと変わるものですから。それこそ歌い手さんがEキーを選ぶことだって・・・ないとは言えません(笑)

投稿: bassclef | 2009年1月14日 (水) 19:43

bassclefさん、瀬谷さんの「シングルはE♭だった」のコメントは驚きですね。そして益々混迷を深め「捏造説」も消えそうになる気配です(笑)
そうなると、やはり気になるのがトリオ盤という事になりますね。生真面目な日本人がマスターテープと違う調に捏造することはありえないと思いますので、何か元々マスターテープに異常があった・・・例えば録音の時のテープ速度が早く回っていたのに気付かず半音低く(Dで)録音してしまった・・・10インチカッティングの時にそれに気がついたが誤って上げすぎて1音高くカッティングしてしまった。シングルカットの時にそれに気がついて適正に戻したが、その後トリオが受け取ったマスターテープは元のままなので、そのままカッティングしてしまった。・・・妄想は膨らみます(笑)

投稿: Yo | 2009年1月13日 (火) 10:38

瀬谷さん、こちらの記事にもコメントをありがとうございます!
storyvilleの10インチ盤:Lee Konitz At Storyville(STLP-304)の<ピッチずれ>の話題・・・これ、三式さんの疑問提示に始まり、皆さんのコメントやりとりを交え、少なくとも、そのコニッツのタイトルについては~<ほぼ半音くらいはピッチ(音程)が高い>ことが判明しました。
その間、コメントいただいた皆さんには改めて感謝です。
そして瀬谷さんも思わずつぶやいた《皆さんの熱心さには驚くばかりです》~これにはまったく同感であります。
もちろんそれは・・今日、この記事にコメントしてくれた瀬谷さんのことも含んでですよ(笑)

ピッチに関しての今回の瀬谷さんの新情報~EP盤:Lee Konitz At Storyvilleでの検証曲:these foolish thingsが「E♭」!
う~ん・・・これも重大な新発見ですね。何が重要かといえば・・・僕はStoryvilleの10インチ盤(少なくともLive At Storyville)での「ピッチ意図的捏造」に気持ちが傾いていましたので、ここで、EP盤も同じ<半音高いE♭>であれば・・・その「捏造説」には都合がよかったのですが(笑)同時代プレスであるはずのEP盤においては、それが(these foolish thingsが演奏される場合に通常のキーである「E♭」という意味で)正しいキーだった!
ここでまた僕は・・・う~んと唸るわけです(笑)10インチ盤と同じタイトルのEP盤の発売時期にズレがあるのかどうか・・・微妙ですので何とも言えませんが(10インチと12インチだと12インチの方が3~4年後の場合が多いように認識している)もしEP盤(このLee Konitz:Live AT Storyvilleの)の方が1年でも後だった場合・・・そこで「ピッチを修正」したということもあり得そうですね。そして、もしそうであれば、僕は、ジョージ・ウエイン氏(Storyville)に対して謝罪しないといけませんね(笑)

投稿: bassclef | 2009年1月12日 (月) 18:44

Lee Konitz At Storyville(EP403/EP404)を持っています。
These foolish thingsはEP403の方に入っているので聴いてみたところ、E♭でした。

しかし、皆さんの熱心さには驚くばかりです。

投稿: 瀬谷 | 2009年1月12日 (月) 13:16

三式さん、またまたどうも!

EとかE♭~いやあ・・・三式さん、ご迷惑掛けます(笑)まあ・・・「ホ長調」か「変ホ長調」かということなんですが、何やら化学記号のようですよね(笑) まあ・・・その記号の方が便利なだけなんです。
「ピッチ」の高い・低い(どちらかにズレがあるとした場合)を検証するには・・・実際の器楽上の調:キー(楽譜のキーの通りに演奏されたとして)と、レコード(音源)から聞こえてくる記録された音のキーとを照合するより他はない~つまり現実の楽器の音と比べるしか方法がないのです。
そうして、なぜ「ピッチのズレ」が問題かと言えば・・・やはり「その音が実際に演奏された音なのか?」を突き詰めていくとすると・・・器楽的にはE♭(ミの半音低い音)で吹いた(であろう)音が、E(ミ)で聞こえては「おかしい」と言えない事もないわけで・・・。これは・・・ひょっとしたらピッチ(音程)だけの問題ではなくて「器楽としての鳴り・響き方」~そうしてそれら全体から得る音楽のニュアンス・・・みたいなものまで意識したとすれば・・・やはり「ピッチのズレ」(半音以上もあるとすれば)はマズイと感じる方も多いかもしれません。
そういう場合・・・僕ならプレーヤーの回転調整で補正して聴きます(笑)
実際、レコードやCDの演奏(音)とピアノの音を合わせる時、(微妙にピッチがずれていることも多いので)その回転調整装置は絶対必要なのです。だから僕が使うプレーヤーはダイレクトドライブでないとダメなんです(笑)

>しかし音楽ってホント・・いいもんですね!
いやあ・・・ジャンルやカテゴリーでそれぞれの好みは違ったとしても、それだけは全く真実です!

投稿: bassclef | 2009年1月 4日 (日) 22:34

どうも三式です。
どうやら謎が解けたようですね(笑)!嬉しいです。
bassclefさん、Yoさん!ありがとうございました。
楽器に親しんでる方は素晴らしい!
僕などただ単に音だけしか聴いてないものですから
EとかE♭とかいわれてもさっぱりです(笑)。
しかし音楽ってホント・・いいもんですね!

投稿: 三式 | 2009年1月 4日 (日) 20:09

>実はLee Konitz At Storyville(STLP-304)10”盤を持っていたのです(笑)~
おおっ、Yoさん!またまたの驚愕コメントをどうもです!お持ちでしたか、件(くだん)の10インチ盤を。そりゃ、話しが早い(笑)
と思ったら・・・もうちゃんとこちらのやってほしいことを敢行していただいたようで・・・素晴らしい!(笑)

>音取りでキーを探ったらThese foolish thingsはEなんですね(たぶん:笑)。一般的にはE♭の曲らしいので、アルト(E♭)でわざわざEでやる事なんて考えられない~

う~ん・・・Yoさん、ご苦労様でした!(笑)そうでしたか!以下~(these foolish thingsが一般的にはE♭キーで演奏されることが多いことを前提とした場合)演奏するキーはもちろん演奏者が任意に変える場合もあるでしょうが、Yoさんも仰るように、E♭をわざわざEにすることは、普通では考えられない・・・と僕も思います。というのも、ピアノやギター、ベース(つまりC基調の楽器)でE♭の曲は、アルト(もともとの高さが短3度高いので)にとってはちょうどCになるわけですから。それをE(アルトにはC♯となる)に替えて演奏することなど、よほどの変人でない限り、まずないでしょう。もし万一、コニッツが器楽上の挑戦としてそのC♯という「困難キー」をチョイスしたとしても・・・おそらくサイドメンが(特にベース奏者)[NO!]と言うはずです(笑)

三式さんの疑問提示から始まって~シュミットさんの3種フォーマット別の時間測定、それからYoさんの実際の音階調査~皆さんのおかげで、どうやらLee Konitz At Storyville(STLP-304)なる10インチ盤の「ピッチが半音ほど高め」なのは、ほぼ間違いない・・・と言っても大丈夫になったようですね(笑)

僕も「捏造説」と書いてしまいましたが・・・もしそうだとしても、あるいは純粋に技術的なミスだとしても・・・それはStoryvilleの問題であって、コニッツ氏とは無関係のことだと思います。
この辺の古い時代の「ピッチ」の問題~何やらパーカーのライブ音源なんかにもけっこうありそうな・・・(笑)

まあ、その1曲を聴いている時、「音楽の流れ」自体は変わらないわけですから・・・音楽鑑賞上には特に問題ないと思います。と言いつつも・・・最近、コニッツのPrestige PRLP-101という10インチ盤を入手したので、なにかそちらもちょっと心配になってきました(笑)

みなさん、面白い話題を提供・演出していただき、ありがとうです!


