<やったあレコ 第6回> Urbie Green /All About Urbie Green and his big band(ABC-137)
ABC Paramount 盤が好きだ~
みなさんは、30cmLPというものを、どんな風に手に持つだろうか?たぶん・・・レコードの外周の部分を両の掌(てのひら)で軽く圧迫して、
あのけっこうな大きさの円盤を支えているのだと思う。あまり一般的とは言えないかもしれないが、その30cm円盤の外周の部分が細かい
ギザギザ仕様になっている盤がある。こういう盤を持つと・・・そのギザギザが両の掌に小気味よくグリップして、なかなかいい感じなのだ。
ビリーテイラーを集めていた時に、いくつかのABC Paramount 盤を入手した。そしてその内の何枚かが「ギザギザ」していたのだ。
2年ほど前だったか、モアさんの掲示板にてABC盤が話題になった時、「ABC盤のギザギザの外周部分が好きだ」~その時は、notched edge という名前を勝手につけたのだが~
というようなことを書いたら、何人かの方が反応してくれて・・・あの「ギザギザ」がどんな工程で造られたのか? なぜもっと一般化しなかったのか?
というようなおもしろいやりとりになった。その時、当時の常連だったSKさんが(だったか?)あのギザギザ仕様のことを「ギザ・エッジ」と呼んだのだった。
それ以来、僕もあの「外周ギザギザ盤」のことを「ギザ・エッジ」と呼ぶことにしている。もっとも・・・自分がたまにコメントなどで使う以外には、
なかなか目にすることもないのだが(笑)
ABC盤の内袋~運がいいと、たまにはオリジナルのinner sleeve に盤が収まっていることがある。僕などは大体にして、古い盤のジャケットデザインやら
センターラベルそのものが嫌いではないので、「オリジナル内袋」がついてくると・・・すごく嬉しいのだ。そしてその内袋がカラーだったりすると・・・かなり喜ぶ(笑)
なにしろ当時のカラー内袋はキレイなのだ。Fantasy, Capitol, そして・・・ABC Paramount などでに「カラー内袋」が多いようだ。
こういうのを見てると、どの盤も欲しくなってしまう。そんな具合に内袋のジャケットに惹かれて入手した盤がいくつかある。
Creed Taylor の Lonely Town は、そのタイトルとおりにいかにも寂しそうな雰囲気のジャケットがなかなかいい味わいである。
クリード・テイラーの演奏は・・・あまり印象に残ってない(笑)
コンガのキャンディードの盤もいくつか出ているようだ。僕は2枚入手した。キャンディドのファンというわけではないのだが・・・どちらの盤にも、アル・コーンがフューチャーされているのでけっこう気に入っている。ただし、ジャケットデザインはABCにしては・・・あまり品のいい感じとは言えないかもしれない(笑) <写真は一番下です>
ちょっと話しが脱線したが・・・本来は、ABC盤には~かなり地味ではあるけれど聴くほどに味わいが出てくる・・・そんな感じの、内容のいい盤が多い。
モノラルのちょっとこもったような感じだが落ち着いた感じの乾いた音質・・・それでいて仄かに温かみを感じられるような音質も悪くない。
アート・ファーマーやアービー・グリーンなどいいのがいっぱいあるが・・・とりあえずこの1枚を選 。
Urbie Green /All About Urbie Green(ABC 137)だ。
この人のボントロの音色の・・・柔らかさ・木目細やかさには・・・まったく独特な味わいがある。その音色に浸るだけで、それは快感でもある。
マイルスのMiles Ahead でも演奏されていた Springsville がすごく好きだ。作曲者は、John Carisi という人だ。マイルスのトラックでもそうだったが、
このCarisiという人の曲には、なんとも言えない「寂しさ」のような感覚がある。ちょっとメランコリックな雰囲気でもあり・・・何度か聴いていると・・・ますますあのメロディが心に残ってくるようなのだ。
グリーンの録音は1956年の8月23日となっている。マイルスのMilese Ahead 収録の Springsville は、1957年の5月である。
