<その後の夢レコ 1>ロリンズ/Newk's Time
なんとなく始めたこのブログ「夢見るレコード」ではあるが、けっこう続いている。更新ペースが月に1回ほどなので、記事数はまだ80ちょっとしかないが、それぞれの記事でそれぞれのレコードに対する思い入れを語ってきたつもりだ。始めてから2年半ほど経っているので、その後、各記事の内容に関連したレコードなどもいくつか入手している。そんなレコード達・・・期待通りだったものもあるし、そうでなかったものもあるが、記事との繋がり具合の濃いものから、思いつくまま書き足したい気分になってきた。そういえば、僕はいつも「思いつき」だけだ(笑)
(これらは<その後の夢レコ>としてトップ画面にアップした後、いずれは「追記」として各記事に組み込む予定です)
まずは・・・<旅レコ第1回>のソニー・ロリンズ/Newk's Time の「その後」からいこう!
この記事で紹介した盤は、1975年頃以降だったか、よく出回っていたUA「音符ラベル盤」で、それは、まったくコレクター的な盤ではなかった(笑)ロリンズのレコードはどれも好きだが、僕はこのNewk's Timeを特に気に入っているので、1年ほど前に、その「音符ラベル盤」より少し前の盤を入手した。これもあまりコレクター的とは言えないLibertyラベル盤である(笑)・・・というのは、共にRVG刻印のないa division of Liberty時代の盤なので、いわゆるbluenoteのレベルとしては、音の鮮度がだいぶ落ちているとのことなのだ。だから、そのラベル違いなどにそれほどの意味もないだろうが・・・「a division of Libertyラベル」と「UA音符ラベル」の音質は、はたしてどれくらい違うのか? という個人的な興味はあった。
《左側がLiberty盤。右側がUA音符ラベル盤。ところで、このNewk's Timeの録音日についてだが、これまでは、どのディスコグラフィ本にも1958年9月22日とされていた。ところがそれは間違ったデータだったらしく、どうやら1957年9月22日説が有力のようだ。だから近年の新しいソフト(CDなど)のデータでは、「1957年録音」と表記されていることが多いようだ。「録音の感じ」としての、この辺りの1年の差までは僕は判らない。しかし・・・演奏の感じ~ロリンズのテナーの弾み上がるような感じ、音色の丸みのある太さ~その辺りからみると・・・僕は「1957年秋の絶好調のロリンズ」の雰囲気を感じる。なにしろ、この年の11月には、あの恐るべき傑作「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」も録音されるわけなのだから》
まずはジャケット~オモテもウラも全く同じ・・・左上のSTEREO文字も同じ・・・と思ったら一箇所だけだが、わずかな違いがあった。右上の文字~BLP4001のところだ。2枚とも「ステレオ盤」なのだが、「Libertyラベル」右上には、<BST84001とBLP4001の2種>が表記されているが、「音符ラベル」の方は<BLP4001のみ>の表記なのだ。ということは・・・<「Libertyラベル盤」プレス時には、たぶんステレオ盤とモノラル盤の2種が発売されていて、だから共用ジャケットにしていた~と考えられる。そして「音符ラベル」発売時には「ステレオ盤」のみプレスしたので、BLPナンバーを消した~ということではないだろうか>~などと推理していたら・・・それは、とんでもない勘違いだった(笑)
というのは・・・「音符ラベル」の方の右上表記がBLP4001となっていることがおかしいではないか。もし「ステレオ盤のみ発売」との理由で1つだけの表記にするのなら、当然、BST84001の方にするはずだ。そう思ってよくよく見てみると・・・表ジャケット全体のトリミングもちょっと違うのだ。「音符」の方がロリンズの顔がちょっと上の位置にあるように見える。そういえば、左上表記のSTEREO文字もジャケットの上辺ギリギリだ。「Libertyラベル盤」ではSTEREO文字の上に1cm弱の余白があるじゃないか・・・そして右上のBST84001文字は、そのSTEREO文字のやや上の位置に当たるのだ。ということは・・・「音符ラベル盤」で切れたSTEREO文字の上の部分・・・つまり、上辺の淵~継ぎ目(seam)を見ると・・・その狭い継ぎ目に、やはりBST84001という文字が見える。
これらを考え合わせると・・・要するにどちらも同じ写真の同じ紙を使っていたのである。そして、これは、あのマイルスの「いつか王子様が」方式である(笑)つまり・・・ジャケットサイズより少々大きめサイズの紙を使っていて、その貼りあわせが上下にずれていただけなのである。(この辺り~詳しくはmono-monoさんのブログ「いつか王子様が」ページを参照してください)
もちろん、このNewks Timeの「音符ラベル盤」全てにおいて、意図的に上方にずらしたかどうかは判らない。というより、この個体だけが「ただ、ずれただけ」の可能性も非常に高い(笑)
さて、この2枚の「ステレオ盤」・・・a division of LibertyもUA音符も、楽器の位置関係はやや不自然~ドラムスとピアノが左寄り、ロリンズも中央やや左か。ベースだけが右寄り~ではあるが、いわゆる擬似ステレオではないように聞こえる。その定位感については2枚ともほとんど同じだが、それぞれの楽器の鳴り方(聞こえ方)には、やはり違いがあるようだ。一聴して、ドラムスがだいぶ違う。「UA音符盤」では、フィリーのドラムスがシンバルやスネアが大きめに聞こえ、ドカン!と叩いた時の響き具合も拡がっている。だからドラムス全体にちょっとやかましい感じがある。
