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2006年9月26日 (火)

<思いレコ 第12回> Ernie Henry/Presenting(riverside)

ウイルバー・ウエアのこと(その2)Wilbur Ware の discography

_002_3 昨年8月頃~夢見るレコード<やったあレコ 第3回> After Hours Jazz(Epic) ああ、エルヴィン!~の記事中に、エルヴィン・ジョーンズ参加作品のディスコグラフィ(1959年くらいまでの)みたいなものを載せたことがある。あのリストは、主に(コルトレーンとの共演以外の)「ハードバップのエルヴィン」という興味から、1959年くらいまでの参加作品をまとめたものだった。

僕は一人のミュージシャンを好きになると、しばらくの間、そこに集中してしまう(笑)前回の<夢レコ>でフューチャーしたウイルバー・ウエアについても、一時期あれこれと調べてみたことがある。ちょうどその頃、発売され始めたリヴァーサイドのビクター盤裏ジャケットに載っているウエアの参加作品紹介などを参考にして、ウエアのディスコグラフィを作ったりしていた。
しかし、そのビクターの国内盤発売がひと段落してしまうと・・・ウエア参加盤は、なかなか見つからなくなった。もうないのかな・・・と思ってる頃に、米ファンタジー社からOJCシリーズが発売されるようになって、それまで全く知らなかったリヴァーサイド盤やプレスティッジ盤が次々と発売されるようになった。そしてそれらの中に、ウイルバー・ウエアの参加作品がけっこうあったのである。それらも含めて、とりあえず僕が知っているウエアのレコードをまとめてみた。

そんなわけで、今回は、ウイルバー・ウエアのディスコグラフィを載せたい。もちろん未完なのだが、とりあえず録音年と月の順番で並べてみる。
その後で、思いつくままにいくつかの盤について、あれこれと書いてみたいと思う。

*もちろんウイルバー・ウエアの参加作品は、他にもまだあるはずである。ご存知の方は、ぜひコメント欄にてお知らせください。

  1. Johnny Griffin/J.G.(cadet) 1956年
  2. Art Blakey & Jazz Messengers/The Cool Voice Of Rita Rey
   (phillips) 1956年6月(2曲のみ)
  3. Art Blakey & Jazz Messengers/Originally(columbia) 1956年
  (2曲のみ)
  4. Ernie Henry/Presenting(riverside) 1956年 8月
  5. Matthew Gee/Jazz By Gee!(riverside) 1956年 8月(A面5曲)
  6. J.R.Monterose/~(bluenote) 1956年10月
  7. Zoot Sims/Zoot(riverside) 1956年10月
  8. Lee Morgan/Indeed(bluenote) 1956年10月
  9. Kenny Drew/This Is New(riverside) 1957年 3月
10. Hank Mobley/Hank(bluenote) 1957年 4月
11. Herbie Manne/The Jazz We Heard Last Summer(savoy)
  1957年 5月(B面2曲)
12. Thelonious Monk/Monk's Music(riverside) 1957年 6月
13. (various artisits) /Blues For Tommorrow(riverside) 1957年 6月
  (1曲のみ)
14. Thelonious Monk/Monk With Coltrane(riverside) 1957年春
  (とされているが、どうやら1957年夏の録音のようだ)
15. Sonny Clark/Dial S For Sonny(bluenote) 1957年 7月
16. Jenkins, Jordan & Timmons(new jazz) 1957年7月
17. Thelonious Monk/Monk Meets Mulligan(riverside) 1957年 8月
  (オルタネイト・テイク集のLPも出た)
18. Ernie Henry/Seven Standars and Blues(riversied) 1957年 9月
19. Kenny Drew/Pal Joey(riverside) 1957年10月
20. Kenny Drew/I Love Jerome Kern(riverside) 1957年
21. Kenny Drew/Harry Warren Show Case(judson) 1957年
22. Kenny Drew/Harold Aren Show Case(judson) 1957年
23. Dick Johnson/Most Likely(riverside) 1957年10月
24. Wilbur Ware/Chicago Sound(riverside) 1957年10月・11月
25. Sonny Rollins/A Night At The Village Vanguard(bluenote)
  1957年11月
26. Sonny Rollins/More From The Village Vanguard(bluenote)
    1957年11月
27. Kenny Dorham/2 Horns, 2 Rhythm(riverside) 1957年12月
28. Toots Thielmans/Man Bites Harmonica(riverside)  1957年12月
29. Toots Thielmans/Time Out For Toots(decca) 1958年 1月
*上記のデッカ盤~ベースはダグ・ワトキンスでした。
30. Johnny Griffin/Way Out(riverside) 1958年 2月
31. Johnny Griffin/~ Sextet(riverside) 1958年2月
32. Blue Mitchell/Big Six (riverside) 1958年7月
33. Tina Brooks/The Waiting Game(bluenote) 1961年 3月
  (モザイクのティナ・ブルックスboxセットが初出自。その後CDで発売)
34. Clifford Jordan/Starting Time(jazzland) 1961年 6月
35. Grant Green/Remembering(bluenote) 1961年 8月
36. Charles Moffett/The Gift (savoy) 1969年
37. Paul Jeffrey/Family (mainstream) 1969年
38. Clifford Jordan/In The World (strata east) 1969年
39. Cecil Payne/Zodiac (strata east) 1969年・1970年
40. Walt Dickerson/Tell Us Only Beatiful Things(whynot) 1975年
《以下、追加》
41. Music Minus One:Alto Sax,Jazz Rhythm Records(MMO)
42. RAVE/LPS 502/SAVINA/SAVINA AND ALL THAT GENTLE JAZZ
     (未確認)
このリストの中で持ってないのは、34.36.38.である。
34のRememberingは、1980年頃にキングの世界初登場シリーズだったかで出たことがあるのだが、つい買いそびれた。
たぶん・・・グラント・グリーンの米capitolのCD(タイトル不明)この音源が入っているかと思う。