投稿: bassclef | 2009年1月 4日 (日) 18:47

Vic Fontaineさん、あけましておめでとうございます。いやあ・・Vicさんも「シャンク・アット・ザ・ヘイグ」お好きのようで嬉しいです(笑) あれ、日本ではCDしか出てないようですが、ChoiceのオリジナルはLPのようですね。Vicさん、YoさんはたぶんLPでしょうね。LPも聴いてみたいですね(笑)

>チャック・フローレスの爆裂ドラムとドン・プレルのブンブン・ベースが生み出す強烈なリズムに乗ってシャンクが実に気持ち良さそうにノリノリの演奏~
ホント、そんな感じですね!ドン・プレルというベース弾きは、シャンク関連以外ではあまり名前を聞きませんが、音も大きそうで弾むようなビート感が実にいいのですよ。そういえば「イラストのシャンク」の裏解説に各メンバーとのインタヴューが載ってるのですが、プレル氏がものすごい安い中古ベースを買ってきて、自分で組み立て・調整した~というような述懐が載ってましたね。

投稿: bassclef | 2009年1月 4日 (日) 18:05

bassclefさん、再度失礼します。
実はLee Konitz At Storyville(STLP-304)10”盤を持っていたのです(笑)。数年前買ったとき(安く)盤質が悪かったのでチョイ聴きで棚に置いたままだったようです。この盤だけ聴いた感じでは左程おかしい事は全く無く早いパッセージがカッコいいですよ。そこで私のつたない音取りでキーを探ったらThese foolish thingsはEなんですね(たぶん:笑)。一般的にはE♭の曲らしいので、アルト(E♭)でわざわざEでやる事なんて考えられないので間違いなくマスタリングでテンポアップしていると思います。
もうひとつ考えたのが片面に2曲ぎりぎりだったから短縮したのか?と思いましたが、ランオフは少しは残っていて半音アップしなくても(6%長く)カッティング出来たと思います。ここはやはりbassclefさんの仰る確信犯的ピッチ捏造ではないかと思いますね。・・・となるとトリオ盤の1音下げは何だったんでしょうか??
シャンク話題でVic Fontaineさんが仰るLIVE AT 
HAIG は良いですね。寝そべりカルテットでのアップテンポ部分でのシャンクのアドリブが短い細切れフレーズの繋ぎ合わせだったので「シャンクはアップテンポは上手ではない?」なんて思っていましたがLIVE AT HAIG を聴いてその滑らかでノリにノッたアドリブに見直した記憶が有ります。

投稿: Yo | 2009年1月 4日 (日) 11:27

bassclefさん、あけましておめでとうございます。

大変ご無沙汰してしまいましたが、今年もよろしくお願い致します。
私もバド・シャンクではChoiceの LIVE AT THE HAIG がダントツに好きです。実はクロード・ウイリアムソン目当てで購入したんですが、チャック・フローレスの爆裂ドラムとドン・プレルのブンブン・ベースが生み出す強烈なリズムに乗ってシャンクが実に気持ち良さそうにノリノリの演奏を聞かせてくれてて、私がシャンクに瞠目した盤として忘れられない1枚なんです。
有名な盤でなくってもこーゆースリリングな演奏にめぐり合えることが多々あるのでジャズはやめられませんね!

投稿: Vic Fontaine | 2009年1月 3日 (土) 17:34

あっ、Yoさん、ちょいヒサでした!コメントを同時に2つもthanksです!
>フルートでテーマをしっとりと吹いてその後ギアチェンジしてアップテンポでアルトでアドリブという形があまり好きでないのかもしれません~

なるほど・・・そういうフォームをあまり好まない・・・というのは、僕にもなんとなく判りますね。違う人が出てくるならともかく、同じ人が1つの曲の中で楽器を持ち替える~なにか落ち着きませんよね(笑)お前の本音はどっちなんだあ?てな感じかな。それでいくと同時に2~3本も吹いてしまうローランド・カークは、ますますいけませんね(笑)

コニッツのAt Storyville・・・「ピッチ」の違いのこと、ホントに興味深い事象ですよね。シュミットさんが計ってくれた、2曲/3種(10インチ、日本盤LP、日本盤CD)での「速度のズレ方」に、ほぼ一定性があったので、それが逆に何らかの信憑性があるように思えます。
それにしてもYoさんがその比例を「パーセント表示」したのには驚きましたよ(笑)オリジナル(初出典)であるはずの10インチ盤のピッチが果たして正しかったのかどうか? そしてトリオ製作時にどんな経緯があったのか?
僕の予想(というより気持ち的なもの)では、10インチが正しい~と思いたいのはヤマヤマなんですが・・・おそらくYoさん説(トリオが計測上、正しいピッチに直した)が真実に近いのかな・・と思います。というより・・・Storyville製作陣の「確信犯的ピッチ捏造説」(誰もそんなことは唱えてませんが:笑)に気持ちが傾いています。
しかしそんなことがもし起きていたとすると・・・オリジナルというものの価値にも若干の疑問が(笑)
まあそれは・・・特に楽器をやる人、器楽的な「鳴り方」まで真実を求めようとする方にとっての疑問だと思いますが。
いずれにしても、一度、Storyville10インチ盤の「音」を聴いてみたいですね。

投稿: bassclef | 2009年1月 3日 (土) 17:11

bassclefさん、明けましておめでとうございます。
好きなバドシャンク題にもかかわらず、年末から公私共にバタバタで書き忘れているうちに新しい御題に変わってしまいました。両方に書かせてもらいます。
バドシャンクは私は昔から寝そべりのカルテットよりイラストのカルテットが好きなんです。寝そべりの方にも好きな曲があるのですが、Softly as moning~やLamp is low(亡き王女の為のパバーヌ:ラベル)でもフルートでテーマをしっとりと吹いてその後ギアチェンジしてアップテンポでアルトでアドリブという形があまり好きでないのかもしれません。その点イラストの方はNature boyやAll this and heaven tooとフルートとアルトでその曲をじっくり吹き通すのが好きなんです。シャンクのペッパーと又違った(どちらかと言うとテーマ吹きかな?)ナイーブで繊細な所が好きですね。
三式さんとシュミットさんのコニッツのピッチの話は面白いですね。この手の御題は大好きです(笑)そのレコード持ってないのが残念です。
シュミットさんの測定時間から計算すると
hi beckで言うと10”→トリオ盤が+10.4%、10”→CDが+3.48%
These foolish thingsでは10”→トリオ盤が+12.2%、10”→CDが+4.64%
全音が周波数で12.25%違い、半音が5.95%違う事を考えると大雑把に10”→トリオ盤が1音低く、10”→CDが半音低いという事になりそうですね。・・・オリジナルレコードが明らかにマスターテープと異なるピッチになっている事に気づいての修正でしょうか?CDではオリジナルレコードとあまりに雰囲気が変わってもいけないという事で半音修正に止めたのか?・・・真相を知りたいですね(笑)
・・・今年もよろしくお願いします。

投稿: Yo | 2009年1月 3日 (土) 11:33

おおっ、yositakaくん!元旦コメント、嬉しいです!2009年~明けましておめでとうございます。
コニッツの音色の美しさというのは・・・なんというか独特な「美しさ」で、)限りなく「甘さ」とか「情緒」を排したような、その結果の外見の美しさというか・・・それはある意味、限りなくメカニックな美しさ・・・機能美の美しさ・・・みたいな気配があるように感じております。変な喩(たと)えだと思いますが、それは「食虫植物」の美しさというか(笑)
バド・シャンクの「~カルテット」を入手とのこと。イラストのやつか、それともサックスを前にして横向きに寝そべってこちらを向いているやつでしょうね。どれもいい内容だったと記憶してます。
実はシャンクのCDで、凄いお勧めが1枚あります。ひょっとしてもう廃盤かもしれませんが・・・それは「創美企画」なる会社から1990年頃に発売された[Live At The Haig]というやつです。原レーベルはChoiceのようです。1956年のライブ録音らしいですが、シャンク自身が録音されていることを知らなかった・・・ということです。乗りに乗ったライブ!という感じですよ。
今年もガンガンと、いい音楽を聴いて、なんとか乗り切っていきましょう(笑)

投稿: bassclef | 2009年1月 1日 (木) 23:51

bassclef 君、あけましておめでとうございます。
コニッツやシャンクについてコメントをしようとずっと思っていましたが、できないまま年を越してしまいました。実は、CDではありますが、コニッツとマリガンのアルバムは、大好きな一枚です。コニッツの音が美しいのには驚かされます。また、最初はコニッツを前面に出して支えに回っているマリガン一党が、曲が進むにつれて絡みが増え、見事な競演になっていく構成がまたおもしろい。録音のほうでも考えているのでしょう。
シャンクはなじみがなかったのですが、ブログに触発されて「バド・シャンク・カルテット」を手に入れました。第一印象は、考え抜かれているくせに、それを表に出さず、さりげない絶妙さとして聴き手に訴える。そんな音楽と感じました。紛れもなく名演です。
今年も旧交を温める機会を持ちたいですね。