ひょっとしたら・・・マイルスは(おそらく発売されたばかりの)この Urbie GreenのABC盤を聴いたのではないだろうか?そうして・・・この曲を気に入り、ギル・エヴァンスに相談して、じっくりと・・・練りに練って・・・あの 素晴らしい Springsville を創り上げたのではないのだろうか? そんな風な
推測もしてしまうほど・・・このUrbie Green の Springsville も素晴らしい。
なおJohn Carisi は、このLPのチーフ・アレンジャーとしてクレジットされていて、あと2曲、Carisiの自作曲も入っている。裏ジャケには
Carisiの写真も載っているくらいだから・・・この当時、注目されていた作曲家には違いないだろう。
このレコード、モノラルだが、トロンボーンが太めの大きな音量で~それでいてソフトな味わい~入っていてすごくいい録音だと思う。
演奏曲も、stella by starlight, cherokee, round midnight などいいスタンダードも演っている。曲によって、「はっ!とするような」見事なアルトが聞こえてくると・・・それは、ハル・マクージックなのである。演奏もいい、録音もいい、そしてこの「緑のグリーン!」もいいジャケットに見えてくる・・・全く素晴らしいレコードなのだ。
もう少し、ABC Paramount 盤についてのおもしろ話しを・・・。
ABC盤のABCSナンバー(ステレオ盤)の一部のタイトルに 「test tone入り」という盤があることが判ってきた。
67camperさんのブログに、ビリー・テイラーのABC盤が載った時に、
この「ピ~ッ音」のことがコメントされた。その同じ「ピ~ッ音」を僕は聞いたことがあった。ああ・・・あの盤だ!
この test toneとは一体何?・・・と思った方は、それを聞いたことがないことを・・・「ささやかな幸運」と知るべきである。
それほどに・・・酷いのだ(笑)
B面最後の曲が終わると・・・突如「ピ~~~~ッ!」という甲高い音が、かなりの音量で鳴る。
それまで「いいジャズ」を聴いてきていい気分になってるところに・・・この「ピ~ッ!」なのだ。
しかもこれがけっこう長く5秒くらいは鳴っているのだ。もう・・・シラけることおびただしい(笑)
その「音」が入っている僕の手持ち盤は・・・ Scott ”South Pacific Jazz"(ABCS-235) である。
このステレオ盤のジャケット裏の曲名表記すぐ下に、こんな解説があった。
<The final band on side two of this recording contains a test tone.This has been included as a convenience
for balancing your speakers. When the tone appears to be comeing from the center area,
rather than from either speaker, then your set is in proper balance.>
わざわざ「スピーカーのバランスを取るのに便利なように、(これまでも)付けてきた」とある。
has been・・・ということは、過去、何枚かに渡って続けてきた・・・というニュアンスだろう。
余計なお世話というかなんというか・・・。ステレオ盤初期の時代、ということなんだろう。
こんな「test tone」が、どの番号まで付いたのか?本当にステレオ盤のみに付いたのか?などの疑問が、当然のことながら湧いてくる。
67camperさんと僕は、それぞれの手持ちのABC盤をチェックにかかった(笑)
僕の方~ビリー・テイラー、オスカー・ペティフォード、クインシー・ジョーンズ、アービー・グリーン、ジョー・プーマ、ズート・シムスなど手持ちのABC盤は、
ほとんどがモノラルばかりなのだった。録音の古いものをメインに聴いているので、自ずとモノラル盤が増えてくるようだが・・・それにしても、
ABC盤にはステレオ・プレスが少ないのかもしれない。
67camperさんの手持ちの方も、やはり前期の番号のものにはステレオ盤はあまりないようだった。