・・・さて、ウイルバー・ウエア。
1956年のargoのジョニー・グリフィン。このJ.G.のオリジナル盤は・・・ジャケットが「カンガルー・スピリット方式」で有名なのである。
このJ.G.については、リンクしてある NOTさんのブログ these music suit me well に詳しい。
僕の手持ちは、1975年のビクター盤で、もちろん、ジャケットは左右に分かれない(笑) ウエアの(僕が知っている限り)初録音らしいが、リーダーがジョニー・グリフィンなので、さすがのウエアもちょっと遠慮しているのか・・・1年後のもう本当に自由自在に飛び跳ねているかのような感じに比べると、案外におとなしく弾いているように聞こえる。ソロ場面もほとんどない。
それと、どの曲も3分程度と短く、あっさりと1曲が終わってしまうので、「ゴリゴリのハードバップ」を期待すると、ちょっと違うようだ。いつもはもっと豪快に演っているシカゴ一派が、今日はちょっとヨソイキの演奏をしました・・・という感じだったのかもしれない。しかしながら、A面4曲目に riff-raff というウエアのオリジナル曲が1曲だけ配置されており、この曲ではウエアの「ウエア節」がたっぷりと聴ける。グリフィンのテナーは、どの曲においても、もうすでに・・・「グリフィン」である(笑) 

それにしても、こうやって並べてみると・・・ウイルバー・ウエアの参加レコードは、やはりリバーサイドに圧倒的に多いようだ。
ケニー・ドリューとのjudson2枚も含めると、20枚もある。そのriverside音源のほとんどはOJC盤で入手したが、なぜだかOJCでは発売されなかったタイトルもいくつかあった。ケニー・ドリューとの諸作(19~22番)である。
19番については、ビクター国内盤CDでガマンしたが、他の3タイトルは、長い間どこからも出なかったはずだ。

_003_4うれしかったのは・・・20番の I love Jerome Kernである。これはWAVEシリーズの第1回発売タイトルに含まれていて、僕は雑誌の広告で見たような記憶があった。しかし、WAVEの復刻シリーズもこの頃はあまり認知されていなかったようで、地方都市では販売されていなかった(笑)
そうこうしているうちに・・・浜松の中古レコード店で、この I Love Jerome Kern を発見したのだった。

ついでに言うと・・・前述のJudsonの2枚も、OJCではついに出ずじまいで、このWAVEシリーズのだいぶ後の方の回で~しかも一度、発売延期になった後にようやく~復刻されたのだった。この2枚は3000円もしたが、ウエア聴きたさに・・・いや、もちろんジャケットの魅力もあり(笑)すぐに入手した。ドリューとのデュオ演奏ということで、ウエアのベースが張り切ってピアノに絡んでくるような展開を大いに期待したのだが・・・ベースの録音自体も「遠い音」だし、演奏としてもウエアは全くピアノに「絡まない」ことが判り、ちょっとがっかりした(笑) もっともそんなことは、judsonというレーベルがムードミュージック系のコンセプトらしいことを考えれば~それはジャケットのムード路線を見れば判ることだ~大いに想像がつくことだったのかもしれない。それでも・・・裏ジャケには Kenny Drew at the piano の下に小さい字で accompanied by Wilbur Ware とクレジットされている。_003_5 _004_10