ところが「Liberty盤」になると・・・このフィリーのドラムが、うんと落ち着く。Liberty盤に替えると・・・一瞬、ちょっと迫力不足か?とも感じるが、よく聴くとドラムス全体の響きが端正で、サックス、ベース、ピアノと絡んだ時の「ドラムの響き方」としては、確実にこちらのLiberty盤の方がいいのだ。他の楽器の鳴りをじゃましてない・・・という感じとも言える。
ワトキンスのベースの鳴りについても同じような感じがあり、ベースがフューチャーされる同じ場面を聴き比べると、やはり、Liberty盤の方が「グンと音が締まっている」ので、ヴォリュームを上げてもベースの音色が崩れない。「音符ラベル」では、やはり時代が後になった分、ドラムスやベースの音を強調したのだろう。そうしてみると・・・「UA音符ラベル」の音質はあまり良くない~という説は、やはり当たっているようだ。少なくとも、このNewk's Timeというタイトルの「音符」対「Liberty」については、どうやら間違いないようだ。
「音符ラベル盤」をたくさん持っている僕としては、やや残念ではある(笑)個人的な印象としても、UA音符ラベルよりは、日本盤(キングでも東芝でも)の方が、はるかに良いような気がしている。そりゃあオリジナルが一番いいのは判っているが・・・bluenoteは高すぎる。なんでもかんでもbluenoteというだけで上がってしまう。僕などは、そんな傾向へのやっかみ気分もあるので、bluenoteの諸作は、Liberty,UAなどの2nd、3rd、あるいは、それほど悪くない日本盤で楽しむ~というのが現実的だと思う。いろんなジャズの名演奏を味わいたいのであれば・・・「高いから聴かない」より「どんな盤でも、とりあえずその演奏を聴く」方が、よりジャズを楽しめると思いたい。むろんこれは・・・ヤセガマンではある(笑)
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コメント
おお、bsさん!コメントをどうもです!
bsさんのHP<BLUE SPIRITS>のこと~前回の拙ブログへのコメント欄にて「アート・ペッパーで何か・・・」と書かれてましたね・・・「ライブ・アット・ドンテ」の項、読みました。http://www.geocities.jp/bluespirits4196/konoitimai9.html#live%20at%20dontes (このページのちょっと下の方です)
ちょうどあの「ドンテ」vol.1だけ持ってましたので、lover come back to meを聴きました。bsさんが仰るとおり、ペッパーが、なんというか・・・真に直情的なアルトを吹いてますね。いわゆる「前期」と「後期」のホントにちょうど真ん中辺りの時期~1968年に、すでにあんな風に、ある意味、過激なプレイをしていたことにも驚きました。あれは・・・前に吹いたテナーのジョー・ロバーノのフリーキーな音色やフレーズ(しかし、それらは、やや中途ハンパとも言えそう:笑)に触発されて、ペパーが、「そういうプレイをしたいなら、こう吹くんだぜ!」という感じだったのかもしれませんね。
僕にとっても「後期」のヴィレッジ・ヴァンガードなのでのペッパーのフリーキーなトーン連発の演奏よりも、もうちょっとこう・・・「やむにやまれず、ああいうアナーキーな演奏になっていった・・・」ような感触もあり、このフレッシュサウンド盤の価値を再発見できました。vol.2も入手したいと思います。
>冬空の下、窓を全開し、隣近所の迷惑を省みず、vol.1のB面、‘Lover Come Back To Me’を大音量で聴け!たとえ怒鳴り込まれても気にすることなどない、いつの日か、「あの曲は?」ときっと尋ねてくるだろう~
このフレーズには、bsさんのこのレコードのペッパーへの熱い想いが滲み出ているようですね。
ブルーノートの「ロリンズvol.2」の2種(ステレオとモノラル)変則的Liberty盤の情報~ありがとうございました。
たしかにbluenoteの「ステレオ」って、左右にはほとんど拡がらない感じのものがありますね。やっぱりヴァン・ゲルダー氏としては、「まずモノラルありき」で、いろいろと試行錯誤的に「ステレオ・マスター」を造っていたりした時期だったんですかね。
自分の好みとしては、各楽器の肉厚な感じ(音圧感)が、あまり薄くなりすぎずに鳴ってくれさえすれば、ステレオでも(多少の楽器定位位置の不自然さがあっても)いいんですが、いわゆる「電気的・擬似ステレオ」だけは、やはり馴染めませんね。
まあとにかくたいていのものは「オリジナル」が一番いいのでしょうね。値段も一番いい・・・ですけど(笑)
「悔しいけど」というのは、全くその通りですね(笑)
投稿: bassclef | 2008年1月20日 (日) 12:19
こんばんは、今頃、のこのこと出てきたbsです。newk's timeではありませんが、実は僕もvol.2をカヴァ・LIBERTY、ラベル・UA(青&白)、RVG刻印なしのstereo盤ともう一枚、カヴァ・43 WEST 61st ST,NEW YORK23、コーティングなし、ラベル・LIBERTY、RVG刻印あり、のモノラルという変てこなブツを持っています。前者はよく見掛けるフロント・カヴァのセンター、topにSTEREOのロゴ、右上にBST(上)、BLP(下)が併載されています。聴き直してみますと、STEREO盤は電気処理のクレジットはなく、やや音が左右に拡散している程度で、それほどステレオ感はありません。ただ、奥行きも無く平板的なので、不満が残ります。
一方、あり合せの材料で?作られた感じの奇妙なモノラル盤はBNらしいインパクトのある音が出てきますが、少し荒い感じが強い点、気になります。そこがBNの音と言えばそうかもしれません。
当り前ですが、出どころによってかなり「音」が異なりますので、悔しいけれど、「オリジナル神話」は不滅かな?