投稿: yositaka | 2009年1月 1日 (木) 13:14

dukeさん、いつもコメントをありがとうございます。
ピッチ(音程)の問題は・・・まったく微妙なことだと僕も思います。もちろん決まった音程なので、ラ=ラだし、ド=ドのはずなんですが、前に書いたように、基準とするA(ラ)の音のHz数も、20~30年前よりは若干高めになっている~ということです。バンドでやる場合、ピアノに合わせるのが一般的(というより、音程が固定しているピアノに合わせるしかない)だと思いますが、ピアノがいない場合、ギターの方はわりと「高め」のピッチを好む(弦をややキツメに巻く傾向)方が多いようにも思います。
つまり・・・ピッチのずらし方によって(たぶん)音色の質感まで変わってくる~ということだと思うのです。
この辺、dukeさんが挙げてくれた「ジョー・スタフォードの声の質感の違い」~低域・中域・高域のバランスの方が決定的に関係しているとは思いますが、ピッチの調整でも微妙に関係してくるかもしれません。

ピッチがあまりにずれていては、やっぱり音楽になりにくいと思いますが、では「完全」ならいいのか・・・というとそうでもなくて(特に)管楽器や唄では、微妙な、本当に微妙なピッチのズレ具合が(いや、意図的なズラし具合と言えるかも)そのミュージシャンの味わいにもなるのだろうし・・・。
もしもですよ・・・マクリーンのアルトがフィル・ウッズのような正確なピッチだったら・・・ほら、マクリーンではなくなっちゃう(笑)
そんな訳で・・・前回の三式さん発見の「Storyville盤のリー・コニッツ」のピッチが高め~なのは・・・ひょっとしたら・・・そんな音色の質感のことまで意識した(加えて、単純に「スピード感アップ」させたい~というような)操作だった可能性もあるぞ・・・まで疑ってしまう自分です(笑)
dukeさん、こちらのブログもコツコツとジミジミと続けていく所存です(笑)よろしくどうぞ~。

みなさん~いい音楽と共によいお年を~!

投稿: bassclef | 2008年12月31日 (水) 22:31

bassclef さん、今年1年こちらのブログで勉強させていただき、ありがとうございました。

ピッチの違いで盛り上がっておりますね。音が変る要素はレコード作りの行程でよくある話のようです。ジャケ裏でRIAAという文字をよく見ますが、高域は拡張して低域は圧縮した録音特性でカッティングする決まりを表しております。RIAAカーヴと呼ばれているものです。

ジョー・スタッフォードの「Jo+Jazz」は、オリジナル、ソニー盤、ジョー自身のレーベルであるコリンティアンの3枚がありますが、聴き比べるとプレスを重ねるたびに声が若くなっております。多分にコリンティアンは意識的に若返らせたのでしょう。こんなところにも女心が・・・(笑)

今年はこちらのブログから M54 さんが拙ブログにお越しくださいました。輪が広がるのは嬉しいですね。

来年もよろしくお願い致します。

それでは、よいお年を!
そして楽しい Jazz Life を!

投稿: duke | 2008年12月30日 (火) 18:53

おおっ、シュミットさん、労作コメントをどうもです!シュミットさんのこのコメントを見て、僕も三式さんとおなじく
「わお~っ!」と叫びました(笑)
コニッツのLive At Storyvilleを、10インチ盤(304)と日本盤(トリオ)、それにCDを揃えてることも凄いですが、それよりも「ちょっとタイムを計って」と思って、実際にそこまでやってしまう・・・そのことこそが素晴らしい!

>「hi beck」を例にとると10"が7:11、トリオ12"が7:56で、ちなみに徳間cdは7:26。いちばん短い「these foolish things」が同順に3:57、4:26、4:08~

う~ん、なるほど・・・。やはり一番最初の10インチ盤の法が、後年の12インチよりもうんとタイムが短い~ということはピッチが高い~のですね。それにしても(10インチオリジナル盤とトリオ日本盤では、7分の曲で45秒、3分の曲でも30秒も違うんですね。
これは一体・・・? もしかして、Storyvilleというレーベル全般に共通するような物理的ミスなのか・・・あるいは、その「リー・コニッツ盤」だけ「速まったのか」~ライブ録音だけに、例えばそのライブ録音に使用したテープレコーダーの回転調整ズレのような要因のため~
あるいは・・・意図的に「速めた」のか?だとしたらそれは何のためか? 謎は深まるばかりですね。

「ピッチ」の問題はなかなか微妙です。マイルスの「カインド・オブ・ブルー」も、近年になって、「オリジナルのマスターテープの回転ピッチがわずかに狂っていた」という説が浮上して、そのピッチを修正したエディションのCDが出ましたよね。あの辺り・・・そういう指摘がなければなかなか気づきませんし、普通にレコードを聴くだけなら「わずかなピッチの違い」にそれほどの意味はないかもしれないし。(もちろん1曲の途中でピッチが変わっていくのは、気持ち悪いからダメですよ:笑)

それにしても三式さんの「凄み耳」にも驚くばかりです。そんな微妙なピッチの違いに気が付くとは!
ピッチのわずかな違い~それを意識するのは(少なくとも僕は)ピアノとかでその音源に合わせて弾いてみよう・・・とかの場合だけだと思います。私の前のコメントで「LPよりCDの方がピッチが高いことが多い」と書いたのもそんな経験からの実感なんです。
三式さんのこの「新発見」は、素晴らしい!そして面白い!

いやあ・・・本人が言うのもなんですが、このブログ、やっててもホント、面白いですね。
なんと言っても、皆さんのコメントとそのやりとりが素晴らしい(笑)
まだまだ続けましょう!

投稿: bassclef | 2008年12月28日 (日) 00:00

おォ!、わァ!、シュミットさんどうもです!

シュミットさんは両方お持ちなんですか!そりゃ凄い。
そう、そうなんですよ!Hi Beck・・45秒差ですか!
僕もDurationの計測までは考えなかったので、、

しかしその数字には正直驚きました。今までこれほどピッチに差のあるレコードに
出くわしたことが無かったのでずっと気にはなってました。
ところがこの違いに触れた記事やコメントが全くなかったものですから不思議に思ってたんです。

でもシュミットさんの今回の報告でそれがハッキリしました。ほんと、感謝です。ありがとうございました。

投稿: 三式 | 2008年12月27日 (土) 02:11

今晩は、シュミットです。

三式さんがおっしゃってる~Konitz at Storyvilleが、レコード規格によってピッチが違う~について少し........
ホンマ、えらい違いますわ。ちょっとタイムを計ってみました。

「hi beck」を例にとると10"が7:11、トリオ12"が7:56で、ちなみに徳間cdは7:26。いちばん短い「these foolish things」が同順に3:57、4:26、4:08となってます。テープ編集でソロをカットしたり、短縮したりして、演奏時間のちがうケースはよく見かけますが、これはそういうのじゃなさそうです。

物理的にどれが正しいピッチなのかはわかりませんが、聴きくらべた感じでいうと、トリオ12"がいちばん自然で、10"はどこか上すべりしてるような感じがしないでもありません。
三式さんは10"に違和感を感じて、手放されたようですが、すごい見識で感心しました。
わたしなど、聴きくらべて、「そういやちょっと感じが違うなー」、タイムをとって「これは違うはずや」。こんな感じです。
しかし、これまで後生大事に聴いてきたこの10"オリジナル(?)が色褪せてみえてきたのには参りました。まあ、これはジョークですが。