   

《この写真の2枚は、judsonのオリジナル盤。どうしても欲しくて2年ほど前に入手した。ずしりとくる盤の重さが・・・うれしい。
しかしながら、内容に期待してはいけない:笑》

僕にとっては「やったあレコ」と呼べそうな珍盤がある。
それが40番にリストした Jazz Rhythm Records:Music Minus One/Alto Sax である。
特殊なものなのであえて40番目とした。何が特殊かというと・・・このレコードは、通称、MMO(ミュージック・マイナス・ワン)と呼ばれる(たぶん)ジャズ演奏の練習用のレコードなのだ。この盤は「アルト編」で、いくつかのスタンダード曲を、アルトで吹きやすいキーでやっている。
ただ・・・あくまで「練習用」なので、最初のテーマ部分でも~当然ここでメロディが出てくるはずの箇所でも~ピアノ、ベース、ドラムは、バッキングだけやっていて、テーマ部分は誰も吹いていないのである。その空白のメロディを「あなたが吹きなさい」という趣向のレコードなのだ(笑)
だから、もしMMOということを知らずに、このレコードを聴いていると・・・かなりお間抜けな感じを受けるだろう(笑)
ちなみに Don Abney(p)、Mundell Lowe(g)、Bobby Donaldson(ds)、それからWilbur Ware(b)という
カルテットではある。推定だが録音は1961年頃か? M1_1

おもしろいのは・・・いくつかの曲ではベースにソロスペースが与えられており、ウエアは、普通にべースソロをとっているのだ。
このレコードは、なかなかの珍盤だろう。裏ジャケットを見ると、他にも「テナー編」や「トロンボーン編」、それに「トランペット」、「ギター」に「ピアノ」、それから「ドラム」や「ヴィブラフォン」の写真まである。僕はアルト編しか持ってないが、おそらく他の盤のいくつかには、共通のリズムセクションが使われていたはずだ。ウエアが参加しているのなら、ぜひ聴いてみたいものだ(笑)

このリストでのriverside盤、僕の手持ち盤はほとんどOJCなのだが、数少ないオリジナル盤が、4番のアーニー・ヘンリー/Presentingである。この盤には、ちょっとした歴史がある(笑)
・・・というのは、この盤は、僕がちょっと、いや・・・かなりの無理を言って、大阪のYoさんから譲っていただいたものなのだ。
2005年9月~最初にYoさん宅におじゃました時、Yoさんとレコード店(冗談伯爵)で待ち合わせた。2人で20分ばかりレコードを探していたのだが、斜め向かいでエサ箱をチェックしていたYoさんがこの盤を取り上げた。それを見た僕は~それまでのYoさんとのメールのやりとりで、ウイルバー・ウエアの話しが出ていたこともあり~「ああ・・・それはいい盤ですよ。アーニー・ヘンリーにちょっとクセがありますけど」などと言ったはずだ。riverside青ラベル:モノラル盤としては、良心的な価格だったように思う。Yoさんは、「よしっ!」と一声。即、購入決定だ。
Yoさんは、モンク作品では「ブリリアント・コーナーズ」が好きだとのことだったので、もちろんアーニー・ヘンリーというアルト吹きの「人となり」は知っているはずだ。あのアルトに拒否反応ということはないだろう・・・でも僕も薦めた手前、ちょっと心配ではあった。「あんまりよくなかったら、申し訳ないなあ(笑)」と僕。

2006年6月~Yoさん宅再訪の折、僕は2枚の「日本盤」を持っていった。ビル・エヴァンスの「コンセクレイションズ」(2LP:アルファ)と「コンセクレイションズ2」(1LP:アルファ)である。
やはり、そのちょっと前のメールやりとりで・・・僕の方は晩年のエヴァンスにそれほど強くは惹かれていないのだが、Yoさんは逆にあの「鬼気迫るような」エヴァンスの音楽にすごく魅力を感じている~ということが判っていた。そしてYoさんは、オランダ盤のエヴァンスのライブ盤(日本盤と同じ内容のキーストンコーナーでのライブ)を入手したので、僕の持っている日本盤2LP~発売時点ではこれがオリジナルということにはなる~と聴きくらべてみたい、ということであった。こんなやりとりの間からも、Yoさんがこの2LPにも強い興味を持っていることが伝わってきたのだ。このエヴァンスの日本盤2LPはヤフーなどでも案外に人気がある、とのことだった。

