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2007年3月 1日 (木)

<ジャズ雑感 第17回>チャーリー・ラウズのこと。

心に染み込む深い音色・・・それがラウズの唄だ。

妙に好きなレコードというものがある。「妙に」というのは・・・特にそのアルバムなりミュージシャンを大好きだと自覚しているわけではないのだけれども、なぜかレコード棚から取り出すことが多くて何度も聴いているうちに「好きなレコード」になってしまった・・・そんな意味あいである。

ジャズ聴きの初期の頃からモンクをいろいろと聴いてきた。そうしてモンク好きによくあるように、僕もチャーリー・ラウズというテナー吹きをあまりいいとは思わなかった。モンクとそしてモンクの曲と正に対決するように吹いたコルトレーンや、あるいは圧倒的に自分の個性を発揮しながらモンクと対峙したロリンズと比べると・・・モンクとただ共演しているラウズは平坦に感じた。ちょっと「のんびりしたような音色」で、同じようなフレーズを繰り返すものだから、凡庸なテナー吹きという印象を持ってしまったのだ。
<補足>このことについては、みなさんから多くのラウズ擁護コメントをいただき、僕:bassclef もタジタジです(笑) 「CBS時代のモンク」に興味のある方(肯定・否定どちらでも)ぜひ、コメント欄もお読み下さい。長いです(笑)

そういう風に聴こえたのには理由がある。
モンク好きとしては、モンク曲の演奏には、なにかしらスリル感みたいなものがほしいのである。
よくジャズはアドリブだ!と言われている。しかし・・・どの曲でも同じだとは思うのだが、あるテーマが終わって「はい、ここからアドリブだよ」というように、アドリブ部分を普通のバップ感覚でコード通りにスムースに吹き進めていっても、あまりおもしろくないことも多い。 特にモンクの曲においては、テーマとアドリブを切り分けてしまっては、あのユニークなモンクのテーマが生きてこないように思う。
モンク好きとしては・・・テーマ部分でのあのモンク独自のメロディや、あの不思議なタイミング(そのアイディア)のエッセンスみたいなものを、巧くアドリブの中に生かしてほしいのである。
もっともこれは、僕が勝手に思う理想郷(モンク曲解釈としての)であって、それは相当に難しいことなんだろう。
実際、モンクの曲をそんな風に吹いたのは・・・ロリンズとスティーブ・レイシーくらいかもしれない。Dscn1669_1

そんなラウズのことを見直したのは、Takin' Care of Business(jazzland)を聴いた時からである。僕はこのレコードをうんと安いOJC盤で買ったのでそれほど期待もせずに聴いたのだが・・・まずB面1曲目の wierdo という曲がよかった! このKenny Drew作の曲は魅力的なテーマの曲で、かなりの急速調で演奏されるのだが、この曲でのラウズはやけに気合が入っているのだ。ノリのいいテーマの後も、アイディアに溢れるアドリブ展開を見せるラウズは凄い! たいていゆったりとしたテンポで、もっさりとしか吹けないようなイメージをラウズに対して持っていたのだが、この曲でのラウズは違った。それはもう覇気のある見事なテナー吹きだったのである。
そんなラウズに驚いた後・・・思い切りスロウなテンポでやけにメランコリックな曲が流れてくる。それがランディ・ウエストン作のPretty Strange という曲だった。
ランディ・ウエストンが生み出した、正にちょっとstrangeなメロディを、独りラウズが吹いていくと・・・ずし~んと重く沈鬱な感じが漂ってくるのだ。うんとスロウなテンポなので、普通なら、間が持てなくなってパラパラと流すようなフレーズを出してしまいそうなものなのに・・・ラウズは全く動じない。ベースとドラムが淡々とリズムをキープしつつピアノが合間に時々バックをつける中、ラウズは岩のような重さを保ったまま、「メロディを唄う」ことのみに集中しているようだ。ここまで音楽に没入してくると・・・もはやフレーズがどうとかリズム感どうとかいうようなことは問題ではない。
「音色」こそが全てなのだ。
さきほど「のんびりしたような」と書いたラウズの音色が、このウエストンの曲では、これほど深々とした落ち着きのあるどうしようもなく魅力的な音色に聴こえてくる。これはもう・・・全くラウズの世界、そしてランディ・ウエストンの世界だ。それにしても、こんな深い味わいのバラードというのはめったにないぞ・・・。
ラウズがウエストンの曲を好きだったのだろうか・・・このレコードでは、もう1曲、ウエストンの曲を演っている。「204」という曲だ。この曲は、ウエストンのhi fly にちょっと似ている曲調だが、こちらもやはり素晴らしい。チャーリー・ラウズとランディ・ウエストンの相性は、最高にマッチしているように思う。
ちなみにランディ・ウエストンについては・・・次回にでも何か書こうと考えている。