そして、後期番号(イーディー・ゴーメなど)ならステレオ盤はけっこうあるが、それら後期の盤にはどれも「ピ~音はなし」
とのことであった。
ABCの場合、ステレオ盤のプレス枚数が極端に少ない、とかの事情で、共通ジャケットに「ステレオ・シール」だけ貼っていたのかもしれない。
そういえば、67camperさんのステレオ盤(ビリー・テイラー)も僕のステレオ盤(トニー・スコット)も共に「ジャケにステレオシール仕様」だ。
Tony Scott の方は・・・ジャケット右上の辺りに「ステレオ盤のシール」が貼ってある(写真参照)
この扇のような半円型というシールの形状も、67camperさんのステレオ盤のもの(楕円型)とは違うデザインだった。
そんな風なコメントをやりとりするうちに・・・
やはり<ステレオ盤の、ある番号までは「ピ~音付き」、ある番号からは「ピ~音なし」>というごく常識的な結論に至った・・・はずであったが、
camperさんの New Billy Taylor Trio 226番と、僕のTony Scott 235番の 間の番号のステレオ盤:Don Elliot(ABCS228)
「ピ~音なし」という症例も見つかってしまったのだ。仮説が正しければ「ぴ~音付き」のはずだ・・・。こうなると・・・もう判らない。
意気込んで始めたtest tone...その後も続かなかったところを考えると・・・やはり相当に評判が悪かったのだろう。
そんなだから、途中の段階で、付けたり付けなかったり・・・と迷走していたのかもしれない(笑)
(詳しくは・・・67camperさんのブログとそのコメントをぜひお読み下さい)
「ピ~音」のことも「ステレオ・シール形状」のことも・・・いろんなサンプルを探っていけば・・・「~番あたりから「ピ~音あり/なし」、~番あたりからは「半円形型・ステレオシール」など、やはり、「レコード番号順」での
ある種の整合性みたいな事実が浮き上がってくることだろう。
ABC Paramount 盤の情報を~どんなものでもanything OKですよ(笑)~ぜひ「コメント欄」にてお寄せ下さい。
もっともこんな瑣末なことに興味を持つ人間がどれくらいいるのか?・・・はなはだ疑問ではある(笑)
《このcandido、ABCにはもう1枚あるようだ。volcanoというタイトルで、そのジャケットは・・・見ない方がいいかもしれない。溶岩が流れ出るおどろおどろしい光景を背景にして、やはりコンガを叩いている~というジャケットだったはずだ。まるで火山噴火アクション映画の宣伝写真のようなノリなのだ。でも・・・もし入手できたら、またお見せします(笑)》
それにしても・・・ジャズレコードの世界は・・・まったく・・・底なしだあ!
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コメント
ああ、あばちゃんさん、こんなマイナーな<アービー・グリーン記事>にまでコメントをどうもです!
John Carisi~そうですね。一般的にみて<B.エヴァンスで有名なあの「イスラエル」の作曲者>としての認知でしょうね。それも・・・相当にジャズ好きの方がようやくそれを知っている・・・というレベルでしょう。
この本記事中に、カリシ氏のジャケ裏写真まで載せたのは・・・(たぶん)僕自身もその取り上げ方に意外性を感じたから・・・かな。
カリシ氏の曲は(といってもホンの2~3しか聴いてないわけですが)マイナー調(短調)が多そうで、その寂しげな雰囲気が、なかなか個性的かな・・・と感じています。そんな個性が・・・一部のジャズメンの心を捉えたのでしょう。
Israel
springsville
考えてみれば・・・この2曲だけでもジャズの歴史(レコードにおいて)に残っているわけで・・・それは凄いことですね。
投稿: bassclef | 2011年2月19日 (土) 12:56
Carisi といえば Bill Evans の Explorations
の Israel の作曲者としか知りませんでしたが
初めてお顔拝見しました。
ジャケット裏に写真を載せるということは
クリードテイラーも一目置いていたのでしょうか?