僕も「エヴァンス好き」ということでは相当なものだと思っているが、最晩年のエヴァンスは・・・「息せき切って、ただただ自分の音楽を発露している」という感じがして、聴いていて何かこう・・・辛い(つらい)のだ。ベースのマーク・ジョンソンも好演しているので、何度か聴いたのだが「辛くなるような感覚」をどうしても拭(ぬぐ)えないのだ。そんな僕の事情と、この日本盤に対するYoさんの思い入れが、ちょうどうまい具合に重なって、何かの盤と交換することになったのだ。その時、僕のアタマに浮かんだのが・・・・あのアーニー・ヘンリーだったのである。エヴァンス日本盤に多少の人気があろうとも、この申し出は自分でも、ずうずうしいにも程がある!思ったのだがなんとしたことか・・・Yoさんは即座にOKしてくれたのである!「この盤はbassclefさんが持っていた方が幸せでしょう」と。_005_6

《Presenting(RLP 12-222:モノラル青ラベル)~純正オリジナルは「白ラベル」で「青ラベルは2ndで」とのことだが、この「青ラベル」も充分に音はいいのだ》

内容は・・・これはもうアーニー・ヘンリーの、あの「重い音色とためたノリ」での独特のねちっこいフレーズ~そうとうに暑苦しい(笑)~
が満喫できる素晴らしいものだ。ヘンリーの一音一音に「気合」を感じるのだ。その気合に応え、これも怖ろしいほど「重い音」をぶちまけてくるウイルバー・ウエア。それから、キレのいいトランペットも聞こえてくる。「あれ、このトランペット、誰?」と思うと・・・これがなんとケニー・ドーハムなのだ。ドーハムではあるのだが・・・こちらが勝手にイメージしていたような弱々しい音色のドーハムではないのだ。キレがあって味がある・・・そんなトランペットだ。ピアノのケニー・ドリュー、アート・テイラーも、みんなが張り切っていいソロを繰り出してくる。特に、B面3曲目のcleo's chant はマイナー調の曲で、この盤の全体に流れる重々しいムードによく合っており、好きな演奏だ。そしてこの曲でのウエアのベースソロ!音がとにかくでかい。そして重い。それから・・・あの独特なノリ!<4ビート2小節(8拍)に「1、2、3、4、1、2、3、4」と素直に乗らずに・・・「1、2、3、1、2、3、1、2」という感じに乗ってくる> 1956年のこの時点で、もう完全に「ウエア節」である。全く one & only なベース世界だ。僕はウエアのソロが始まると・・・嬉しくてなっていつもゲハゲハと笑ってしまう。

・・・そんなわけで、冗談伯爵でYoさんが見つけたあのriverside盤~コーティングが厚くて、深い緑色の背景にヘンリーの白いシャツがよく映える~Presentig は今、僕の手元にある。
ウイルバー・ウエアの入ったこの盤は・・・Yoさんと僕の、いわば友情の証しのような盤かもしれない。
そういえば・・・「コンセクレイションズ」を購入した折、中のハガキを送ると「もれなく」未発表音源のシングルCDをプレゼント!ということで
そのシングルCDも持っているのだった。この3曲は、どれもフェイドアウトしてしまうし、それに何年か後に「コンセクレイションズ2」で世に出た音源なので、大した価値もないが・・・エヴァンスの「コンセクレイションズ:記念のセット」として、ぜひともYoさんに持っていてもらわなくてはいけない(笑) 

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コメント

上不さん、こちらにもコメントをありがとうございました。このMichael Fitzgerald氏のHP、さっそく見てみました。ウイルバーウエアのディスコなんてものがあったのですね。ごく初期のウエア参加作品(probablyでしたが)や、僕の記事中で書いたMMO盤(music minus one)のことなど、とても参考になりました!MMO盤については、やはり他に2~3タイトルありました。<補筆>として、出展を明らかにして、本記事に追加しますね。貴重なジャズ情報に感謝です!