投稿: bs | 2008年1月20日 (日) 00:23
ああ、D35さん、ちょいヒサでした。おめでとうございます。今年もよろしくお願いします(ちょっと遅いか:笑)
bluenoteの音の傾向~そうですね・・・冷静に聴いた場合、かなり個性的なバランスだと言えるでしょうね(笑)リズムセクション(ベースもシンバル)も大きめの音量で、もちろん主役のサックスやペットは、あくまでも太めの音で・・・という感じで。そしてそんな「厚めな感じ」がまた「モノラル」にも合うのかもしれませんね。僕自身の「レコードの録音」としての音質への、この頃の好みで言うと・・・bluenoteが最高・・・とは感じてないようです。
でも、演奏の中身は、やっぱりほとんどのものがいいんですよ(笑)そして、やっぱり「あの感じ」が、「ハードバップ」の音としてはピタリくる・・・ということも判ります。
D35さんのモーガン「Search For~」(NYラベル)でしたかね。あれ、やはりキング盤とはだいぶ音の鮮度が違いましたね。キングや東芝の復刻bluenoteは、基本的には、どれも充分にいい音だと思ってますが、やはりタイトルごとに、使ったマスターの鮮度により、バラツキはあったようですね。
投稿: bassclef | 2008年1月15日 (火) 21:02
bassclefさん、ご無沙汰そして明けましておめでとうございます。
ブルーノートのオリジ、もちろん私は持ってませんが以前聴いてもらったニューヨークのリーモーガンなどは気に入ってます。
友人は「キング盤より東芝盤の方が音がごつくて好きだ」とか言いますが、私はもともとバンゲルダーの音はバランスが崩れているように感じて(私の数少ないオリジ経験から)あまり好きではないので、日本盤でちょうど良いです(笑)。
今年もbassさんの記事を読んで大いに勉強させてもらいます、どうぞよろしく!
投稿: D35 | 2008年1月14日 (月) 22:35
duekさん、こちらの方こそ、今年もよろしくお願いします!
この記事のコメント1発目のDukeさんは、九州・福岡のDukeさんでして、ですから「南のDukeさん」、そしてdukeさんは、さしずめ「北のdukeさん」ですかね。よろしければ南Dukeさんの「ニーノニーノ・こだわりの杜」にもお寄りください。
このロリンズのNewk's Time~皆さんのコメントからも判るとおり、やっぱり「好きなレコード」という方が多いですね。演奏の充実度もさることながら、サングラスのロリンズが精悍なジャケットも格好いいし。有名な話しではありますが~Newkというのは、この頃のロリンズの渾名(あだな)だったらしく、なぜロリンズのことを「Newk」と呼んだか・・・というと、大リーグの有名な投手~ドン・ニューカムとロリンズがそっくりだった・・・そしてニューカムの渾名がNewkだったので、ロリンズのことも、Newkと呼んだ~ということらしいですね。そんな話しがたしかこのレコードの裏ジャケットに書いてありました。
新年の1発目記事だから・・・Newk's Timeですか(笑)そういや・・・いや、今回はNO意識でした。でも・・・subconsciously にdukeさんの「音的・ダジャレ」の影響を・・・(笑)
投稿: bassclef | 2008年1月 9日 (水) 22:27
bassclef さん、今年もよろしくお願いします。
新年に「NEW ks time」とは、どこかのギャグブログの影響でしょうか。(笑)
不良っぽいサングラスが似合うロリンズです。この姿でハーレムを歩いていると絶対怪しい奴でして、その妖しさもあの音と相俟って魅了されます。
このジャケ写は日本語版ダウンビート誌創刊号の表紙に使われておりました。新しいジャズ誌に相応しい「NEW ks TIME」だったのでしょう。
今年はロリンズが来日するという「NEWS」があります。老いて益々の「NEW」は嬉しいですね。
投稿: duke | 2008年1月 8日 (火) 22:21
ワガママおやじさん、SPUさん宅でのミニ杜・・・おやじさんんの「モノラル・マイルス」が炸裂したようですね(笑)今回は、ワガママおやじさんもSPUさん宅ミニ杜に初参加ということで、ちょっと意外な感もあったのですが、長野~諏訪・・・こちらからは「近い」と思い勝ちですが、考えてみれば、けっこう距離ありますよね。
bluenote・UA時代の追加情報コメント~ありがとうございます。
>「1957年11月以降はモノラルは回さなくなるが2トラックデコーダーに記録して50/50方式でステレオとしてマスターテープとして記録してここからモノラルのマスターディスクを切った」~
なるほど・・・この辺りのヴァンゲルダー氏の述懐には興味深いものがありますね。
そして、なんらかの事情によっては・・・この逆のケースも(モノラルマスターから、強引にステレオマスター化してしまったもの)あった・・・ということかもしれませんね。