そんな具合に、チャーリー・ラウズという名前が気になってきた頃に、ラウズの「ワン・ホーン」のレコードを手に入れた。
Yeah!(Epic/CBSソニー)である。Dscn1668
このレコードは1973年頃にCBSソニーから1100円の廉価盤として発売されたはずだが、ラウズ=凡庸と思い込んでいた僕が、この盤をその頃に買うはずもなかった。後年、この「Yeah!」にはけっこうな人気が集まったらしく、CBSソニー盤にさえけっこういい値が付いたりしていた。そんな日本盤高騰ブームが去ったある時、このCBSソニー盤を、普通の値段で見つけたのでうれしく入手した。
このレコードではラウズのワン・ホーンで、you don't know what love is や stella by starlightなどのスタンダードを、じっくりと自分のペースで吹いている。モンク曲とは全く別の地平でじっくりとスタンダードをゆったりと吹き進めるチャーリー・ラウズ・・・これも実にいいのである。
この人には本当は「ワン・ホーン」が合っているのかもしれない。
想うに・・・ラウズのテナーには、なんというか実にソウルフルな感じを受ける。ソウルと言っても、いわゆるテキサステナー的な意味合いのソウルではなくて、なんというか・・・深い情感を伴ったある種の敬虔さみたいなものさえ感じ取れる「ソウル」なのだ。
今回、レコードを何度も聴き直しているうちに・・・ますますラウズの音色の深さに引き込まれてしまった。ラウズという人の音色は・・・聴き終わった後にでもじわじわと効いてくるような、そんな地熱のような温かさを持った音色なのかもしれない。
まったく・・・ジャズの世界にはいろんなテナー吹きがいるものだ。まだまだジャズはやめられない。

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コメント

ああ、Yoさん、興味深いコメントをどうもです。こうして前の記事に頂けるコメントというのも、うれしいものなんですよ(笑)
いやあ・・・それにしてもラウズ関わりでLes Jazz Modesの話題になるとは。ラウズ記事の中に~意外なラウズの参加盤として~このLes Jazz Modesのことも書こうかなとも考えたんですよ。というのも、実は僕の方、Dawn盤のオリジナルなんて他には持ってなにのに、たまたまそのLes Jazz Modesを~白っぽい感じで女性の顔の中央辺りだけ浮かびあがったようなジャケットのやつ~持ってるんです。
YoさんコメントにあるWhen The Blues Come On は、A面2曲目に入ってまして、僕も最初にこの曲を聴いた時、訳の判らんソプラノ・ヴォイスには驚き、そしてしらけましたよ(笑)でも全部の曲にvoice入りではなかったのでまあまあ救われました。
>聞いていてラウズのパートになるとホッとする~
わっはっは!全く同感です。それにこのレコード、やけにラウズの音が大きく(オン・マイクの感じで)録られてるみたいで、案外に迫力のあるテナーになってるように感じます。アレンジを利かせたソフトな線を狙った音楽だったとは思いますが・・・Yoさんも「ほっとする」と感じたように、ラウズの場面だけ、黒っぽいジャズを感じますよね。つまり・・・マイペースのラウズ節になってるわけで(笑)
だから・・・
>良くも悪くも空気の読めない人だったのでは?
というYoさんの読みは、ものすごく当たってると思いますよ(笑)
モンクもそんな憎めない気質のラウズだったから、長年、一緒に活動してたのかもしれませんね。

投稿: bassclef | 2007年4月 5日 (木) 22:28

すみません。新しいテーマに入っているのに、前の分に書き込んで・・・。
ラウズに関してもう一言です。実は先日Dawnのサンプル盤である、Critics' Choiceと言う盤を入手しました。その中でLes Jazz Modeという1956年のアルバムの中のWhen a Blues Come onと言う曲が入っていまして、当時としては相当前衛的であったろう曲なのです。フレンチホーン、ハープ、そしてソプラノボイス(声だけ、歌ではない)編成の中にラウズがテナーで参加しているのですが、聞いていてラウズのパートになるとホッとする。逆に言うとラウズだけが普通のハードバップをやっている・・・そんな感じなんです。ラウズ・・・良くも悪くも空気の読めない人だったのでは?なんて思ってしまいます。モンクとやって緊張感を感じないテナーはラウズだけだし・・・如何でしょうか?(笑)

投稿: Yo | 2007年4月 5日 (木) 17:17

Shuffle Boilさん、初のコメントをありがとうございます。ボイルさん・・・Shuffle Boilというハンドルネイムだけで、ボイルさんが、相当のモンク好きだと判りますよ(笑)ジジ・グライスとのsavoy盤/Nica's Tempoで演ってた曲ですね。あのセッション、けっこう好きなんですよ。
THAT'S THE WAY I FEEL NOW~残念ながら、持ってないのですよ。ボイルさんお勧めのAsk Me Now・・・ラウズとスティーブ・レイシーですか・・・それは、よさそうですね。機会があったら聴いてみますね。

投稿: bassclef | 2007年3月18日 (日) 21:55

こんにちは。初めて書き込みさせていただきます。
「ジャケット買い」のお話をされておられますが、CBS時代のモンクで「ジャケット買い」といえば、なんといっても『UNDERGROUND』ではないでしょうか。そしてここでのラウズはなかなか悪くないと思うのですが、如何でしょう。
それから、モンクへのトリビュート・アルバム『THAT'S THE WAY I FEEL NOW.』で、ラウズがスティーブ・レイシーとデュオで演奏した’Ask Me Now'には泣きましたね。

投稿: Shuffle Boil | 2007年3月18日 (日) 14:09

recooyajiさん、こんにちわ。コメントどうもです!
recooyajiさんの挙げられたWill Davis・・・未知の人ですね。
オルガンのWild Bill Davisじゃあないんですよね? recooyajiさんが「いいなあ・・・」と感じるジャケットは、たぶん、僕の方も「いいなあ・・・」という類(たぐい)だと思います(笑)
今回のジャズ批評の「ジャケ買い」特集は、まだまだ先の4月末ころ発売だと思います。
ジャケ買い、となると・・・ホントは全部カラーで見たいのですが、そうもいかないでしょうね。巻頭に一部のタイトルをカラー、あとは記事中にモノクロというパターンになるでしょう。
いいなあ・・・ジャケ」は、いっぱい出てくるだろうと思って、僕の方は、ちょっと「品のいいもの」で出しましたよ(笑)