投稿: bassclef | 2006年10月20日 (金) 21:29

ウィルバー・ウェアーのディスコグラフィーに興味をお持ちでしたら、アメリカ人、Michael Fitzgerald氏の労作ディスコグラフィーが参考になるでしょう。

投稿: 上不三雄 | 2006年10月19日 (木) 23:44

NOTさん、ウエイティング・ゲーム(こちらは東芝CDでガマン)再度、聴いてみました。ちらっと思ったのは・・・ティナ・ブルックスの唄い口(フレーズの造り方みたいなニュアンスとして)というのが、マクリーンによく似ているということです。音色もテナーとしては高い音域を多用するようで、マクリーンの太いアルトの音色とちょっと似ているようにも感じたし。3曲目のDhyana(brooks作)と5曲目のStranger in Paradise が特によかったなあ・・・。Paradiseでのドリューも乗ってますね。ジョニー・コールズのtpも、これまたちょっとくすんだような音色で、いいですよね。味がある(笑)
ウエアは~57年・58年と超多忙で、そこで、レコーディング上でのブランクがあり、61年にこのブルックス含め3作だけ(しかしながら、ブルックスもグラント・グリーンも当時は未発表だ)で、また長いブランク・・・。61年のウエアは、やはり・・・ちょっとおとなしいかな?ぶっとい響きは健在だけど、弾むような「ノリ」にちょっと翳りがあるような?・・・そんな感じを受けなくもないです。

投稿: bassclef | 2006年10月 5日 (木) 22:46

bassclefさん、こんばんわ。さあ~て、E.ヘンリーも一段落したところで次に行きましょう。M54さんも指摘されてましたけどDISCOGRAPHYを見て一番ビックリしたのはTINA BROOKSとの共演があったことです。12~3年前くらいになりますか?モザイクの4枚組が出たのは。狂喜乱舞しましたよ、そして即購入しました。当時私は「MINOR MOVE」や「STREET SINGER」なる世界初登場シリーズのTINAの国内盤は持っていましたが肝心の「TRUE BLUE」は買い逃してしまい探せども中古すら見つからない状態でした。その時に幻の「BACK TO THE TRACKS」及びもう一枚の未発表(THE WAITING GAME)を含んで4枚組みとして発売されたわけですから格別でしたね。まぁ聴いてみると「BACK TO THE TRACKS」はともかく「THE WAITING~」はTPのJONNY COLESがミス・マッチ(理由:鋭さが足りない)でお蔵になるのもやむを得ないかと思います。ただ他のメンバーは出来も良く、もしハバードだったらリアルタイムで発売されていた可能性もあったんじゃないでしょうか?それにしてもKENNY DREW、ここでも変なソロを連発していて嬉しくなってしまいます。くすんだTINAのテナーも好調だしウェアも大活躍していますね。

投稿: NOT | 2006年10月 4日 (水) 20:30

bassclefさん、すみません。
悩ませましたね。
全然気にしないでくださいね。
crissさんからバトンが回って来たとき、誰を推薦するか大いに悩んだのですが、やはり自分への影響度を考慮し真っ先にbassclefさんをチョイスしてしまいました。
ごめんなさい。

これに懲りず、遠慮なく自分のブログにコメントくださいね。bassclefさんのRE内でまた気を遣っていただき感謝いたします。これからも宜しくお願いいたします。

投稿: 67camper | 2006年10月 4日 (水) 01:36

67camperさん、いつもコメントありがとうございます。
さて「管理人の輪のバトン」のことなんですが・・・どうにも「不幸の手紙」(僕が小学生の頃、はやった)
を連想してしまい、このフォームに沿ってそのまま参加、という気持ちにはなれません。
ただ「管理人の輪を拡げる」という趣旨には特に反対ではないですし、camperさん始め、自分が「これはっ」と思えるブログ/HPは、すでに拙ブログでもリンクさせていただいております。「輪」は、それぞれの管理者の直接の意思表示で「自ずと拡がっていくもの」だと考えております。
いろいろと偏屈ですみません(笑)

それとは別に・・・
camperさんが「これはっ」と思えるブログの中に、拙ブログ<夢レコ>を入れていただいて、とても嬉しいです(素晴らしい紹介文~<夢見るレコード 管理人bassclefさんはbass playerで、ジャズアルバムに関してテーマをしぼってどんどん掘り下げていく語り口とコメントに集う猛者の皆さんのレベルの高さに脱帽です。とっても勉強になりますよ>~をThanksです)それと、いつもcamperさんのブログでお会いする、サイケおやじさんの<old wave>とkuirenさんの<ジャズとレコードとオーディオと>~この2つのブログへのcamperさんの紹介文に100%同意です!僕も、このブログはいつも楽しみに読んでおります。
まだ未リンクですが、このコメント欄にて、camperさんの素晴らしい紹介文を、以下そのまま転載させて下さい。