すこし早目ですが、bassclefさん、そしてコメンテーターのみなさん、来る年もよろしく!  このブログは面白くて勉強になります、ホンマ。

投稿: シュミット | 2008年12月26日 (金) 21:56

せんりくん、三式さん、またまたコメントをthanksです!
10インチ盤の「海岸コニッツ」をお持ちとは・・・せんりくん、それは羨ましい・・・いや妬ましい(笑)
当方のコニッツのstoryville音源はCDのみ。残念です(笑)それでも気を取り直しながら、コニッツCDを探すと「海岸」(紙ジャケ)が出てきました。聴いてみると・・・録音年が古いこともあってか、確かにそれほどいい録音とは言えない感じでした。やっぱりバラードのskylarkとeasy livingがよかったですね。
どうもコニッツのstroyville音源は、収録曲目が10インチ盤と12インチ盤、そして近年のCDの+トラックも入り混じってしまって、判りにくくなってますよね。徳間のCD3枚では収録曲が微妙に重なっていることもあって、僕自身、「あれれ?」となってました。
三式さんが直前のコメントで説明してくれたように、一度、10インチ盤を整理しておくと便利かもしれません。どれも持ってないのにねえ(笑)

てなわけで以下~
<コニッツのStoryvilleレーベル~3枚の10インチ盤>
Lee Konitz At Storyville(STLP-304)1954年ライブ
~真っ黒なジャケットにコニッツの上半身が浮かび上がってるやつ。コニッツの顔がジャケットの右上辺り~
このライブ盤だけは、ベースがパーシー・ヒース。

Konitz(STLP-313)~「青の海岸」1954年スタジオ
easy livinとskylarkはいい。

Lee Konitz In Harvard Square(STLP-323)
「緑の蔦(つた)1955年スタジオ~バラードで演るshe's funny that wayがいい。

この3枚の後に、12インチ盤のAt Storyville(STLP-901)~こちらのジャケットは「紫色」でコニッツがアルトを吹いている。コニッツの顔がジャケットの左上辺り~が出た時に304番のにいくつかの追加曲を入れたんでしょうね。その辺り、徳間のCDの解説のデータが不十分で、僕もはっきりと判ってません(笑)
この際ってんで3枚ともCD、完全聴きしました。やはり・・・本記事で書いたように「コニッツはライブの方がいい」という感想を改めて強く持ちました。それは・・・よく判りませんが、スタジオ録音のものは、なんとなく堅い感じがあって、それはコニッツのアルトにも感じますが、それよりも、ベース(ピーター・インド)とジェフ・モートン(ds)のリズムセクションが、どうにも単調な感じもあって・・・バンド全体として魅力が薄い・・・という感を持ちました。だから「ライブ盤:At Storyville」では、パーシー・ヒースのベースがグイグイッとビートを出していて、それが僕にとっても意外なこともあり、とても新鮮でした。
だから・・・私的には「海岸のコニッツ」は、ジャケットだけの名盤かもしれません。それでもいいですけど(笑)

せんりくん、三式さん、お2人の手持ちと僕のCDを集めていつかまた「ピッチ(音程)の確認」ができるといいですね(笑)

投稿: bassclef | 2008年12月22日 (月) 21:24

どうも、せんりくんさん!ちょっと変ですね(笑)。
では「せんりくん」とさせていただきますね。
Storyvilleのコニッツに関してのコメント感謝です。
せんりくんの仰ってるコニッツ盤はブルーの10インチ盤、所謂「海岸のコニッツ」っていうスタジオ録音のやつですよね?トリオから出た12インチ盤は確かに仰ってるその音源も片面に収録されておるのですが今回僕が言ってるのはそちらではなくて反対面に収録されてるボストン・Storyvilleでのライブ演奏4曲’HI BECKーTHESE FOOLISH THINGSーSOUND LEE-SUBCONSCIOUS LEE’。つまり10インチ盤で言うと「真っ黒なジャケットにコニッツの上半身が浮かび上がってる方のやつ」といえばお分かりいただけると思います。そのあたり僕の表現に不十分な点がありました。お許しのほどを!それから寺島氏のコメントがどちらの演奏をさしておっしゃってたのか分かりませんが、僕の古い記憶を思い起こすとライブ盤の方については10インチオリジナル盤のほうが遥かにジャズのvivid感があったように思います。

投稿: 三式 | 2008年12月21日 (日) 22:36

せんりくんです、再び、こんにちはです。
at storyville 10インチ“海岸のコニッツ”持っております。とはいえ、ぼくのはジャケットの背、上、底にテープが貼られているというしろものでして。さらに、家に帰って気付いたのですが、どうもジャケットが日焼してしまっているのか、 このstoryville 拠点ボストン海岸(でしょうか)の早朝の風景(もしくは黄昏時)その本来の淡い色調が飛んで、ドラマ性を欠いたただの闇中の海岸になっております。(う〜ん、涙)
それはさておき、国内盤とを聴き比べて、三式さんの仰るところのピッチの違い御報告したいところではありますが、ぼくの場合、この国内盤持っていない・・・。残念であります。
ですが、この盤のほかに96年に出た紙ジャケのCDを持っております。その解説を寺島氏が書いているのですが、それによると“30センチのトリオ盤とオリジナルの10インチの音質を比べてみた。余りの相違に一驚したのである。トリオ盤の音質はまったく見事の一語につきる。いまでいうところの透明感があり、ベースがぐんと気持よく浮き出てその上にコニッツのアルトが軽々と乗った音の形だ。〜そのかわり、音楽の勢いとエネルギーは少なくなっている。どっちを取るかの問題なのである。オリジナル盤はガサツだが、力はある。〜”と書いています。この寺島氏の解説、三式さんのピッチのお話、それらを合わせ、どうやらトリオ盤とオリジナルの10インチの音質では明らかに質感が異なるようです。
ぼくは、ジャズのレコードはオリジナルも国内盤も同じように好きなので、30センチのトリオ盤にも強い興味が湧いてきました。ぜひ、聴いてみたいと思っています。
あと、海岸のコニッツには色違いの7インチが2枚あるのですが、それらもできることなら手に入れて、手持ちのこの10インチ、紙ジャケと並べて棚に飾って贅に入りたい。
でも、“闇中海岸のコニッツ”じゃダメか・・・。(笑、そして涙)

〜せんりくんと私とはジャズ絡みでは同じようなことをやってるようなのですが、

ぼくとしても、夢レコのバックナンバーを見る、読むにつけそれを強く感じる次第です。

投稿: せんりくん | 2008年12月21日 (日) 11:48

どうも、bassclefさん
またまた三式の戯言にお付き合い戴き恐縮です(笑)。
>ごく一般論なんですが、同じタイトルのLPとCDを比べると、たいていCDの方がピッチが高いことが多いのですよ。

LPとCDの物理的特性:そういうものなんですか?知りませんでした。

まぁそれはそれで置いておいて、'at storyville 'に関してはまず最初にJAZZTONE盤、次に10インチオリジナル盤、最後に12インチ国内盤の順に購入したので同時に3タイプ所有してた時代がありまして最後の国内盤購入時には歴然としたピッチの違いを耳で感じてました。その後必要なくなった10インチ盤を処分しましたが今はチョッピリ後悔してます(笑)。

今現在僕には10インチ盤と国内盤を聴き比べする術はないのですがブログをご覧の方で聴き比べ可能な方は一度お試しください。

投稿: 三式 | 2008年12月18日 (木) 02:16

三式さん、またまたどうもです!

僕の方はコニッツに興味を持ったのがけっこう遅くて、ちょうどその頃、それまでより安い価格のCDが出始めてまして、コニッツの「ストーリーヴィル」レーベル音源は、徳間音工から出たいくつかのCDしか持ってません。蔦(つた)のジャケットの「ハーバードスクエア」が出た時は嬉しかったですね。「蔦」や「海岸」・・・あの辺の10インチ盤、欲しいですね(笑)
ストーリヴィルの手持ち音源、いくつか聴いてみました。CDではオリジナルの10インチ盤収録曲を、なにやら変な風に(セッションごとかな?)組みなおしているようで、もともとのAt Storyvilleとは違う収録かもしれませんが、ベースがパーシー・ヒースのセッション(ライブ)の方がうんとよかったですね。if I had youでは、珍しくもパーシー・ヒースの長いベースソロも聴けて、その張り切った音色にちょっと驚きました。ヒースという人があんな風にソロを取るとは思ってませんでした。(MJQを全く聴いてないので、知らないのです)