投稿: bassclef | 2007年3月11日 (日) 13:51

bassclefさん、こんばんは。
ジャズ批評は最近読んでないのですが、「ジャケ買い」特集なんてのがあるのですね。おもしろそうだから、立ち読みでもしてみます。

私のジャケ買いで、一番印象に残っているのでは「Will Davis/Have Mood…Will Call」(Sue)。金髪美女がベッドで仰向けに受話器を持ち上げているジャケットです。
内容はちょっと気になるピアノトリオで、中の上と言ったところですがね。

投稿: recooyaji | 2007年3月10日 (土) 18:05

bsさん、コメントありがとうございます。お待ちしておりました(笑)
モンクのAt Black Hawk聴きました。やっぱりいいですね。ひとつ前のコメントにも書きましたが・・・riversideのモンクの音、ラウズの音には、充分にしっくりくる僕です。彼らのプレイ自体が2~3年後の
CBS時代に急激に落ちた、ということもないと思うのですが・・・まだまだ自分の中の「CBS時代のモンク」に対する微妙な違和感みたいなものが拭えないようです。

今回、ラウズのこのTakin' Careは~ランディ・ウエストンでまとめるつもりで、このレコードから聴き始めたら・・・pretty strangeがあまりに素晴らしいので、つい「ラウズ記事」になってしまった:笑)~
bsさんのBLUE SPIRITS でも載せてましたね。今回「ラウズ」を書く前に、再度、bsさんHPを見てみようかなとも思ったのですが、そこをぐっと堪えましたよ(笑)bsさんの記事は、いつもインパクトが強いので、読んでから書くと、どうしても影響されてしまいそうですから(笑)でも・・・アップした後、安心して読ませていただきましたら・・・(前々回の「いつか王子様が」の時も同じパターンです:笑)
やっぱり、bsさんもまず「ランディ・ウエストン」の曲に注目されてましたね。感じるところは同じということでしょうね。(僕もあのレコードが印象に残ったその理由は、ランディ・ウエストンの曲を2つも選んでいたからなのです。あの2曲を演ろうと決めたのは、誰なんでしょうかね?あのラウズの「深い吹き方」を聴くと・・・やっぱり、ラウズがウエストンの曲を好きで好きで・・・ということでしょうか。いや、そういう風に思いたいです!(笑)
bsさんはあの曲~Pretty Strangeでのラウズを「幻想的」と表現されてましたね。幻想的、思索的、心情吐露的・・・いろんなイメージが湧いてくる素晴らしい「バラード」だと思います。

そういえば・・・bsさん。次回のジャズ批評は「ジャケ買い」特集で、やはり投稿歓迎とのことです。400字、締め切り3/10と告知されておりました。まだ締め切り前です(2~3日なら遅れてもいいかも)ぜひどうぞ!
この<夢レコ>をご覧のみなさんにも、これだ!という「ジャケ買い」がいくつかあるかと思います。どしどし投稿しましょう!
但し・・・載るか載らんかの保障はないです(笑)

投稿: bassclef | 2007年3月 9日 (金) 21:51

Yoさん、「ラウズ」記事へのコメント、どうもです!
そういえば・・・Yoさんは、このtakin' careのオリジ(モノ)をお持ちでしたね。リキさんのところで聴かせてもらったように記憶しております。
Pretty Strange~これはホントにいい曲ですね。「黒っぽい情念」みたいな・・・深い何かを感じます。僕も記事中で書いたように、この曲でのラウズには参りました。そしてこんな曲を造った、ランディ・ウエストンにも。
それにしても、Yoさんがこういうダークな曲を好きとは、ちょっと意外な感じしますね(笑)
今、モンクのAt Blackhawkを聴いてます。いいピアノの音ですし、シンバルも左側から、ちょうどいい強さで鳴っております。モンクは・・・やっぱりriversideの音だなあ・・・という気持ちになりました(笑)ピアノもしっとりとした重さもあり、ラウズのテナーにも、なんというかもう少し「コク」が感じられます。それほど年代の変わらないモンク~ラウズのコンビネイションなのに・・・CBSではなぜ?
・・・おそらく半分以上は、僕自身の先入観から(最初によくない、と思ってしまった部分の)かもしれませんが、notさんのご指摘のように「レーベル・カラー」の違い、という要素も相当にありそうな気もします。僕の場合だと、CBSでの「モンクカルテット」は、どうしても「あっけらかん」としすぎてしまう(ドラム・ベースを含むバンドのサウンドも、録音の感じも)ようです。同じCBSでもモンクの「ビッグバンド」は、好きでけっこう楽しめます。

投稿: bassclef | 2007年3月 9日 (金) 21:14

bassclefさん、こんばんは。
‘AT THE BLACKHAWK’の中の‘I'M Getting Sentimental Over You’でのラウズのソロが好きです。モンクも何時になく?ノリの良いPを弾き、一夜だけ参加したJ・GORDONのtpも聴きものです。皆さんはどうでしょうか?