OLD WAVE
サイケおやじさんのジャズサイト。最近はジャズだけじゃないぞ。その膨大なコレクションとそれぞれのアルバムの1曲ごとに解説が入っているのが嬉しいですね。このぐらいの数のアルバムをアップし、それぞれの曲に適切な解説が入っているブログを自分は見た事がありません。素晴らしいです。

ジャズとレコードとオーディオと
kuirenさんのジャズボーカルのサイトです。センスあふれるジャケットカバーに魅了されます。見たことないカバーが一杯。これにつきます。ジャケ見ただけで買いたくなりますね。


投稿: bassclef | 2006年10月 3日 (火) 17:10

bassclefさん、こん○○わ。
突然ですが拙ブログに相互リンクさせていただいている”雨の日はJAZZを聴きながら”の管理人、Crissさんから“管理人の輪を広げよう!バトン”という企画が回ってきました。詳しくは自分のブログをご覧になってください。忙しければもちろん参加しなくて結構ですよ。結構面倒くさいし、こんなの入るとブログの美観を損ねちゃう可能性もあろうかと思います。
そう思われる場合は、このコメントは遠慮なく削除してくださいね!

投稿: 67camper | 2006年10月 2日 (月) 04:11

M54さん、コメントをどうもです!
クリフォード・ジョーダンとの盤は、なかなかいいですよ。
ただチャールズ・モフェット(savoy)は・・・なんというかハナから「ヘタウマ」風のノリを意識して演ってる~ような感じがちょっとして・・・(笑)ウエアの演奏も、Yoさんが指摘していたように61年~68年の空白期間のためか・・・ややベースの迫力(というか音自体もちょっと弱くなったような)が・・・という感じを受けてます。またよく聴いてみますね。
大坂の秋の杜~皆さんにお会いできるのが楽しみです。

投稿: bassclef | 2006年9月30日 (土) 22:49

ああ、recooyajiさん、コメントをどうもです!
先日はいろいろいいレコードを聴かせていただき、ありがとうございました。
それにしても・・・ハードバップのいいところの盤をいろいろお持ちのようで・・・もう素晴らしいです(笑)
Kenny Drew/This Is New~これはOJCで聴いてみて、なかなか気に入ってる盤ですよ。ぜひ聴いてみたいものです!
それにしても地元のジャズ好きの方と、こうやって知り合えるのも、ブログというツールのおかげですね。ただでさえ・・・孤独を好むジャズファンなんだから(笑)ではまた。

投稿: bassclef | 2006年9月30日 (土) 22:44

こんばんは。  bassさん、ありがとうございます。 ウエアーのディスコグラフィ、持ってないものばかりです。
ティナとも演ってるのがあるんですねーこれは是非聴きたいです。 クリフォード・ジョーダン、チャールス・モフェット、あたりも興味津々です!  少しは自慢を(笑)・・パル・ジョーイはオリジナルを持ってます。  フィリー・ジョーとの相性はいいですね~。  ブンブンとおもたいベースを弾いてくれてます。  bassさんのブログはコメンティターの方々も素晴らしいですねーアーニー・ヘンリーやドーハムに絡むコメントも皆さんがジャズが好きなんだなーと感じられ嬉しく思います。 いつも、いつも、本当に楽しみです。

投稿: M54 | 2006年9月30日 (土) 19:16

こんにちは。
更新されているなんて、今日まで知りませんでした。その上、もう14番目!、近くにいながら、遅れをとった感じです。

Wilbur Wareからの視点、流石です。Monk's MusicやRiversideのZoot!は良く聴いていたレコードですが、W.Wareだとは思っていませんでした。今後はBassistを頭の片隅に置きながら聴いてみれば、また違った聴こえ方をしてくるのかもしれませんね。

ところで、RiversideのKelly Blueなんて話を出しましたが、W.Wareのディスコグラフィーより、Kenny Drew/This Is Newを持って行きましょうか。たまたまホワイト・レーベルを持っているものですから。

投稿: recooyaji | 2006年9月30日 (土) 12:04

67camperさん、コメントどうもです!
僕の方もこの盤をしっかり聴きなおしてみて、一番驚いたのは・・・記事にも書いたのですが、ドーハムの「硬派ぶり」だたんです(笑)コメント欄で、NOTさんも書かれていたように、このセッションでは皆が「鬼気迫る」ような凄みある「音」を聴かせてくれているようです。ブリリアント・コーナーズを聴いてみて、あのちょっと「変なアルト」がイヤではない方には(笑)・・・アーニー・ヘンリーという人を、どしどしと聴きこむことをお勧めしたいですね。
またコメント、気楽にどうぞ!