そのKonitz at Storyvilleが、レコード規格によってピッチが違う~
いやあ・・・それもなかなか興味深い話しですね。
>ピッチが速い順に並べると・・10インチ盤ーーJAZZTONE盤ーー国内盤~
オリジナルの10インチ盤が、一番ピッチが高い・・・う~ん・・・そうなんですか。ちょっと意外な感もありますね。というのは、ごく一般論なんですが、同じタイトルのLPとCDを比べると、たいていCDの方がピッチが高いことが多いのですよ。4分の1音~(ほとんど)半音くらい高いこともあったりします(これ、特にCDの初期かもしれません)
現代のピアノの調律も1950~1960年代にくらべると、何Hzか高く合わせている(真ん中辺りのA音(ラの音)を440Hzから444Hzだったかな?)傾向とのことです。
いずれにしても、Storyvilleのオリジナル10インチ盤・・・コニッツのアルト音色がどんな具合か・・・ぜひ聴いてみたいものです。

投稿: bassclef | 2008年12月17日 (水) 22:58

せんりくん、コメントthanksです!いやあ、せんりくんも「急性パーカー毒」にやられたようですね(笑)
>恐るべしチャーリー・パーカー!(笑)~
まったくです。
そしてリー・コニッツ絡みでおもしろい偶然がひとつ。以前にも書いたのですが、せんりくんと私とはジャズ絡みでは同じようなことをやってるようなのですが、パーカー毒にやられた僕らはどうやら同じような処方を(無意識的に)求めたのか・・・当方もちょっと前に本当に久しぶりに「クールの誕生」(ライブ盤のCDとcapitolのLP)を聴いたのですよ。
アルト吹きの友人とコニッツ話題になり「短いけどいいソロが入ってるよ」ということで「クールの誕生」を取り出したわけです。もうひとつは1951年に、コニッツ、マイルスが共演した4曲yesterdaysやezz-theticなど(presitge)も
聴きました。
>何より、誰よりパーカーの強烈の音を浴びていたのはマイルス自身だった~
うんうん・・・なるほど! そうなんですよね。「パーカーは凄い」なんていう当たり前のことをレコードという記録からでもガンガンと伝えられてしまっているわけですが、マイルスにおいては(他の同時代ミュージシャンもだけど)、何年もバンドを組んでいたわけで、連日連夜、あのパーカーの生のアルト(当たり前か!:笑)の音を浴び続けていたわけで・・・そりゃあ・・・レコードからのわずかな残留毒性に比べたら、そりゃあもう圧倒的な・・・。
そこへ「コニッツの音色」が!強烈にカウンターになったんでしょうね。
そんなことも考え合わせると、コニッツとマイルスの共演の音源もますます興味深く聴けてしまいますね。prestigeの4曲は、コニッツのアルト音色とマイルスのペット音色のクールさ、暗さ、ほの温かさの加減がいい具合に溶け合っているよで僕はけっこう気に入ってます。
コニッツという人の独特な個性というのはというのは・・・ギルエヴァンス絡みで言えば、クロードソーンヒル(columbia)でも、後のギル・エヴァンス名義の「ビッグスタッフ(ギル・エヴァンス&テン)」などで、ここぞッという短いスポット場面でうまく生かされていたように思います。マイルスもギルもそんな独特の色彩感~無色透明に近いような淡い色合いなんだろうけど、周りとの対比においてキラッと光る感じ~をコニッツのあのアルトの音色に求めたのかな・・・とそんな気がします。

リッチー・コールの「アイ・ラヴ・ルーシー」・・・う~ん・・・知りません(笑)
実は前回、パーカー絡みでリッチー・コールを軽い方の代表に挙げてしまったので、コール好きからガンガンと非難が来るかな・・・と身構えていたのですよ。
リッチー・コール好きの方、すんませんです(笑)

投稿: bassclef | 2008年12月16日 (火) 00:24

bassclefさん、またまた今晩は。

サイケおやじさんのブログ紹介どうもです!
そうです!多分この映像のはずです。ストックホルムだったんですね。いま手元にあるのは20年ほど前に映像コレクターのTさんから頂いたVHSテープのもので現在手に入るDVDよりは画質も格段に悪いとは思うのですが当時はそのモノクロ画面が妙に迫力があってしかも登場する面子がコニッツ、エヴァンス、ドウソン、ぺデルセンですからね、目が画面に釘付けになりましたよ!それにしてもサイケおやじさんの映像紹介にしても、dukeさんの理コニッツ命名にしても、シュミットさんの即座のサウンド・エフェクト説など、そして勿論bassclefさん本当に皆さんジャズがお好きなんですね!
三式の「コニッツのハミング騒動」、こんな戯言に反応して戴き、ただ、ただ感謝です!!思い出せばコニッツとの出会いは遠く高校2年の頃に遡ります。2歳上の兄が友人から借りてきた数枚のLPの中にあった{Very Cool}というVerve盤、それをオープン・テープに録音して何度も聴いたものでした。ただジャズの知識がまるでない自分がそれまで持っていた「ジャズは黒人」というイメージとは随分と違ったものでジャケットに写った一見セールスマン風のコニッツが一層その落差を感じさせるものでした。それから数年後にリアル・タイムで買ったコニッツ盤が今回問題のCAMPIの2枚だったんで、これまた{Very Cool}とはまるで違ったコンセプトの作品でこれを聴いた時の戸惑いたるや相当なもので愛聴盤にするどころか永久に封印してしまいたい盤の要素を多分にもった迷盤でありました。ところが今回この迷盤を夢見るさんのブログがきっかけで聴くことができて、もしかすると永久に記憶に残る謎の名盤になるかも(笑)?・・・

ところでコニッツ盤ついでにもう一ついいですか?

みなさんは名盤と言われるKonitz at Storyvilleをお持ちだと思うのですがこのレコード、僕が持ってるトリオレコードの国内盤、廉価版JAZZTONEの米盤、そして僕は持ってないのですが10インチのオリジナル盤、それぞれピッチが違うのをご存知でしょうか?一聴して違いが分かるほどです。ピッチが速い順に並べると・・10インチ盤ーーJAZZTONE盤ーー国内盤になります。

投稿: 三式 | 2008年12月15日 (月) 23:12

>そこはコニッツ、理論的であります。なるほど「理コニッツ」という名前でした~
ガッハッハ!いやあ・・・北のdukeさん、こりゃ最高です!
よくこんなサウンド駄洒落に、しかもちょっとした意味有り気な・・・いや、軽い皮肉を込めたような(笑)言葉を思いつくものです。それにしても、そういう音源までチェックしている~そのことにはもっと驚いてしまいます。シュミットさんへの返事コメントにも書きましたが、まあこの辺のみなさんは・・・普通のジャズファンではありませんね。
これはもちろん尊敬の念を込めての発言ですよ(笑)

dukeさんの「デュークのアドリブ帖」~今回はデイブ・マッッケンナでしたね。いやあ・・・渋い!マッケンナ・・・あまり持ってないですが、聴いてみてまたコメントしますね。

投稿: bassclef | 2008年12月15日 (月) 00:05

三式さん、コニッツの「謎のハミング」~興味深い話しになりましてthanksです!この辺り、やっぱりコニッツらしいエピソードとも言えそうですね。それにしても、三式さん始め、みなさん、よく聴きこまれてますね。

>bassclefさんをさしおいてのコメントお許し下さい~
いやあ・・・まったくの「無問題」です。興味を引く話題になったら、あるいは反応コメントへのお返しなど・・・もうどんどん自由にコメントしてくださいね。だって・・・ジャズは・・・レスポンスする音楽でもあるのだから(笑)

>ヨーロッパライブでコニッツ、エヴァンス、アラン・ドーソン、N.ペデルセンの共演ではないか?~
そうです、そうです。CDとかになる前に、uniqueとかmoonという海賊盤のようなレーベルから出ていた音源だったと思います。とか言ってますが両方とも未入手なんです(笑)

>コニッツがペデルセンを「ニュー・ボーイ」って紹介するんです~
その辺、面白そうですね。そしてその場面の映像もあるそうですね。実は僕もよく見る<サイケおやじさん>という方のというジャズのブログに、将にその音源の映像DVDの紹介がありましたよ。アドレスはこれです。http://blog.goo.ne.jp/8823blue/e/000843e014037ec0ff8a12312e165cdc

サイケオヤジさんも、やはり三式さんと同じ場面~「new boy!」に注目して「苦笑い」と表現しておられました。65年~68年頃のペデルセン・・・これはサイケおやじさんも強調されてましたように、本当に「凄い」ですね。僕はあまりジャズの映像には惹かれませんが、それでもYou Tubeで見た、ロリンズとのベデルセンのぶっとい音と鋭いビート感には・・・参ってしまいました。
彼は「巧い」だけなんかじゃなく・・・本当に重い音とビート感を持ったベース弾きだったんです(と思う)