投稿: bs | 2007年3月 9日 (金) 18:52

bassclefさん、気が付くのが遅く、そして皆さんのコメントも読ませてもらっているうちに書き込みが遅くなりました。ラウズ・・・良いですね。私もTakin' Care of Businessのオリジナルモノ盤をタダ同然で仕入れてからラウズが好きになりました。私的にはpretty strangeが大好きで、ちょっと変な曲だけど何故か心に引っかかる・・・そして題名を見ると「・・・その通り!!」ってな感じで、「ジャズでも題名が大事だな」と納得したと言う意味でも心に残る曲です。YEAH!のステラ~・・・これも良いですね。沁みます。
モンク・カルテット時代のラウズは確かにモンクのスリリングな所をちょっと間延びしたようなフレーズで受けたりと「凡庸」と言われてもしょうがないかな?と思えることもありますが、嫌いではありません。Riverside時代のラウズの入ったレコードではAt The Blackhawkが好きなんですが、これは私の好きなHarold LandやJoe Gordonの好演もありますが、ラウズもランドに劣らず、ランドとトーンの差で聞き分けないと分らないくらい早いフレーズのソロもかっこいいと思います。でも、本当のラウズの良さはリーダー作で見せるようなゆったりとしたフレーズにあるのでしょうね。
モンクがどうしてラウズを選んだか?・・・Monk's MusicでのコルトレーンやBrilliant Cornersのロリンズのようなやつとレギュラーバンドを組んだら(聴いている方はスリリングで楽しいけれど)やっている本人は神経持たないのでは?・・・なんて思ってしまいます。そしてラウズがどうしてモンクと組んだか?・・・きっとギャラが良かったのかな?
すみません、くだらない感想を書いてしまいました。またいろいろ教えてください。

投稿: Yo | 2007年3月 8日 (木) 10:27

4438milesさん、返事コメントが遅くなりましてsorryです。モンクinトーキョーを生で見て、聴いたのですね・・・う~ん、うらやましい!
ダンロップのとぼけた味~
ウオーレンの一心腐乱(この漢字でいいのだろうか?:笑)の強力なピチカート~
モンクの間のスキマにフレーズを吹き込むラウズ

なるほど・・・雰囲気がすごく伝わってきますよ。実際にステージを見た方ならではのコメントですね。

僕もモンクのものだけDVDとか見てるのですが、その中にヨーロッパ公演のステージやら空港やらでの様子が出てくるのですが、モンクという人は・・・本当によく踊ってますね。なぜかクルクル回っていたり(笑)
そして
>コロンビア時代のラウズはモンクの踊りの伴奏と考えると~
なるほど!これはおもしろい。考えたこともなかった(笑)でもたしかに・・・1960年代からのモンクのライブレコードをあれこれ聴くと、ラウズのいつもちょっと長いようにも感じていたんですがありゃあ・・・ステージでモンクの踊りがノッてきて止まらないんで、
人のいいラウズは吹き続けていたのかもしれませんね(笑)

ちなみに僕はラウズの低音域は好きなんですが・・・ちょっと高い方から降りてくるときのフレーズが~あの独特な付点8分音符の「こぶし」付き~ちょっとだけ苦手なんです(笑)もちろんこれは・・・僕bassclefの好みでの話しですので、「ばかっ!あれがいいんだ!」という方もいらっしゃるとは思います。

「チャーリー・ラウズwithモンク」・・・この話題にはもっともっといろんな見方・感じ方がありそうですね。みなさん、どしどしこのコメントに、「私のラウズ」コメントを書いてください。shaolinさんも・・・ぜひどうぞ~(笑)

投稿: bassclef | 2007年3月 7日 (水) 21:00

ああ、シュミットさん、またまたコメントをどうもです!それからこちらの思い込みで~コメントをいただく「シュミットさん」と、あちらのブログの落ち着いた雰囲気が近いような気がして(笑)・・・どうもすみませんでした。
「ムーン・レイ」~そういえばミルト・ジャクソンの「~カルテット」(prestige)での演奏も実にいい雰囲気ですね。実は、あのレコードも相当に好きな1枚です。

投稿: bassclef | 2007年3月 6日 (火) 20:05

bassclef殿、
ちょっと多忙で乗り遅れました。
本文とコメントを読ませて頂き、ちょっと頭が混乱しております。それにしても、良い盤を二枚もそれもただ同然みたいな価格でズルイです!(笑)
どうやったら掘り出し物をゲットできるのか教えて欲しいものです。

モンクとラウズ・・・これはもう夫婦というか通訳というか・・。
ラウズは来日するまでよく知らないテナーでした。
1964年に来日、その前に「MONK'S DREAM]が出て、僕は大変良いという評価をしていたのです。
モンクのあの、「間」「とぼけたアイディア」この隙間を縫って、フレースを吹き込むテナー、ラウズくらいしかできないのではと・・。
そこに:ダンロップの中タムのオカズがとぼけてまた良いのではと思うのですが。
ただひたすら、ここでリズムが狂ってはと頑張って太くいるのがヲーレン君で。
バランスが良いのでは。
そして産経ホールで聴いたモンク・カルテットはあのレコードそのものでした。
因みに、モンク イン 東京のVTRもありますが、モンクの踊りとラウズのテナーは合っていますね。(笑)
それに、やはりモンクの古い記録VTRがあり、パリ公演などの記録ですが・・・ここではグリフィンあたりがモンクが何をやりたいか分からなくなり、それをラウズが通訳しているシーンがあります。
これを見ると、ラウズが居ないと、モンクのコード展開などもみんなに理解できなかったのではと思うくらいです。