投稿: bassclef | 2006年9月29日 (金) 20:36

bassclefさん、こんにちは。気がついたらコメント11!相変わらずの盛況ぶりですね。

JG盤、Judson盤のこと、そしてヘンリー、最後にドーハムとコメントまで読むともう書く事ないですね。

presenting E.HENRYは自分も所有しています。当然のOJC盤ですが・・・(笑)。モノで聴くと以前持っていたイメージよりかドーハムの強烈さが目立ちます。こんなに硬い音だっけ?オープンでバリバリ吹くドーハムも珍しいし、それはそれでドーハムなら何でもいい自分ですけど。

ウェアの参加盤、結構おおいですね。ひとつづつまた聴いてみますね。

投稿: 67camper | 2006年9月29日 (金) 07:23

ああ、NOTさん、またまたどうも!
>このセッションはちょっと異常なくらいメンバー全員のテンションが高く~
>きっと全員何かに取りつかれていたんでしょう~
NOTさんも、そういう雰囲気、感じましたか・・・そりゃあ、僕としても凄く嬉しいなあ。そういえば、ドリューも叩きつけるような、変な弾き方してますね(僕も好きです:笑)
あれっていうのは・・・やっぱり、アーニー・ヘンリーというアルト吹きの「あの音色」に、メンバーのジャズ魂が熱く反応してしまった・・・という感じしますね。いや、そうであってほしいというか(笑)こういうジャズがあるから、ジャズはやめられませんね。よしっ、ジャズは気合だあ!(笑)

投稿: bassclef | 2006年9月28日 (木) 22:57

SWANさん、コメントありがとうございます。ヘンリーのseven standards~あれもいいですね。それと・・・Theme For Ernieは、ホントいい曲ですよね。swanさんが挙げられた2つのヴァージョン~コルトレーン(soultrane)もマッコイ(reaching fourth)共に愛聴しております。earnieと言う名前からすぐこの曲を連想されるswanさん・・・そうとうジャズにいってますね(笑)

投稿: bassclef | 2006年9月28日 (木) 22:46

こんばんわ。「PRESENTING~」を聴きなおしていますがこのセッションはちょっと異常なくらいメンバー全員のテンションが高く、bassclefさんのご指摘のとおりでこのTP誰?えっドーハムなの?と驚いてしまいます。キレのいいTPというよりぶちキレたTP(笑)と言った感じですね。つられていつもは丹精なドリューもCLEO'S~では変な(大好きです!)ソロを取るしステディなA.T.までなんか変です(笑)。きっと全員何かに取りつかれていたんでしょう、鬼気迫るものがありますね。


投稿: NOT | 2006年9月28日 (木) 20:34

お邪魔いたします。
ヘンリー・・いいアルトですよね。私はリーダー作ではSeven Standards・・しか持ってませんが(国内盤です)ここでも甘めのスタンダード曲を例のねじれたアルトで吹くヘンリーが最高ですよね。(特にMy Ideal)ご紹介のPresenting・・も一度中古屋でビクター盤見かけたのですが何故かスルーしてしまいました(泣)今度見つけたら即ゲットですね。そういえばヘンリーに捧げられたTheme For Ernieなんて名曲もありました。トレーンとマッコイの名演は涙ものです。
ウエアのbも好きですよ。昔ジャズ批評誌でbのモンクとか変態bとか書かれていたのを見て唸りました(笑)それにしてもBassclefさんのディスコグラフィ素晴らしいですね。

投稿: swan | 2006年9月28日 (木) 06:07

BOSEさん、こんばんわ。コメントどうもです!「さん」忘れの再コメントもわざわざありがとうございます。
BOSEさんも、やはりドリューのあのジャケットものは、持ってらっしゃいましたか(笑)あれ、いいですもんね(笑)20番はビクターでも出たのですね。judsonの2枚に比べると、少しだけジャズっぽいのかな?3枚とも、正直、音楽の方の印象は薄いので(笑)僕はジャケットでは・・・そうですね、20番が一番好きかな(笑)また聴いてみますね。
大坂の陣~秋の杜の会では、BOSEさんにもお会いできますね。
こちらもとても楽しみにしております。では。