いずれにしても、ヴァンゲルダー氏の頭の中では(感性では)やはり<モノラル・サウンドとしてのジャズ>が鳴っていたのでしょうね。そしてその中で全ての楽器の音圧をできるだけ「厚め」にするという志向。(いや・・・嗜好か:笑) そしてそれがやはり「RVGの音」のわけで、だから(出来上がったレコードを通して聴くしかない)聴き手が、ヴァン・ゲルダー氏が当初に狙ったであろう「RVGの音」を、大好きな場合には、録音段階で~「モノラル」と「ステレオ」~どちらがオリジナルであろうと、やはり・・・「モノラル盤」志向になるのは当然かもしれませんね。ただ皆が皆、bluenote信者であるわけもなく、実際、僕など個人的なRVG録音としての好みでは・・・savoy辺りの音がちょうどいいと感じます。bluenoteほど暑苦しくなく(bluenoteマニアの方、sorryです)適度なガッツ感が悪くないです。
まあ、好きな音楽や音の傾向にしても、つまるところ・・・全ては「好み」ですから、その辺はおおらかにいきましょう(笑)
投稿: bassclef | 2008年1月 6日 (日) 13:16
お世話さまです。
6時にSPUさん宅から帰宅しました。
余りに色々聞いたので記憶が飛んでしまってます。
さてNOTさんのソウルステーション情報は私も読ませていただきました。
あの再発ジャケ盤私の手元にも有りますが、
何故か疑似ステレオである記載は私のには有りません
この時期だと多分マスターテープ自体は
ステレオで残されていると思われます。
ルディ・バン・ゲルダーが
「1957年11月以降はモノラルは回さなくなるが2トラックデコーダーに記録して50/50方式でステレオとしてマスターテープとして記録してここからモノラルのマスターディスクを切った」
とされているから疑似ステレオにする必然性が無いと思います。
この辺はバン・ゲルダー自身でないと真意の程は解らないと思います。
一般人にはBLUE NOTEオリジもう手に入れるのは厳しいです。
今日SPUさん宅で最近手に入れたBLUE NOTEを見せられて
もうため息しか出ませんでした。
なんでも行商で売りにも来るらしいですよ
多分冗談だろうけど・・・10インチなんてどこであるのよ
投稿: ワガママおやじ | 2008年1月 5日 (土) 21:26
ワガママおやじさん、おめでとうございます。コメントをどうもです!
bluenote後期のラベル事情の話し・・・ありがとうございます。UAの音符ラベルにもRVG刻印あったりするのですね・・・この辺り、いろんなタイトルのサンプルにできるだけ多く当たってみるしかないでしょうね。そういう意味でもBluenoteの中・後期にも強いワガママおやじさんの調査にも、また期待してしまいます。「東芝の直輸入タイトル」情報などもよろしく!(笑)
>音符では基本ステレオで発売してマスターが無かったものはモノラルでは発売されていない気がします~
なるほど・・・UA音符」だと、ちょうど時代的に「ステレオ録音」が要求されていた頃でしょうから、まずは「ステレオ盤」を優先発売して、それがCool Struttin'などだったのかもしれませんね。
一方、NOTさん情報ではモブレイのSoul Stationのリバティ盤(ジャケも違うやつ)http://blogs.yahoo.co.jp/not254/38755538.html
には、はっきりとelectronically rechanneled for STEREO表記があるとのことなので、モノラルマスターからの「擬似ステレオ」盤もあったのでしょう。
投稿: bassclef | 2008年1月 5日 (土) 00:15
おお、Yoさん、アケマシテオメデト・コメントをどうもです!
昨年は、ラウズYeah!でEPIC盤の音の本当の素晴らしさを、Yoさん宅で知らしめられました(文法おかしい?:笑)感謝です。
Newk's TimeのB面1曲目~ロリンズとフィリーのデュオで演られる「飾りの付いた四輪馬車」・・・素晴らしいですね。2人とも、ある種、心の底から弾みあがるようなビート感の持ち主で、本当にワクワクしてしまいます。このトラック・・・僕も大好きなのですが、ひとつだけ不満があります。それは・・・本記事中にも書いた「ドラムスとピアノが左寄り、ロリンズも中央やや左か。ベースだけが右寄り」という不自然な楽器定位バランスということもあり、そしてもちろん、この曲のみはドラムスとのデュオということで、この曲を聴いている時は・・・右チャンネルから音が鳴ってないのですよ(笑)
「ステレオ録音」が好きな僕でも、さすがに「片チャンなし」ではちょっと・・・(笑)ああっ、これも「モノラル信仰」への、ひとつの積極的理由になってしまうかも(笑)
投稿: bassclef | 2008年1月 4日 (金) 23:58
こんにちは!