いやあ・・・三式さん、こちらも脱線したようです(笑)


投稿: bassclef | 2008年12月14日 (日) 23:55

せんりくんです、こんばんは。
前回チャーリー・パーカー、一夜づけのようにして集中して聞きまくった後の疲れでしょうか。しばらくジャズを聴くにもなれず、音楽を自分の稚拙な言葉で語ることも空しく、図書館で借りた落語のCDなんかを聞いておりました。いや、何はともあれ、恐るべしチャーリー・パーカー!(笑)
さて、そんな図書館の帰りがけに、返却された書籍CDの棚にマイルス・デイビスの「クールの誕生」を見つけたのですが、実のところこの歴史的名盤に正直それほど興味も持てずにいたのです。しかし、なぜか、この出会い方をして妙に惹かれるものを感じ、どんなものかと借りて見たわけです。そして、短いながらもリー・コニッツのソロが、ススーッと出てくる辺りで、そう、その“肌理の細かい大理石に触れた時の冷ややかさを感じ”、こうして、ぼくの思いも今回の夢見るレコードの記事に繋がったというわけです。(笑)
で、何より、誰よりパーカーの強烈の音を浴びていたのはマイルス自身だったということに当り前ながら気付くことに。観客の人いきれにむせ返る連夜のライブセッションで、レコーディングならば同じ曲の延々たるテイクのくり返しの中に。アンチ・ビバップ云々、そんなマイスルがリー・コニッツのアルトの音色を自身名義のレコード・セッションで強く求める。そんな気持をどこか良く分かるような気がします。
パーカーとは別の個性を見いだそうとするマイルス、ある意味この頃からすでに自らのスタイルを持っていたと言えるリー・コニッツ、このバンドに影響を与えた当時のビック・バンドのなかの特異な存在としてのクロード・ソーンヒル楽団の存在。「クールの誕生」名付け親としてのピート・ルゴロ、サムシング・クールはもちろんですが、美女にボンゴを叩かせている怪しいジャケットのレコードもあり、ぼくには変なオジサンのイメージも。(笑)そして、これらを結び付けるギル・エヴァンスの存在。そして、思うことは、bassclefさん同様、ジャズはやはり個性、個性の歴史なのだと。

「アイ・ラブ・ルーシー」のテーマ曲を、なんのてらいもなく、脳天気にカヴァーしてしまうリッチー・コールの大胆不敵さ、ここにもどこかその白痴美が生きているようで。そういや、リッチー・コールも白人アルト奏者でしたね。(笑)

またしても、ジャズはまだまだ面白い、いや、まったく、その通りです。(笑)

投稿: せんりくん | 2008年12月14日 (日) 21:51

シュミットさん、いつもコメントをthanksです。
三式さんコメントの「謎のハミング音」に鋭い反応をいただき、感謝です(笑)
いやあ・・・それにしても、三式さん、シュミットさん、それから北のdukeさん。皆さんが、リー・コニッツという<聴いててあまり楽しいとは言えない:笑>アルト吹きの1960代後期のこんなレコードまでディグしているというそのことに・・・僕は驚いてしまいます。
シュミットさんとdukeさんの観察によれば、どうやらコニッツはアンプに通した音を、たぶん・・・(ギターの人がよく使う)「ディレイ」(アンプに入れた音を遅らせて出す。その遅らせ方は微調整できる)という装置を使ったのでしょうね。当時だと、たぶんギターの人がそれを使い始めていたので、その様子を横目で見ていたコニッツがその効果を面白がって試したみた・・・というのが僕の妄想です(笑)

>half note live~そういえば、コニッツとエヴァンスの共演ではこちらの方が元祖盤でしたね!この音源・・・だいぶ昔は、revelationなるレーベルからウオーン・マーシュ名義として出てたようです。エヴァンス目当てでだいぶ探したりしましたが見かけたのはたった一度、それもやけに高価で手が出ませんでした。それでシュミットさんが挙げてくれたVerveレーベルから2CDで、ようやくその「音」を聴けるようになりましたよ。でも・・・あまり聴いてません(笑)エヴァンス目当ての人間にはエヴァンスのソロがやけに少ないし、しかもそれが途中でフェイドアウトしたりして、おもしろくないのですよ(笑)
その絡みでもう1枚・・・Lee Konitz Meets Jimmy Giuffure(verve) というのが在りました。これは正規盤でhalf noteのライブ盤と同じ1959年5月録音とのことです。

コニッツの蒸留水のようなアルトの音色とビル・エヴァンス・・・一見、相性がいいように思えますが、実はそれほど合ってない・・・というのが僕の思い込みです。というか・・・コニッツ側からエヴァンスに対して「こういう風に弾いてほしい」みたいな要請~あるいはエヴァンス自身の思い込みがあったような感じ・・・に聞こえます。

みなさん、面白い話題をthanksです!このコメント欄~どしどし、楽しい場外乱闘(あっ、dukeさんとこのマネだあ:笑)の場になるといいですね。

投稿: bassclef | 2008年12月14日 (日) 21:04

bassclef さん、皆さん、こんばんは。

campi 盤が話題とは嬉しいですね。三式さんがおっしゃってるハミングは、シュミットさんがご指摘のようにアンプリファイアされたアルトを吹いているのでしょう。この時期、コニッツはフリーとエレキに異常な関心を示しておりましたので、実験的な試みだったと思われます。

アンソロポロジーやラヴァーマンは2テイク取っておりますが、全く違うアプローチで驚かされます。いかにフリーに近づこうとも、そこはコニッツ、理論的であります。なるほど「理コニッツ」という名前でした。(笑)

投稿: duke | 2008年12月14日 (日) 19:37

bassclefさんをさしおいてのコメントお許し下さい!

シュミットさん、貴重なご意見有難うございます。
仰るとおりかもしれません。サウンド・エフェクトを使ってのサックス録音、「なるほどなあ!」と思います。
よく考えてみればあれだけ正確無比なゴースト効果ともいえる「ダブらせ」はハミングでは不可能なように思います。
シュミットさんが仰るアンプリファイアーされたアルトサックスの写真、僕も確認できました。

それとbassclefさんが仰ってたビル・エヴァンスとコニッツの共演、’65年のヨーロッパライブでコニッツ、エヴァンス、
アラン・ドーソン、N.ペデルセンの共演ではないか?と・・・。間違いかもしれませんが。・・・

もしそうだったらその中でコニッツがペデルセンを「ニュー・ボーイ」って紹介するんです。それに反応したぺデルセンのムクれた表情がオモシロイです。

脱線してスミマセン!

投稿: 三式 | 2008年12月14日 (日) 14:39

こんにちは、シュミットです。

三式さんがおっしゃってる、コニッツcampi盤の「ハミングらしき音が聴こえる.....」について少し.....

たしかにこのcampi盤のコニッッのサウンドはちょっとヘンですよね。なんかアルトのサウンドにゴーストがつきまとってるような感じです。
これは多分、コニッツがアンプリファイアされたアルトを吹いて、わざとこういうサウンドにしてるんじゃないでしょうか。campi盤の内ジャケ写真にはアルトのマウスピース付近にそれらしきラインをくっつけて吹くコニッツが写ってます。
わかったようなコメントしましたが、もし、コニッツがホントにハミングしてたら、三式さん、スンマセンです。
このcampi盤は少々ムツカシイところがありますが、私は嫌いじゃないです。もうひとりのハードボイルド・コニッツが聴こえてくるようです。

それとbassclefさんがおっしゃってるエバンスとの共演盤ってのはverveのhalf note liveのことでしょうかね、このliveなら59年ということなんですが.....  このコニッツは吹ききっていて、これもいいんですよね。


投稿: シュミット | 2008年12月14日 (日) 13:46

三式さん、コメントをどうもです!
手持ちのコニッツをいろいろと聴いてもらったみたいで恐縮です。
挙げていただいたマーシャル・ソラールとの共演盤~
European EpisodeとImpressive Romeは、僕の方、全くの未聴ですが、そのハミングのように聞こえる「微かな唸り声のコニッツ」・・・なかなか興味深いですね。2枚とも1968年録音らしいですが、「ハモってるように」まで聞こえるのであれば・・・その頃のコニッツは、意図的にそんな吹き方にトライしていたのかもしれませんね。
あるいは・・・録音場所の反響の具合、マスターテープのわずかな転写~そんな物理的な要因でアルトの音の輪郭が滲(にじ)んでしまった~てなことは・・・ないでしょうね(笑)
その頃のコニッツの海賊盤で、ビル・エヴァンスとも共演しているのがあったと記憶してます。チャンスがあったら、その2枚も含めて、60年代後期コニッツも聴いてみたいと思います。