ラウズはその後BN盤でボサノバなどを聴きましたが、何と言うか・・・やはりモンクとやっているラウズが、一番あっているのではと・・やはり思ってしまいます。
洒落た軽いボサノバフレーズは彼には不向きではと思うしだいです。
でも、それにつけても、BASSCLEFさんのこの二枚の盤を聴けばまた変わるかもしれませんが・・。

そう、特にコロンビア時代のラウズはモンクの踊りの伴奏と考えると、謎が解けるのではと思うしだいです。
実はあのモンクの踊り・・・は彼のリズム感覚を顕著に表現しているのではと思うのです。
一度真似して踊ってみては、私はやったことがあります。
モンクの気持ちが分かります。(笑)

投稿: 4438miles | 2007年3月 6日 (火) 16:41

今晩は、シュミットです。

『ムーン・レイ』のことでもうすこし。ダコタのは軽くバウンスするリズムにのって、スキャットを交えて唄ってるんですよ。いま聴きながら書いてるんですが、このスキャットというのかフェイクというのか、これがかっこいい。
この曲のインストではインパルスのロイ・ヘインズ(out of the afternoon)とプレステのミルト(quartet)が有名ですが、エディ・デュランのコンコルド盤(ginza)がなかなか聴かせてくれます。機会があれば、ぜひ。

この場をお借りして、
dukeさん、今晩は。ダコタにサインしてもらったってのはすごいですね。またそちらにもお伺いさせてもらおうと思ってます。

ちなみにわたしは「シュミットさんにならない法」のシュミットさんではありませんので、よろしくね。

投稿: シュミット | 2007年3月 5日 (月) 21:43

dukeさん、こちらの方にもコメントいただき、ありがとうございます。dukeさんのブログ「デューク・アドリブ帖」は、毎回みなさんの反応が速くて・・・あっという間に一週間が過ぎてしまいますね(笑)先週話題の「ジャッキー&ロイ」にはコメントできずに失礼しました。古代ローマみたいなジャケットのジャッキー&ロイに1票!と思ったのですが・・・あれは内容よりジャケットの方がなかなか・・・(笑)ということで出しそびれました(笑)
シュミットさんから「ダコタ」の名前が出ました。dukeさんのツボに入ったようですね(笑)シュミットさんは、この拙ブログにも古くからコメントを入れていただいております。いつも気の利いたハイブロウな一言なのでうれしくなります。シュミットさんのブログがたぶん・・・これです。http://blog.livedoor.jp/shmidt/
(シュミットさん、違ってたらごめんなさい)

投稿: bassclef | 2007年3月 5日 (月) 20:36

シュミットさん、ちょいヒサでした。滋味溢れるコメントありがとうございます。
「モンク・イン・トーキョー」~実はそのレコード、まだ聴いたことがないんです(笑)CBSソニーから出てた方(1963年ライブか?)ともっとうんと後に東芝が出したやつ(こっちはたしか版権問題ですぐ回収したとか)他にもあったかもしれませんね。あの時代のベーシスト~ブッチ・ウオーレンは野太い音を出す人でちょっと気になる存在なので、その「イン・トーキョー」また探してみたいですね。
ダコタ・ステイトン~シアリングとの共演盤か何かを聴いたことがあったような・・・巧い歌手ですよね。「ムーン・レイ」はクリス・コナーがうんとスロウなテンポで歌ってましたが、ダコタははたして・・・?
ところで、シュミットさんは、ブログの「シュミットさんにならない法」のシュミットさんでしょうか?

投稿: bassclef | 2007年3月 5日 (月) 20:27

Yeah! Yeah! bassclef さん、ラウズとは嬉しいですね。

モンクを話題にするとき、いつも刺身のつま扱いですが、いいテナーですよ。ロリンズやコルトレーンとの比較論では正しく評価できないわけでして、モンクバンドには欠かせない存在といえます。「刺身のつま」の由来は夫に欠かせない「妻」と、はしの「端」がありますが、ラウズは当然前者です。
それにしてもCBSソニーの1100円廉価盤はいい企画でした。オリジナル盤が高値のアルバムばかりでしたからね。デイブ・ベイリーの「Two Feet in the Gutter」もあり驚きました。今のCD再発とは違う趣がありましたね。

なんと更に嬉しいことにコメント欄にダコタ・ステイトンの名が・・・

はじめましてシュミットさん
『the late late show』にはダコタからサインを頂きました。「ミスティ」はこう唄うべしです。

投稿: duke | 2007年3月 5日 (月) 19:28

今晩は、シュミットです。

わたしもラウズはずっと苦手で、コロンビア時代のモンクをあまり聴かないのは彼のせいじゃないか、と思っていました。
昨年、『monk in tokyo』(63年)ってのを知人に聴かせてもらって、やけにラウズが張り切ったソロをとっているのでビックリした経験があります。そのときに『yeah!』も聴かせてもらい、ラウズのおいしいところを教えてもらいました。ちゃんと聴いてる人はちゃんと聴いてますね(あたりまえですが)。あの1100円盤がほしいです、ほんと。

ps.『ムーンレイ』のことですこし。わたしもこの曲が好きなんですが、おっしゃるとうりヴォーカルものは意外に少ないですよね。決定版はコナーでしょうが、ダコタ・ステイトン(『the late late show』capitol)もいいと思います。機会があればぜひ。ではまた。