ブルーノート再発
なんと悩ましいアイテムではないでしょうか?」
1500番台や4000番台オリジで手に入れるなんて
庶民では夢のまた夢になってきています。
再発でも良いではないですか、
それも出来たら2ndでですよね
4000番台中程まではいきなり2ndがUAからなんてタイトルも有るらしいです。
リバティーレーベルでRVG刻印無しが多いのも4000番台ですね
うちではUAでスイング・スワング・スインギン とかソウルステーションとかRVG刻印無しイマイチかな
リバティーで刻印無いかと思えば音符で有ったりするのが
なんともアメリカ的ですね
音符では基本ステレオで発売してマスターが無かったものは
モノラルでは発売されていない気がします。
UAはなぜかモノラル特に(1500番台とか一部の4000番台)
私は音符でもヴァンゲルダー刻印有りを今でも求めたりしています。
もっともヤフオクとかで落札するのだけど安い盤狙いだから
まともなのは三割位と結構痛い目に遇ってますが
落札価格が市場価格の半値以下だから微妙ですね
それでも止めらんない こまったオヤジです。
それでは失礼します。
投稿: ワガママおやじ | 2008年1月 4日 (金) 12:39
bassclefさん、明けましておめでとうございます。
私の初聴きは何を思ったかDave Baileyの2Feet In The Gutter(溝に両足!?)でした。今年もハマるという予兆でしょうか?(笑)
Newk's Timeは私も好きなアルバムで、どちらかと言うとB面が好きで、フィリーとのデュエットの「飾りの付いた四輪馬車」からNamely Youまでの曲の流れが大好きです。ちなみに私の盤はリバティーのmono盤です(RVG付き)・・・なかなか良い音なのでこれで満足しています(笑)
今年もよろしくお願いいたします。
投稿: Yo | 2008年1月 4日 (金) 11:32
NOTさん、新年さっそくのコメントをありがとうございます。
今回の「その後の夢レコ」は、Liberty盤とUA音符盤での比較という、ある意味、誠に非ブルーノート的なノリの内容でした(笑)NOTさんも大好きだというNewk's Time~やはりオススメは・・・モノラル盤ですか。
たしかに、bluenoteの「ステレオ録音」って、楽器の定位バランスがちょっと片寄ったものが多いですから、そういう意味では「モノラル盤」も聴いてみたいですね。まあでも・・・アンプのモードをステレオからモノラルにすれば、とりあえず「モノラル」で聴けますから(笑)
ただ、bluenoteの場合、オリジナル盤ではモノラルだったものが、Liberty期に「ステレオ」として発売されたタイトルがいくつかあったと思います。本記事のNewk's TimeやCool Struttin'のLibety盤もそのケースだったと思います。(NOTさんブログでご指摘のあったsoul stationのUA盤の場合とは違い、electronically rechanneled for STEREOとの表記はないようなので)
そして、これらの盤は(僕の聴く限り)いわゆる「擬似ステレオ」ではないんですよ。たしかに楽器定位のバランスは個性的ですが、各楽器の音は、それほど悪くないように聴こえるわけです。そしてこれは僕の場合ですが、その演奏の録音がもし「リアル・ステレオ」でも録られたのなら・・・やはり「ステレオ」で聴きたい・・・という気持ちもあるのです。だから・・・「真価」うんぬんについては・・・僕はそこまでは思いません。
まあ・・・ステレオとモノラルのことについては、これまでも意見が分かれましたね。最終的には「好み」というより他はないでしょう(笑)
ただやはり、そうは言っても・・・bluenoteのモノラル・オリジナル盤をいいオーディオで聴けば・・・そりゃあ、僕もぶっ飛んじゃうと思いますよ(笑)
だから・・・NOTさんから煽られちゃうと困っちゃうなあ・・・せっかく「ヤセガマン」しているのに(笑)
投稿: bassclef | 2008年1月 3日 (木) 22:45
pink islandさん、ゴブサタしております。こちらの方こそ、今年もよろしくお願いします!
islandさん、ご家族と一緒に買い物ドライブの合間にも、しっかりレコード探しもやってらっしゃるようですね。こちらの地方でのBO、HOでは、もういい出物は、ほとんどありません。たまにあっても変に値段が上がってきたりしてます。
>20数年前に番号順に発売されたシリーズ~
東芝だったかな・・・1500番台を全て出す、というのがありましたね。Sabuはそれが初めての日本盤発売だったはずです(ちなみに僕はSabu~いまだに未聴です)
約100タイトルを全て順番どおりに発売・・・今、考えても怖ろしい企画ですね。あれ・・・商売になったのだろうか?(笑)
投稿: bassclef | 2008年1月 3日 (木) 22:22
azuminoさん、コメントをありがとうございます。azumino...あずみの・・・安曇野・・・いい響きですね。
Newk's Timeの録音年~これ・・・ホントよく判らないのですよ。でも確かに何かのブルーノート記事に、「1958年が間違ったデータで~」が載ってまして、実際、このごろのNewk's Timeソフトは、1957年というデータになってるようです。1年違ったからといって・・・どうということでもないのですが(だって、ロリンズはロリンズなわけだし、「あの演奏」が変わってしまうわけでもないのだから)初めてこれを知った時は、軽いショックを覚えましたね(笑)
この1957年説が事実だとして・・・なぜこのNewk's Timeを4000番台の最初にもってきたか? これについての僕なりの仮説は・・・1957年9月にこれを録音して「さあ発売しよう」と思ったら、11月に「ヴィレッジ・ヴァンガードのライブ」が始まって、その出来があまりにも凄かったので、急遽、そちらから発売した~という感じなんですが(笑)
azuminoさん~ニーノニーノさんのBBS「こだわりの杜」のジャズ仲間で、毎年「白馬」に集まっております。安曇野なら・・・1時間で白馬ですね(笑)
投稿: bassclef | 2008年1月 3日 (木) 22:14
mono-monoさん、コメントをThanksです!
Newks Time~mono-monoさんが気合一発で表したとおり・・・ホントに「意気込み」を感じるレコードですね!