投稿: あばちゃん | 2011年2月18日 (金) 16:54
D35さん、どうもです。パトリシアのABC盤・・・やはりご存知でしたか。またこの次、おじゃまする時にお聞かせいたします。とりあえずジャケットはなかなかのものです(笑)
音の方・・・こちらは進歩ありません(笑)古い米スピーカーは、まあまあ厚めの音だと思ってますが、それは「暑め」(暑苦しい)の歪み気味の音かもしれません(笑)
ではまた。
投稿: bassclef | 2006年7月 4日 (火) 23:10
bassclefさん、お奨めのレコード紹介ありがとうございます。
パトリシア スコット、知ってはいますが、聴いたことはありません。結構稀少盤ですよね。
売ってる所も知っていますが、高くて買えません。
今度聴かせてください。
家のシステムもまた聴いて貰いたいのですが、例の低音がやはり軽くて、たぶんbassさんには不足だと思います。
もっと良くなったらお知らせします。
投稿: D35 | 2006年7月 3日 (月) 21:01
D35さん、おはようさんです。コメントをいつもどうも。ゴーメ、僕の方も手持ち2~3枚のみですが、ゴーメは一体、ABCに何枚あるんだろう? と思うくらいたくさんあるようです。ゴーメは特別に美人という感じでもないですが、ABC盤でのゴーメは・・・いい具合に撮れてますよね(笑)ABC盤のフォトグラファーは、誰だかしりませんが、50年代アメリカの「モード誌」のノリですかね。いい感じのものが多いです。僕は「ギザ・エッジ」だけでなく・・・ジャケット・デザインも好きなようです(笑)
そういえば、D35さん・・・1枚、ヴォーカルでいいのがあるんですよ。patricia scot/once around the clock(ABCS 301)というやつ~ご覧になったことのあるジャケットだと思いますが~ちょっとアンニュイなムードの雰囲気?のパトリシアさんの周りに、ギリシア数字が時計の文字盤のように配置されているやつです。伴奏は記事にもチラと書いたCreed Taylor Orchestraです。
投稿: bassclef | 2006年7月 2日 (日) 11:13
refugeeさん、またまたどうもです!ABC Paramount・・・なんともいい味わいのあるレーベルです。
僕が他にも感じているABC盤の特徴は・・・ジャケットが、ほんの少し「小ぶり」なことです。だから、レコード盤をジャケットに出し入れする時・・・ややキツイ感じなんです。その「小ぶりジャケット」の造りは丁寧で、案外に傷みの少ないものが出てくるようにも思います。
refugeeさんのお好きなオスカー・ペティフォードのvol.1、vol.2 などは割と人気薄でよく見かけます。ぜひ!(笑)
投稿: bassclef | 2006年7月 2日 (日) 10:58
こんにちわ、今回のギザエッジとテストトーンの話題、本当によく探してくるなーと感心してしまいます。
ABCはイーディーゴーメで少し持ってますが、ギザエッジもテストトーンもありません。
イーディーはオリジとしては初めてシールド盤で、音はマアマア、雰囲気は良かったと思います。
他にもボーカルで時々見かけますが(ボーカルしか目に入らない?)何時も他の欲しいレコードが見つかって、なかなか買わないで終わってしまいます。
bassさんを見習って?インストもたまには手に入れようと思っています。
ところで先日のYoさん宅でのミニ杜、すごかったようですね。
今度の関西でのミニ杜、楽しみにしています。
投稿: D35 | 2006年7月 2日 (日) 08:51
おお、画像が増えてる(笑)
bassclefさん、67camperさん、ありがとうございました。
該当記事、読むことができました。
私はまったく持ってないので、何のお役にも立てませんが、そのうちどっかで見つけて買ってみて、プラスアルファの情報を見つけられたら、拙ブログで取り上げて、また強引に話題を掘り起こさせていただきたいと思います(笑)
P.S.先の投稿でお名前をbaddclefさんとミスタイプしてしまいましてすみませんでしたm(_ _)m
投稿: Refugee | 2006年7月 1日 (土) 18:17
NOTさん、コメントをありがとうございます。NOTさんのブログの方~興味深い盤が続々登場でいつも圧倒されてます(笑)ABC盤の「ギザエッジ話題」~たしかあれは・・・NIKIさんだったかが、イーディ・ゴーメのABC盤を揃えてらっしゃる、というのがキッカケだったと記憶してます。ギザ・エッジが広まらなかった、その一因としては~「盤が割れやすかった」という説もある~というようなどなたかの書き込みもありましたね。