投稿: シュミット | 2007年3月 5日 (月) 00:20

NOTさん、再びのラウズ話し、Thanksです。
ブルー・ミッチェルのriverside盤・・・ああ、そのsmooth~です。あの盤、なぜか古い国内盤(ビクター/フィリプス)とriversideの青・モノラルを持ってまして、ストリングスから「ふわあ~っ」と浮かび上がるようなブルー・ミッチェルの音色が大好きなんです。
それにしても、NOTさんもすぐあのミッチェル盤の答えが出てくるとは・・・畏れ入りました(笑)

ラウズのこと・・・riversideの[Five by~]や欧州ライブ盤は、僕もいい印象を持っております。Five by~もリズム・セクションがわりあいスムースにやってますが、まだまだ「モンク的なこく」がありますね。あのレコード聴いた時、「あれ、これにも(riversideなのに)ラウズ入ってるのか!」と意外に感じた記憶があります。そしてなぜか・・・同じラウズなのにcolumbiaで感じたほど平坦には感じませんでしたね。だとすると・・・僕はcolumbiaでのフランキー・ダンロップのドラムが苦手な部分もあるかもしれませんね。(なにかすごく「軽い」感じがするのですが)

>CBSもの~良く言えば端正、悪く言えばこじんまりとした印象~レーベル・カラーも影響していると思います~
ああそうか!・・・それはあるでしょうね。columbiaのようなマーケティングがしっかりしていそうな大手レーベルだと・・・そのサウンドもやはりアクがない中庸なもので(マイルスなどは、あのcolumbiaのジャケット、サウンドにぴたりと合致したソフトなイメージで~いや、もちろん元の音楽がしっかりしているからこそなんですが(笑)~相当、多くのリスナーに受け入れられた、という感じもしますね)その中庸的マイルドさは、やはりモンク音楽を「ゆるく」感じさせてしまった・・・そんな感じ、たしかにありますね。
僕の方・・・NOTさんが「ブレイキーとウエアくらい」と評する、その「モンクス・ミュージック」からモンクに没入したもので・・・(笑)どうもゴツゴツしないリズムセクションから受けるcolumbia時代には魅力を感じなかったのです(笑)
そんなCBSでのイメージだけで「ラウズ、よくない」と長年、思い込んでいましたが、今はもちろん、だいぶ違いますよ。今は・・・「ラウズには何かがある」という感じです(笑)
BNの「ボサノヴァ~」も未聴ですし、まだまだ「聴かねば盤」はいっぱいですね。CBS時代のモンク/ラウズも「先入観なし」で聴いてみようかな・・・(笑)

投稿: bassclef | 2007年3月 4日 (日) 22:13

monkの件で肝心なことを書くのを忘れていました(笑)。
>ミッチェルで好きな1枚があります。riversideのストリングスとやってるやつ・・・windsなんとかだったような?peaceという曲をやってるのを覚えております。

BLUE MITCHELLの「SMOOTH AS THE WIND / RIVERSIDE 367」ですね。これアレンジがBENNY GOLSON(3曲)とTADD DAMERON(7曲)なんです。ご指摘の「PEACE」はBENNY GOLSONです。こんなものまで知っているbassclefさん、あなたはもう立派なゴルソン中毒です(笑)。

投稿: NOT | 2007年3月 4日 (日) 16:34

bassclefさん、当方のコメントの5倍くらい!の長文の回答を戴きありがとうございます。ROUSE擁護派(笑)といたしましてはRIVERSIDEの「FIVE BY MONK BY FIVE」とヨーロッパでの3枚のライブを挙げて再度突っ込みたい(笑)と思います。「FIVE~」はビッグ・バンドの「TOWN HALL」以外ではROUSEとの最初の共演で、サド・ジョーズの活躍が目立ちますが「ASK ME NOW」のROUSEのソロなんか実に新鮮で最高だと思います。また3枚のライブ(FONTANA/INTERDISC)も十分満足いく出来ばえで時折繰り出すROUSEのゴリゴリとした低音は刺激的で随分とシビレましたしドラム・ソロなんかもここでは効果的です。

CBSのものも単体で評価すればどれも平均点以上なんでしょうけど良く言えば端正、悪く言えばこじんまりとした印象を受けます。これは多分にレーベル・カラーも影響していると思います。BN、PRESTIGEの10インチやマイルスとのセッション、「BRILLIANT CORNERS」「MONK'S MUSIC」等常に極上の話題作を作ってきたため期待が大きすぎたことに加えワンホーンでは自ずと限界がありますしご指摘のとおり、ベースとドラムがリズム・キープに徹しているため刺激のないものになってしまったんでしょうね。でも当時モンクの後ろで叩き(弾き)まくれる人っていたでしょうか(笑)。ブレーキーとWAREくらいでしょ。タイム誌の表紙を飾るようになりある程度達成感を感じ冒険をしなくなったMONK、別にROUSEじゃなくてもGRIFFINでもFOSTERでもきっと同じ結果が出ていたんじゃないでしょうか。

投稿: NOT | 2007年3月 4日 (日) 16:16

おおっ、recooyajiさん、Takin' Care of Businessのジャズランド黒ラベルお持ちなんですか!それはいい(笑:また聴けるぞ、という笑です)ひょっとして・・・YEAH!もEPICオリジナルでお持ちですか?