暮れにmono-monoさんもアップされたNewks Time記事http://mono-mono.jugem.jp/?eid=282
~あれは47westのモノラル・オリジナル盤・・・その直後に拙ブログで「liberty盤」・・・そのランク落ちに、ちょっとばかり躊躇(ちゅうちょ)しましたが(笑)夢レコ第1回目レコードの「その後」ということで、アップさせてもらいました。
「東芝の直輸入もの」~あのシリーズ・・・1967年くらいから?1975年くらいまでの幅があったようで、だからなるべく初期のものだと、いいのがあるかもしれませんね。(NYラベルまではない・・・と思いますが)もっともあの「東芝・青オビ」を取りのぞいてしまえば、普通の(米盤としての)Liberty盤、UA盤になってしまいますが(笑)
記事中でリンクさせてもらいましたmono-monoさんの「いつか王子様が」ジャケットの記事は、「ラベルのずらし作戦」について、ホントに判りやすく見事なものでした。なので少しでも多くのジャズファンに見てもらいたい・・・くらいの気持ちです(笑)
mono-monoさん、今年もよろしくお願いします。
投稿: bassclef | 2008年1月 3日 (木) 21:48
あけましておめでとうございます。
昨年はFLIP PHILLIPSの魅力を伝授いただきありがとうございました。今年も固定概念を崩してくれるような記事を期待しています。
さて、NEWK'S TIMEは大好きなレコードです。ロリンズ関連ではPRESTIGEのROLLINS=MONKの10インチに次ぐ愛聴盤です。BN1558(ROLLINS VOL.2)でもそうでしたが最後に小品の歌モノで終わる演出が堪らなく好きです。歌心たっぷりの「NAMELY YOU」を何度繰返し聴いた事でしょうか・・・。
正月そうそうちょっとキツイ意見かとも思いますがSTEREOでも魅力は充分伝わってくるとは思いますが「NEWK'S TIME」はオリジナル盤とは言いませんがモノラル盤で聴かないと真価はわからないのではないでしょうか?BN4031(SOUL STATION)のHANK MOBLEYがそうであるように・・・。
投稿: NOT | 2008年1月 3日 (木) 19:52
bassclefさん、今年もよろしくお願い致します。
mono-monoさんのところにも書きましたが、bluenoteといえば、私的には20数年前に番号順に発売されたシリーズに、思い入れがあります。
さすがに全部は集め切れませんでしたが、SABUを見つけたときのうれしさは、いまだに覚えています。Rollinsといえば、Thank You Thank Youというあの風貌からは想像できない高い声が印象的でした。
それでは。
投稿: pink island | 2008年1月 3日 (木) 12:15
あけましておめでとうございます。
azuminoの初聴きは、バド・パウエルの「The Scene Changes」でした。
「NEWK'S TIME」は、1958年の録音だと思っていましたが、57年なんですね。初めて知りました。だとすると、56~57年が本当に快調だったということで、本作品でのプレイぶりにも納得がいきます。
私の持っているのは東芝盤ですが、録音のせいかどうか、テナー・サックスの音が結構締まっているような気がしています。
本年も記事を楽しみにしています。よろしくお願いします。
投稿: azumino | 2008年1月 3日 (木) 11:30
あけましておめでとうございます!
更新ごとにチェックさせてもらってますが、最近ちょこっとコメントではご無沙汰しております。
なにしろ聴いたことのない盤が続いておりまして…勉強させていただいております!
Newk's Timeについては気の利いたコメントをしたいのは山々なんですが、なにしろボキャブラリーの貧弱なわたしにはbassclefさんや皆さんに続いて言えることなんてないです。
…ジャケット、演奏、録音すべてに「意気込み」を感じるガツっとしたレコードですね…。
この程度でいっぱいいっぱいです(笑)
67camperさんへのコメントにある、
> で、実は「東芝が直輸入盤なる帯を掛けてライナー付きで売ったもの」
> には注目しております。この辺りの盤を、事情をよく知らない中古レ
> コード店あたりが安く売らないかな・・・なんてムシのいいことを考
> えてます。
まさにこの経緯で安く入手した1枚があり、それ以降も探してますが
出会ってません(笑)
今年はどんな年になるのでしょうか?
よろしくお願いいたします!