投稿: bassclef | 2006年9月27日 (水) 19:18

NOTさん、コメントどうもです。もう何度でもOKですよ!(笑)このPresenting・・・白ラベルはムチャクチャ高いらしいですから、もうそのことは考えません(笑)
ヘンリーの「ラストコーラス」A面の4曲は、リー・モーガンやベニー・ゴルソン、ケリーなど入ってて、「枯葉」なんかも演ってるちょっとおもしろいセッションですね。でもこの時はなぜだかベースがチェンバースなんですよ。ちょっと残念(笑)
ヘンリーのアルトは・・・NOTさんおっしゃるように「ねじれて」ますね(笑)僕は、ヘンリーこそ「元祖ドルフィー」だと睨んでるんですが。
次回の「ウエアその3」では、ぜひマシュー・ジーの盤もとりあげたいのですよ(笑)とにかく・・・この時代は「オレがオレが」の個性派ぞろいでしたね。素晴らしい!(笑)

投稿: bassclef | 2006年9月27日 (水) 19:04

>>bassclefの守備範囲の広さ…すいません。「さん」を忘れていました。その上「盤」と「番」が入れ替わっていたりで、お恥ずかしい。久しぶりの書き込みでしたので、お許しを。

投稿: BOSE | 2006年9月27日 (水) 17:42

ああ、Yoさん、さっそくコメントをどうもです!いやあ・・・改めてこのヘンリー/Presentingを聴いていると、「いいなあ・・・」と喜びを噛みしめながら、ウエアの音圧を浴びております(笑)Thanks a millionです!
ウエアのディスコグラフィ~34番の1961年から8年のブランク・・・これは僕も気になっておりました。何かで読んだような記憶では・・・郷里のシカゴに戻って普通の仕事をしていた、とかだったような。また調べてみます。ウエアは1976年だか1977年に亡くなったはずです。全く真の個性派ベーシストでしたね。また少しづつ「ウエア・シリーズ」続けていきます。

<訂正>上記のウエアの没年が間違ってました。ウエアが亡くなったのは・・・1979年9月だったようです。

投稿: bassclef | 2006年9月27日 (水) 07:32

ご無沙汰してます。しかし、すごい!ウイルバー・ウエアのディスコグラフィ!私なんて、ウエアのことなどbassclefさんとYoさんのお陰で気になるようになったくらいで…。今回、写真でドキッとしまして、20・21・22盤はもちろんジャケで入手したのですが(笑)、ベースが誰だか今の今まで気がついていませんでした。21・22盤はWAVEで入手しましたが、20番はずいぶん後になって、以前のビクター盤を手に入れました。22番のライナーがラズウェル細木の漫画でおもしろかったのを覚えています。私も最近オリジを入手しました。
しかし、bassclefの守備範囲の広さというか、まさに生き字引ですね。これからもご教授お願いします。来月Yoさん宅でお会いできることを楽しみにしております。

投稿: BOSE | 2006年9月26日 (火) 21:44

凄い、凄い、気合入ってますね(笑)。これだけのボリュームだとコメントもとても1回では無理なので何回かに分けてお邪魔しますので嫌がらないでくださいね(笑)。で最初はアーニー・ヘンリーから・・・このねじれたアルトは私も大好きでRIVERSIDEの3枚はしっかり持ってます。「PRESENTING~」は私のも大ブルーですが当初大して売れなかったため白レーベルはレアで値段も倍以上しますし大ブルーでもいい音なので充分です。ご指摘のCLEO'S~は追悼アルバムLAST CHORUSでも最後を飾っていた曲でヘンリーの代表作(曲)と言って良く「I SHOULD CARE」から続く流れは最高ですね。「PRESENTING~」のA面はのちにマシュー・ジーのウェアの参加していない面と合わせてJAZZLANDより「THE SWINGERS」というタイトルで再発され、それも持っています(笑)がこちらの音はあまりよくありません。それにしてもこの盤、両方とも残りの面の方が良いのになぁ~。

投稿: NOT | 2006年9月26日 (火) 21:15

一番乗り失礼します。bassclefさんのウエア好き・・・知っていたけどここまでとは思いませんでしたよ。ディスコグラフィー・・・恐れ入りました。Presenting・・・あの存在感のあるジャケを久々に見て、思い入れのコメントを読ませてもらうとちょっと早まったかな?・・・ウソですよ。本当にbassclefさんに似合うレコードです。私もコンセクレーションはどうしてもレコードが欲しくて、オランダ盤まで買いましたがやはり交換した日本盤が良いです。
ディスコグラフィーで34と35の間が8年、何かあったんですか?そしてその2枚が私的には気になります。グラント・グリーンとチャールズ・モフェットとのGiftとはリカード・ボサノバですよね?良いですか?

投稿: Yo | 2006年9月26日 (火) 18:14

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