投稿: bassclef | 2008年12月12日 (金) 23:26

こんばんは、bassclefさん!三式です。

パーカーから白人のB.シャンク・・L.コニッツへ。・・・いい流れですね。
そこで僕もちょっとコニッツを聴いてみることにしました。すると随分と久しく聴いてないコニッツ盤を思い出しましてね!
買ったのが僕がまだ学生の頃で。・・イタリアのジャズ・プロデューサーGIGI CAMPIの自身のレーベルCAMPIから出された・・一つはKONITZ-SOLAL / European Episode、もう一つがKONITZ-SOLAL / Impressive Romeと題された2枚のLP。
久しぶりでちゃんと聴くことになりました。1枚目からスタート、・・1曲目COLLAGE ON STANDARDS、随分フリーなアプローチでコニッツとソラール、お互いが手の内を探り合ってるような印象、、2曲目DUET FOR SAXOPHONE AND DRUMS, AND PIANOもまた然り!。3曲目がパーカー/ガレスピーのANTHROPOLOGY・・これは全くバップ・イディオムでの演奏でちょっと安心(笑)!

でもここでコニッツのアルトの音がちょっと変なのが気に成りました。
何というかアルトがハモってる風にダブって聴こえるのです。
そこでスピーカーの近くに寄ってみると、どうやらコニッツがハミングしながら吹いてるようなんです。
いや、そんな風に聴こえるのです。そしてB面のROMAN BLUES になるとそれが一層顕著に!

2枚目のKONITZ-SOLAL / Impressive Romeでもやはり同じで・・・、
そこで僕が持ってるコニッツの全作品を聴いてみたのですが
ハミングらしき音が聴こえるのはこのCAMPIの2作品だけでした。

ピアノ奏者はよく唸りながら演奏しますがSAX奏者の例は聴いたことがなかったもので。

コニッツは意識的に口と鼻で2重奏やってるんでしょうかね?

以外なコニッツを聴くことになりました。

投稿: 三式 | 2008年12月12日 (金) 04:28

ああ、北のdukeさん、いつもコメントをどうもです。
>コニッツをお聴きなるとは意外~
いやあ・・・そうなんですよ。自分でも意外な感じがあって・・・もともと好きなタイプではないはずのアルトなんですが・・・たまにあのアルトサウンドを耳にすると、妙に気色いいんですよ(笑)それと、ひと時、僕のアタマがパーカーに占拠されてしまってまして、僕の脳細胞のやつが一斉蜂起して「反パーカー」の狼煙を上げたのかもしれませんね(笑)
まあ・・・いろんなジャズを聴きたい、楽しみたい・・・ということで・・・。
モンクを大好きだけどエヴァンスも聴く。パーカー好きだが、コニッツも悪くない。そんなでいいのだ!という開き直りですかね。
そのリー・コニッツの18分のチェロキー・・・聴いてみたいような聴かない方がいいような(笑)

投稿: bassclef | 2008年11月30日 (日) 20:40

bassclef さん、こんばんは。

コニッツをお聴きなるとは意外でした。非スウィングで Very Cool、バップ一辺倒のファンからは敬遠フォアボールの代表みたいな人ですからねぇ。私は音楽理論は門外漢ですが、バップを理論的に奏でるコニッツを聴くと、なるほどこれがバップ理論なのかと妙に肯くものがあります。難解でありながら実は分かり易いホーキンスの宇宙理論のようなものです。

Steeple Chase 盤のソロアルバムで、Cherokee を18分間延々と吹いておりますが、けっこうこれが面白い。おそらくはパーカーがソロで吹くとこんな感じかなぁと思える閃きのある展開です。急速調がお好きな bassclef さんは欠伸が出るかもしれません。(笑)

投稿: duke | 2008年11月29日 (土) 23:24

おお、Musashi no papaさん。ちょいヒサでした。コメントをthanksです!
今回は・・・なんとなく「白人アルト」になってしまいました(笑)前回のパーカー記事で、どうやら僕のアタマがパーカーのアルト音でいっぱいになってしまい・・・その圧倒的凄さを充分に実感しつつ・・・しかし「ジャズは個性だ。だからいろんなアルト吹きがいるのだ」という当たり前のことを思い出して、それで好きなアルトのバラードのことになりました。アルトという楽器の、独特の輝き、艶やかさ、ちょっと湿ったような感じ、いや、そんな「湿り気」を全て排除してしまったようなコニッツの音色・・・そんな質感を僕に感じさせてくれたいくつかのPacific盤~その辺りのことを強引に「白人アルト」でまとめました(笑)
僕らジャズ好き、レコード好きは、とにもかくにもいろんなミュージシャンのいろんなレコードを、一人でも一曲でも多く味わいたいですよね。それで・・・自分にとって「本当に好きな演奏」というのが、少しづつ積み重なっていくという・・・ジャズ人生なわけです(笑)

投稿: bassclef | 2008年11月24日 (月) 22:47

bassclefさん、ご無沙汰しております。僕的にはJAZZはSAXなのでまた書き込みをしてしまいました。ピアノやいろいろな楽器のJAZZも素晴らしいと思うのですがSAXって例えばパーカーの吹いているSAXをその場で他の人が吹いても同じ音は出ない。それはその人の口や舌や指の使い方また息の出し方によって音は変わってくる、SAXこそJAZZによく合う楽器と言えるでしょう。当然黒人と白人では味わいも違ってくる。今回は白人アルトということ黒人アルトはさておき、白人のプレイヤーが取り上げられていますね。100人のJAZZファンがいれば好きな好みが100あるわけで各個人の好みは千差万別なのも当然のことですね。挙げられた中で好みをあげていくと誰もが好きなのはやはりペッパーでしょう。彼の演奏の安定感は素晴らしい。その他で列挙していくと僕的にはハーブゲラーの音は大好きですね。彼のバラードは素晴らしい。その次はマリアーノ。レフトアローンの音は本当に美しい。次はレニーハンブロ彼のスローもまたGOOD。コニッツ、マクリーン、ヒィルウッズもいいけれどジェリードジオンなどはいま2でしょうか。ピーターキングも良いけれど今回はUSA以外はさておいて、アルトはアルトらしくテナーに近い音のアルトって.....です。やはりアルトはあの音が命だから。レコードと曲を挙げていくのはこのブログではお釈迦様に説法なので省略します(笑)。最後にSAXを吹いていて乗ってきて自分で酔っているようなプレイヤーはあまり感心できない。やはり乗りも大事だが節度をもって吹き抜ける奏者こそ1流のような気がします。早い指使い、大きな肺を持っていてバリバリに吹くことが出来ても、押さえてゆっくりとバラードを吹く時本当のいい音が出てくる。けれど奏者にはきついし、なにより楽しくない(笑)。だからレコーディングはアップテンポとスローが混ざってる。スローばかりだとかなりきついものだから。まあプレイヤーも人間だから、そこそこでおさめる時もあるし乗っていく時もある。そう考えるとレコードを作るっていうことは大変なことなんですね。裏方さんに脱帽。これからも名盤に出会える喜びに感謝です。

投稿: Musashi no papa | 2008年11月23日 (日) 22:35

シュミットさん、コメントお待ちしておりました(笑)
今、聴いてみました。I'll remember Aprilのテーマ~"チャカチャカ"はよかったですね。でもそんな感じですね(笑)~が終わるとすぐコニッツのソロ・・・ここで最初の8小節くらいだけ、バックにマリガン、そしてベイカーが絡むんですが、2人はすぐに消え入るように去っていく・・・そしてコニッツのアルトが乾いた風のように吹き通る。
>コニッツがソロがはじめた瞬間、場の空気が一変するような気がします~
う~ん・・・そうですね。この辺りの雰囲気・・・シュミットさんが言わんとする感じ、よく判ります。他の曲がほとんどコニッツにメロディを取らせているので、この曲だけ「あれ、いつものマリガン/ベイカーの音だよな?」と思わせておいて・・・一気に「コニッツ磁場」へ引き込もうという演出だったのかもしれませんね。
>マリガンがここまでコニッツを立てているのは破格の扱いです~
このことも、マリガンとベイカーがバックで流す時の音量が明らかに「小さめ」に演出してることからも・・・たぶん、リチャード・ボックは本当はマリガンよりコニッツの方が好きだったんじゃないでしょうか?(笑)契約の関係でやむなく・・・ということでこの「リー・コニッツwithマリガン/ベイカー」を創ったのかもしれませんね。
この頃、コニッツはどこのレーベル専属だったのかな?