投稿: mono-mono | 2008年1月 3日 (木) 10:57
おおっ、M54さん!2008年~おめでとうございます!「杜」ではお会いしておりますが、こちらでは、チョイ久ですね(笑)
>チョーマニアックな世界~
いやいや・・・そんなこと、気にせず気軽にコメントくださいね。M54さんとは2006年秋にお会いして「これはソウル・ブラザーズだな」という気持ちですから(笑)
「杜」での書き込みに、ミンガスやジョージ・タッカー、あるいはジョージ・ジョイナーらの名前が出てくると「ああ、M54さんだな」と、すぐに判りますよ。だいたい、All Morning Long(prestige)での「ジョージ・ジョイナー」なんて
誰も話題にしませんから(笑)
今年~またお会いしたいものですね。白馬か大阪か・・・あるいは九州か。とにかく・・・ジャズだあ!(笑)
投稿: bassclef | 2008年1月 2日 (水) 21:15
ああ、シュミットさん!明けましておめでとうございます。>今号は「夢見るレコード」新年増刊号といったところ~
いやあ・・・まさにそんな感じなんです(笑)古くからの読者の方はご存知かもしれませんが、2006年、2007年と続けて元旦に記事をアップしてきたので、今年も何か・・・という気持ちになり、ちょっと前から考えていた「その後の~」ということで、夢レコ第1回目の「ニュークス・タイム」ネタでやってしまいました。
bluenoteのマニアの方から見たら「何だ・・・liberty盤か・・・」という感じでしょう(笑)
>この両極端の間を彷徨いながら今年もジャズを聴きたいと思ってます~
同感ですね。古いレコード盤の味わい深さを知ってしまった我々ですが、なんでもかんでもオリジナル盤にいけるはずもない(笑)そこは・・・「どうしても(オリジを)持っておきたいもの」「まず(演奏を)聴きたいもの」と自分の気持ちを整理しながらの取捨選択をして・・・オリジナル・再発・日本盤、そしてCD・・・という具合にうまく使い分けできるといいですね。とりあえず「たくさんのレコードを聴きたい」という場合には、このやり方がベターでしょう。
一方、自分の価値観をほぼ確定したその上で・・・「オレはオリジナル盤しか持たない」というスタンス・・・それもやはり素晴らしいとも思います。
僕などは、「持ちたい」と「聴きたい」の相反路線で、いつも葛藤してます(笑)
投稿: bassclef | 2008年1月 2日 (水) 20:59
明けましておめでとうございます。
M54です、今年もよろしくお願いいたします。
bassさんのチョーマニアックな世界になかなかついていけずにコメントもご無沙汰してました。 でも、ちゃんと毎回、楽しく見て勉強してたのですよ(笑) こんな、僕のようなファンも多いと思いますので今年もガンガン『楽しいはなし』期待してますよー! 宜しく~。
僕は今年最初のレコードはモンクのサムシング・イン・ブルーでした。 『nice work if you can get it』モンクが演ると味が出てきますね~。 今年もジャズを楽しみます!
投稿: M54 | 2008年1月 2日 (水) 20:09
bassclefさん、新年あけましておめでとうございます。
昨年はいろいろ楽しませてもらいました。
今号は「夢見るレコード」新年増刊号といったところでしょうか。お年玉ですね、ありがとうございます。
ブルーノートは私もいろんなパターンで持ってますが、最近は持ってないのは、バーゲン・セールでCDをけっこう買ってます。980円とかで買えることが多いので、それはそれで楽しいもんです。かたやン万円、ン十万円のブルーノート・オリジナルの世界とン百円のCD。こういうのって面白いですね。この両極端の間を彷徨いながら今年もジャズを聴きたいと思ってます。
本年もよろしく。
投稿: シュミット | 2008年1月 2日 (水) 10:42
ああ、newksさん、またまたのコメントをどうもです!いやあ・・・そうでしたか、newksさんもサド・ジョーンズ「デトロイト~」お好きなようで、たまたまコメント話題にて登場させた僕としても、なにやらうれしいです(笑)
同じくサド・ジョーンズを好むというGamaさんには、秋の杜で「ヌーヴさん」の演奏を教えてもらいました。あの女流ヴァイオリニストの意思の強そうな感じで、だけど妙に心に残る硬質な音色が忘れられません。
Dukeさんのコメントにあったように、九州と東海の時空を超えて、何やらインスピレイションが飛び交ったのかもしれませんね。
newksさん、これからもよろしくどうぞ。でも・・・「先生」は止してくださいね(笑)
それと、Dukeさん宅の杜・新年会では飲みすぎませんように(笑)
ジャズはやっぱり止められん!(笑)
投稿: bassclef | 2008年1月 1日 (火) 22:55
本当にどうもすみません。未だ見ぬ先生に感謝です。
しかしですね、今年は正月から凄いです、実はサドジョーンズは、釜ちゃんの大好物って言うか、彼は大ファンでして、その影響で私も大好きになりまして、彼のアルバムの中で唯一のオリジが・・・「デトロイト・ニューヨーク・ジャンクション」なのです。本日数枚聴きまたが、お気に入りばかりを聴いて1回戦を終了しました。それを食事前に聴いて、お風呂に入って、一献しながら食事して今、事務所に上がって二回戦でも行こうかと、来た処です、当然この続きを見ようとbass先生のブログを拝見するとなんと、先ほどのアルバムの話。まあ、なんて本日は付いているのでしょう。
でも、先生は選曲もセンスも最高ですね。
こいつは春から縁起が良いな!と、一人ほくそ笑んでます。
先生、これからもジャンジャン素敵なアルバムのご案内を宜しくお願いします。
投稿: newks | 2008年1月 1日 (火) 22:18