recooyajiさん、そのtakin' careのステレオ録音の件~こちらの手持ち、さすがにOJC盤のやつ、けっこういいかげんで(笑)ラベルはオレンジ色ですが「ステレオ」でした。それで、さっきA面を聴いてみたのですが・・・各楽器の位置関係はだいたい以下です。
どの楽器の厚めに入っていて、録音自体は良好だと思います。

テナー~ほぼ中央(ほんの少し左より)
ペットとピアノ~左。
ドラム~ハイハット・シンバルは左だが、スネアなどは中央(やけに横長なドラムセットですね:笑)
ベース~右。

ブルー・ミッチェルのトランペットは、たしかにかなり左側ですが、僕の耳には、音量は(録音のバランスとして)それほど小さくは聞こえませんでしたが・・・ミッチェル自体がそんなにビッグトーンの人ではないのかもしれませんね。
ミッチェルで好きな1枚があります。riversideのストリングスとやってるやつ・・・windsなんとかだったような?peaceという曲をやってるのを覚えております。

投稿: bassclef | 2007年3月 3日 (土) 22:44

mono-monoさん、更新予想完璧推理のコメントありがとうございます!
ちょうど昨年も1/1に出したので、今年も1/1、それから・・・さすがに一ヶ月に一度くらいは更新しないとなあ・・という流れで2/1となり、同じ理由で今回の3/1でした。ものすごく単純な自分です(笑)
チャーリー・ラウズ・・・いいですよ~とか薦めるわりには、ちょっと前までは自分もどちらかというと「嫌い」の部類だったのに(笑)このごろは、ベニー・ゴルソンといい、このラウズといい、以前は苦手だったはずの「サウンド」が、抵抗なく聴ける・・・そんなパターンが増えてきました。ブルーベックやジョン・ルイスも、それほどいやではなくなってきたし・・・これは年をとってきた、ということなんでしょうね(笑)Yeah!では、やっぱり「ステラ」が好きだなあ・・・。

投稿: bassclef | 2007年3月 3日 (土) 22:29

67camperさん、「待ちに待った」などという嬉しいコメントをどうもです!(笑)すんません・・・今回、相当に短めです。最初はランディ・ウエストンの曲中心の話しに持っていこうと考えていたのですが・・・takin' care of businessを何度か聴いているうちに・・・どうにもラウズのpretty strangeが染み込んできてしまい、「ラウズ」だけに話しを絞ったので、あっさり・すっきりと終わりました(笑)
1100円で出たCBSソニーからの「EPIC盤」シリーズ~あれ、今考えても、P.ウッズに、J.コールズ、それからデイブ・ベイリーとか・・・本当に渋い、しかし内容のいいものばかりでしたね!あの時のCBSソニー盤~「造った」音かもしれませんが・・・全体に丸みがあって、どの楽器も厚みのある太い音で、案外にいい音なんですよ。それも人気の理由かもしれませんね。あの辺、僕もけっこう集まってますが・・・NOTさんと同じく「We Paid Our Dues」は未入手・未聴なんです。あれ、片面がラウズで、もう片方は・・・あれ、あれ・・あれ・・・あ、セルダン・パウエルでしたね!う~ん・・・聴いてみたい(笑)
BOSSA NOVA BACCHANAL~こちらも未聴だったあ!これからラウズをもっと聴け~!ということかな(笑)
サイド参加で好きなラウズは・・・ソニー・クラークのLeapin' & lopin'です。

投稿: bassclef | 2007年3月 3日 (土) 22:19

ああ、NOTさん。さっそくのコメントをありがとうございます。ロリンズ~クリフォード・ジョーダン~ラウズ・・・う~ん、渋いですね(笑)クリフォード・ジョーダンといえば・・・「大阪有線」という会社のジャズのチャンネルを流していたりするのですが(笑)そのジョーダンと思しき「the last night when we were young」~以前、拙ブログのアート・ファーマー話題の折、たしかNOTさんが教えてくれたような~有線で聴きましたよ。けっこういいじゃないですか(笑)それにしてもM54さんへのコメントに書いた「ムーン・レイ」(クリス・コナー)といい、ジョーダンのlast night~といい・・・この有線放送の番組構成の担当者の方、相当なジャズ好きなんだろうなあ(笑)

>CBSに移った頃にはさすがのMONKもそろそろ才能が枯渇し始めていたため自作曲の再録が多くなっており既に新鮮味に欠けていてその原因をROUSEに求めるのはちょっと酷だと思います~
ああ・・・NOTさん、実に鋭いコメントですね(うう・・・と困る僕)実は、あの件を書いた時、「これだと(CBS時代のモンクがつまらないのは、全部ラウズのせい、という感じになっちゃうなあ・・」と自分でも思いました(笑)なので・・・「モンクかわいさのあまりどうしてもラウズのせいにしてしまうような部分もあったかもしれない」みたいな文章も入れようかな、とも考えたのですが・・・ラウズについてはこのあとで「ほめる」から、ここはこのままでいこう、ということにしてしまったのです(笑)ラウズ好きの方、すみませんです!
モンクとのラウズ、あるいはCBS時代のモンクについて言えば・・ごく冷静に考えれば(サウンドを聴けば)・・・あの「面白くなさ」は、ラウズのフレーズ・リズム感だけが問題なのではなく、ドラムやベースが、これまた淡々とリズムを刻むだけに終始している(そのため、音楽全体が単調になり、ただ単に「モンクの曲を使ったゆるいハードバップ」という感じになってしまっている)せいもあるでしょうね。そして・・・もっと言えばそういう安易な構成を許した(どの曲もほとんど同じパターンなので)モンク自身にも要因はあったのかもしれません。だからNOTさんがおっしゃるように「モンク自身の衰え」の方を指摘すべきだったかもしれません。ただ上記の「リズム陣の単調さ」と「ラウズ自身のフレーズ・ノリ・ビート感」の両局面が合致してしまったことが(それはそれで「合って」はいるのだが)モンク音楽の展開としては・・・いい方向には働かなかった~という感じはあったかと思います。まあ・・・このモンク~ラウズの件は、あの時期に僕自身が感じていたことには違いないので・・・まあ「モンクかわいさ」ゆえの若気の至り」ということでお許しを(笑)
いやあ・・それにしてもNOTさん、鋭いなあ(笑)