スタン・ケントン楽団・・・ホント、凄いですね。初期のペッパーもけっこう参加しているし。ケントンのレコードって、辺に実験的なやつはあまりおもしろくないのですが(笑)今回挙げたLPや、他にもスタンダード素材を軽くやってるやつがたくさんあって(Portrait of standardsとかラスヴェガスでのライブ盤とか)僕はけっこう好きなんです。どんなビッグバンドでも、合わせだけじゃあ面白くないですよ。「いいソロイスト」が絶対に必要ですね!

投稿: bassclef | 2008年11月21日 (金) 22:28

bsさん、お久しぶりです。コメントどうも!
いやあ・・・bsさんもこのコニッツに「痺れて」ましたか。うれしい感じです(笑)
>当り前の如く、サラリと演っている~
うんうん、そうですね・・・それがコニッツの美学なんでしょうね。そして、そういう「あくまでも力まない感じ」が、聴き手に対して好き嫌いをはっきりさせてしまうのかもしれませんね。
僕は後期(というか近年)のコニッツをほとんど聴いてませんでしたが、最近、友人宅でレッド・ミッチェルとのデュエットのCD(アイ・コンセントレイト・オン・ユー)http://blogs.yahoo.co.jp/izumibun/18082349.htmlを聴かせてもらったら・・・スタンダード曲のメロディを若い時より、もう少し慈(いつく)しんで、楽しみながら吹いているようにも感じました。

投稿: bassclef | 2008年11月21日 (金) 20:43

今晩は、シュミットです。

コニッツとマリガン・カルテツトの共演盤(pacific)のことで少し.......

当時のマリガン・カルテットといえば、西海岸no.1の人気バンドでライヴは地元ロスの「haig」。一方コニッツといえば、これも人気のケントン・バンドのメンバーとはいえ、いわば一介のアルト奏者です。マリガンがここまでコニッツを立てているのは破格の扱いです。こんなに裏方に徹したマリガンってのはめずらしい。
48年にマイルス「クールの誕生」やクロード・ソーンヒルのバンドで共演したりしていますからマリガンはコニッツの実力をよく知っていたんでしょう。ほかのマリガン得意の「meets」シリーズなんかとは異質なセッションです。

私は「too marvelous for words」も好きなんですが「I remember april」でカルテットがチャカチャカ(失礼!)とアンサンブルでテーマをやったあと、コニッツがソロがはじめた瞬間、場の空気が一変するような気がします。こういうコニッツの磁力の強さはちょっととっつきの悪さはありますが、魅力がありますね。
今回登場のシャンク、コニッツ、マリアーノってみんなケントン・バンド出身でしたかね? すごいバンドだな!


投稿: シュミット | 2008年11月21日 (金) 00:27

bassclefさん、67camperさん、こんばんは。
このコニッツのレコード(B面)、私もハマりました(笑)。好きです!!
bassclefさんは10inch、67camperさんは12inchのオリジナル、私は12inchの2nd?です(涙)。
67camperのupの時、タイミングを逸しましたが、運良くbassclefさんが触れていただきました。ありがとうございます(笑)。
コニッツの凄さを一番解りやすく具現しているのではないでしょうか。
つまり、スタンダードをライブで。そして、このレベルを当り前の如く、サラリと演っている所と思います。痺れます。 

投稿: bs | 2008年11月21日 (金) 00:18

67camperさん、失礼しました。camperさんのリー・コニッツ記事~ついこの前のLee Konitz Plays With The Gerry Mulligan Quartet/Gerry Mulligan
(World Pacific PJM-406)でしたね。10日ほど前に自分で入れたコメントまでも忘れてました(笑)僕はいつも同じようなこと言ってますね(笑)まあでも、too marvelous for words・・・あの曲がとても好きなんでそれを独自のチャーミングさで演ってるコニッツに意外なほど良さを感じているのですよ。
camperさんのおっしゃるように、1949年頃のコニッツは、きりきりするような厳しさばかりが表に出ていたかもしれませんね。ただ私見では、コニッツが以前に比べて「温かく」なったのは、トリスターノから離れたからだけではない~と思ってます。もちろんそれもあるでしょうが、コニッツ自身が1949年、1950年ころは、かなり意図的に「尖(とん)がった」プレイをしていたのでは?と思ってます。
というのは・・・トリスターノと共演しているライブ盤 The Lennie Tristano Quartet(atlantic)を聴いたからです。この2枚組は、リアルタイムでは発売されたものではなく、1981年頃の新発見(previously unreleased recordings)ものです。
演奏は<Tristano(p),Gene Ramey(b),Art Taylor(ds)にLee Konitz(as)のカルテット~1955年6月~Sing Song Room>NYのレストランでのライブ録音とクレジットされてます。
これ全編、コニッツのアルトが主役で、意外なほど「ゆったり感」のあるコニッツが聴かれます。録音もちょっと厚めのアルト音でいい感じなんですよ。
この2枚組・・・けっこう愛聴盤です。


投稿: bassclef | 2008年11月20日 (木) 20:25

bassclefさん、またまた来てしまいました。
コニッツに嵌りかかっていると書いたのは下記ですよ。ここにも貴殿から既に"too marvelous ~"へのコメントをいただきましたよ!
http://blog.goo.ne.jp/67camper/e/3591b3b5112fe8c74f29638167953414
音色の素晴らしさはシャンクに全くひけをとらない感じですよ!

投稿: 67camper | 2008年11月20日 (木) 07:00

67camperさん、いつも素早いコメントをThanksです!
>ボサノバ以前のこの時代に最も早くブラジリアンミュージックを意識した~
なるほど・・・言われてみればそうなんですね。たぶんこのアルメイダとの共演でブラジル音楽を好きになったのだろう・・・と推測してます。シャンクという人・・・60年代中期頃には、ポピュラーっぽい企画レコードも残してますが、アルトの音色自体が本当にキレイで、曲のメロディをよく唄う感じなので、僕はその手のレコードでもけっこう楽しめます。
LA4~45回転だったかのレコードは持ってます。アルメイダというギター弾きは、ジャズっぽさは薄いですが、クラシカルギターの音色はきれいだし、端正でいい音楽ですよね。

camperさんのリー・コニッツ記事はこれでしたか?
http://blog.goo.ne.jp/67camper/s/%A5%EA%A1%BC%A1%A6%A5%B3%A5%CB%A5%C3%A5%C4
コニッツ・・・僕もすこしづつ踏み込んでいきたいアルト吹きです。コニッツは音色もフレーズも独特すぎて(笑)そこで好き嫌いが分かれる感じですね。

投稿: bassclef | 2008年11月20日 (木) 02:07

bassclefさん,おはようございます。
白人アルト特集,きた〜!という感じです。シャンクというと美しいアルトサックスに加え,フルート、テナーもいいですよね。アルメイダとのコラボ,12インチではあの手を挙げた女性?の写ったカバーの奴ですよね。シャンクといえばボサアルバムが多いですが、ブラジル出身のアルメイダと既にこの時代に共演しており,ボサノバ以前のこの時代に最も早くブラジリアンミュージックを意識したアメリカンなのかもしれません(正確にはケントンかもしれませんが?)。後にはLA4でまた両者の共演がありますよね。勿論,ストレートアヘッドなアルトのウエストコーストジャズも捨て難い良いプレイヤーです。

自分のブログでアップしたように,コニッツには最近はまりかかっています。アップしておられるパシフィックのマリガンとの共演盤,特にB面はコニッツのライブでのスタンダード集的な構成で大好きな一枚ですね。結構,所有してる割には頻繁に聞いてないのがコニッツなんです。これからゆっくりDIGしたいと思っています。

投稿: 67camper | 2008年11月19日 (水) 06:56

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