67camperさん、新年からの早速のコメントをありがとうございます!camperさんのブログ~67camper's Blogでは、1年365日のジャズアルバムのアップ・・・本当に凄いことです。ネタ切れと言いながらも次々に出てくる垂涎盤には驚くばかりです。そしてcamperさんの素晴らしいところは、珍盤ばかりではなく、本日元旦のアップ~コルトレーンの「バラード」のように、本当に内容のいいものもちゃんと混ぜてくるところだと思います。2008年も楽しませて頂きます(でもあまりムリせずにブログをやってくださいね。個人的には、もし・仮に・万一・・・camperさんのブログが連日更新にならなくなったとしても・・・全く何の問題もないと思いますから(笑))
>自分たちが、新品BN盤を購入し始めた頃には、UA盤が主流で、音符ラベル(白と黒がありますよね)と盤によってはおなじみの白とBLUEのBNの従来デザインの2種類が売られてました。この辺りは順番的にはどうなっているんでしょうねぇ?またリバティには東芝が直輸入盤なる帯を掛けてライナー付きで売ったものもありますよね~
そうなんですよね。僕もその時期に「ブルーノートもの」を買い始めたので、逆にそのオリジナルものがあまりにも人気高なのを見て・・・もうハナからあきらめたりしてます(笑)で、実は「東芝が直輸入盤なる帯を掛けてライナー付きで売ったもの」には注目しております。この辺りの盤を、事情をよく知らない中古レコード店あたりが安く売らないかな・・・なんてムシのいいことを考えてます。1枚だけそういうのに当たったことがあります。サド・ジョーンズの「デトロイト・ニューヨーク・ジャンクション」これ、「直輸入」の紫色のオビ付きで2500円定価になっており、それを1800円くらいで入手しました(特に安いということもないですが)ラベルは青・白で、a division of UNITED ARTISITSでした。その『青』がちょっと緑っぽい色合いのもので、しかし、残念なことにセンターラベルの中央下部には 1975 United Artists Musicなる表記もありました。1975年といえば、いわゆるUAのオール青・音符ラベルよりも後だと思うのですが・・・この辺り、よく判りません。
「ブルーノートのラベル変遷」(特にUA,LIBERTYになってからのゴチャゴチャ状態)については・・・後期bluenoteに詳しい方からのコメントを待ちましょう。Lexington,47west63rdものがいいこと(そして「高いこと」)は判ってますから(笑)みなさん、よろしくどうぞ~(笑)
投稿: bassclef | 2008年1月 1日 (火) 21:21
newksさん、どうもです!と言っても・・・九州に足を踏み入れてない自分としては、まだnewksさんとはお会いしてないわけですね。2006年の秋の杜で~crowさん、psyさん、M54さん、BOSEさん、音の匠さん・・・また2007年秋の杜では~Gamaさん、スパイダーさん、ドスコイさん、象使いさん達とお会いできました。newksさんともいつかどこかでお会いして、「ロリンズ先生の凄さ」について、存分に語り合いたいものですね(笑)
「杜」にて小話題にした、Newk's Timeの録音年については、もちろんどの説が正しいかは誰にも確定などできませんが、1957年説に対する個人的な感想を、本記事に追記しておきました。録音はヴィレッジ・ヴァンガード(1957年11月)より前だけど、ブルーノート4000番台として発売されたので、なにやら「新しい」印象がありますよね。でも演奏の質感では、やはり・・・という辺りに興味深いものがあります。果たして真相はどうなんでしょうね?
投稿: bassclef | 2008年1月 1日 (火) 20:58
おおっ、Dukeさん!あけましておめでとうございます。2007年は、白馬の杜の会・大阪秋の杜で楽しい集まりに参加できて、うれしかったです。そして、ニーノニーノのBBS「こだわりの杜」でも、変わらずお世話になりました。
明日はDukeさん宅での「杜の新年会」ですね。うんと濃い集まりになるんでしょうね(笑)どんなレコードがかかるのか・・・どのレコードの音楽が集まった皆さんをノックアウトするのか・・・離れていてもワクワクしますよ(笑)
今年~2008年もよろしくお願いします!
*注/こちらのDukeさんは~九州・福岡のニーノニーノ店主のDukeさん。
そしていつもコメントをくださる(小文字の)dukeさんは、北海道のジャズ狂~ブログ「デューク・アドリブ帖」のdukeさんです。
投稿: bassclef | 2008年1月 1日 (火) 20:44
bassclefさん、あけましておめでとうございます。
自分もリバティとUA音符盤は結構多いです。
音符盤はやっぱりあのレーベルカラーがいただけませんよね。
bassclefさんの検証で音的にも、劣るとなると、もうコレは敬遠のフォアボールを投げ続けるしかないですよね。
自分たちが、新品BN盤を購入し始めた頃には、UA盤が主流で、音符ラベル(白と黒がありますよね)と盤によってはおなじみの白とBLUEのBNの従来デザインの2種類が売られてました。この辺りは順番的にはどうなっているんでしょうねぇ?またリバティには東芝が直輸入盤なる帯を掛けてライナー付きで売ったものもありますよね。NYになると高価な割にコンディションがいいものが少なくなります。一旦、国内盤で所有したものを買い替える勇気はほとんどなしです(笑)。
今年もよろしくお願いいたします。
投稿: 67camper | 2008年1月 1日 (火) 19:28
すみませんnewksです。
実は、長い間、只のジャズ&オーディオファンでしたが、このアルバムのオリジを始めて聴いてそのまま、天国に?行ってしまった訳です。
bassclefさんと多分一緒?の1957年生まれで、その説ではどうもこの年の録音と言う事ですよね。
益々、填まった訳です。
この度の解説を得て、もうどうにも止まらないファンになってしまいました。
投稿: newks | 2008年1月 1日 (火) 17:22
あけましておめでとうございます。
九州と東海でお正月にNewks Time、楽しいですね。
今年もよろしくお願い致します。
また白馬でお会いしましょう。
なぜか自分のシステムで書き込めないので、子供のパソコンから書いています。
投稿: Duke | 2008年1月 1日 (火) 16:55