投稿: bassclef | 2007年3月 3日 (土) 21:17

おおっM54さん、ちょいヒサでした!あ、いや・・・このまえ「杜」の方で、「夜行列車」の「ムーン・レイ」話題がありましたね(笑)あの曲・・・ちょっと調べたら、うんと古い曲で、アーティー・ショウがヒットさせて有名になったらしいですね。そして案外に少ないヴォーカル・ヴァージョンでもクリス・コナーが唄ってます。そういえば、ちょうど今日、そのクリス・コナーらしきムーン・レイをジャズの有線で聴きました(笑)
ラウズのテナーの音・・・ちょっと湿ったようなくすんだような渋い音ですよね。でも妙に心に残ってしまうのです。(僕の場合は特にスロウな曲で)
NOTさんもおっしゃってるように、サイドメンとしても多数の参加盤もあるようだし・・・まだまだ聴いてみたいテナー吹きです。
ところで・・・「ドルフィ54氏」としては、ドルフィの一番好きなレコード(あるいは曲、あるいはソロ)は何でしょうか?いろんな局面を出してくるドルフィなので・・・なかなか絞りにくいと思いますが、また教えてください。

投稿: bassclef | 2007年3月 3日 (土) 20:42

bassclefさん、こんにちは。
僕もこの2枚のRouseは好きな盤です。もっともbassclefさんとは逆で、最初に「Yeah!」を聴いたのですけどね。

ところで「Takin' Care of Business」ですが、僕の持っているのはJazzlandのステレオ・オリジナル(黒レーベル)です。このステレオ録音のバランスが気になってなりません。
C.Rouseのテナーはほぼ真ん中なのですが、B.Mitchellのペットが完全に左だけで、音も小さく聴こえます。
bassclefさんのOJC盤は如何ですか?
(写真で見るとオレンジなのでモノ盤かもしれませんね?)

投稿: recooyaji | 2007年3月 3日 (土) 16:50

更新が、1/1、2/1ときてたので、ヒョットして?と思ったらやはり3/1でしたね。
今回の文章(文体?)って、CHARLIE ROUSEの音色のように、ゆったりどっしりって感じがして、まったり楽しませていただきました。
とはいえ、CHARLIE ROUSE、恥ずかしながらきちんと聴き込んだことないんです。
それじゃ「Yeah!」からいってみようっと。

投稿: mono-mono | 2007年3月 3日 (土) 08:00

bassclefさん,おはようございます。待ちに待った更新,ラウズできましたか。
御指摘のYEAH!、自分のも1100円盤です(笑)。エピックは国内盤の中古も結構値段がしますものね。FULLER, WOODS, JOHNNY COLES, BETTY CARTER, RAY BRYANT, DAVE BAILEYなど全部このシリーズですね(大笑)。
NOTさん、御指摘の"WE PAID OUR DUES"はセルダン・パウエルとのカップリングですよね。これはあまりみかけないですよね。個人的にはバレルが入った"BOSSA NOVA BACCHANAL"が好きですね。どうも"Bossa"という言葉自体に弱いようで・・・

投稿: 67camper | 2007年3月 3日 (土) 07:42

おはようございます。CHARLIE ROUSEは大好きなテナーで個人的にはROLLINS、CLIFFORD JORDANの次くらいに位置します。なんといってもゴリゴリとしたテナーの音色がいいですね。掲載のJAZZLAND、EPIC盤の他BNの「BOSSA NOVA BACCHANAL」もQUINICHETTEとの「THE CHASE IS ON」も良く聴いています。でもサイコーなのはサイドマンとしてですけどhttp://blogs.yahoo.co.jp/not254/10396558.html  
 だと思っています。ここに後日MONKと組む伏線があります。MONK時代はあまり評価されていませんがCBSに移った頃にはさすがのMONKもそろそろ才能が枯渇し始めていたため自作曲の再録が多くなっており既に新鮮味に欠けていてその原因をROUSEに求めるのはちょっと酷だと思います。ところでEPICのもう1枚「WE PAID OUR DUES」持ってないんですよ、欲しいな~。

投稿: NOT | 2007年3月 3日 (土) 05:27

こんばんは。 ご無沙汰しております。 
なかなか書き込むタイミングが取れませんで(笑) でもいつも楽しく拝見しています。  今回はラウズということで期待してましたら、やっぱり、大好きな盤が出ました。
YEAH! は愛聴盤です。 『ステラ~』は特に大好きでまさにラウズの音色が心に沁み込んできます。 今夜は仕事で聴けませんが、想像しただけで幸せな気持ちになります。 聴きたい! 

投稿: M54 | 2007年3月 2日 (金) 01:10

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