NOTさん・・・こちらもビリーテイラー以外はそんなに集まっているわけではないのですよ。
WHITEY MITCHELL6~さすがにいいとこ押さえてますね。持ってません(笑)あれ、S.Lacy入ってましたか!そりゃ・・・面白そうですね(笑)Whitey Mitchellは deccaだかcoralだかの「象のジャケット」も未入手です。あれもいつか欲しいなあ・・・(笑)
投稿: | 2006年6月30日 (金) 23:29
67camperさん・・・ABC盤、いろいろ書いているうちに、1ヶ月もかかってしまいました(笑)「ギザ・エッジ」の写真~うまく撮れてませんね(笑)光を当てた方が、ギザの影が出て判りやすい、と思ったのですが、盤の影が濃くなり、却って判りにくかったかも。まあとにかくあの「ギザ」が気持ちいいわけです(笑)
camperさんお手持ちの228番(ドン・エリオット)での
「ピ~なし」は・・・refugeeさんの推察が当たってるようですね。イーディ・ゴーメなどを除けば、あの辺りのABC盤
は相当に地味ですから・・・2ndプレスまでいったかどうか? だとしたら、番号順どおりには発売されなかった・・・というのが一番、理にかなっているように思います。そうして・・・「大不評のピ~のテスト音」は、
ごく短期間のうちに、音もなく(いや、あの不快音を残して:笑)消え去っていった・・・ということかもしれませんね。
投稿: bassclef | 2006年6月30日 (金) 23:09
refugeeさん、ABC盤・・・確かに純ジャズだけでなくちょっと変な盤も多いようです。例えば「カラー写真の内袋」の上から2段目の左の2点~Glen Derringerという少年がオルガンやアコーディオンをにっこり笑って弾いているやつ~ちょっと変ですよね(笑)それから・・・「恐怖シリーズ」みたいなので、女性がまさに「恐怖に顔を引きつらせて叫んでいる」ジャケットも確か・・・ABC盤にありました。後はカルロス・モンターヤ(フラメンコの名手)や、ちょっと民族音楽的なタイトルもだいぶありそうです。いろいろと面白そうなレーベルではあります(笑)
投稿: bassclef | 2006年6月30日 (金) 23:00
こんばんわ。あの時ABCの話題を出されたのはbassclefさんでしたっけ。私もギザエッジの検証で4~5枚しかない手持ち分をひっぱり出したのを覚えています。さっきから捜しているんですけど3枚(WHITEY MITCHELL6、THE FOURMOST GUITARS、DAVE McKENNA-SOLO)しか見つかりません。こういうレーベルを愛聴している方が真のジャズファンなんですよね。私なんかまだまだですね。ステレオ盤の音の件とても興味深く拝見しました。前出WHITEY MITCHELL6はSTEVE LACY!の参加もあり大好きなレコードですのでなんとかステレオ盤も見つけて当方のブログ(MONO VS STEREO)で取上げて見たいと思います。でも見つかるかな~。手持ちのモノ盤も20年間で1~2度くらいしか見たことないですから。
投稿: NOT | 2006年6月30日 (金) 20:43
bassclefさん,来ましたね。この話題の超本人67camperです。1ヶ月前のお願いを聴いていただきこの話題を取り上げていただき恐縮です。
それにしてもヘンテコリンな音ですね。
御指摘のようにテイラーの素晴らしい演奏の余韻を台無しにしてしまうあのテストトーンには閉口です。ここのログで話題が沸騰する事を期待しています。
こういうステレオ盤は一枚あれば充分です。なるべくabc paramaountはモノで攻めようと思っています。このアービーグリーンも良いアルバムですよね。渋い編成,ハル・マキュージックも最高です。
Refugeeさん,自分のブログの中で探せなかったようですが以下のページにアップしたすべてのアルバムのindexを作っています。よろしければこちらから入っていただければ到達しやすいと思います(bassclefさん,宣伝させていただいてすみません。)
http://mb.scatv.ne.jp/~masa10/JAZZ_&_VOCAL__VINYL_COLLECTION.html
投稿: 67camper | 2006年6月30日 (金) 19:47
refugeeさん、さっそくのコメントをどうもです。とりあえず
のお知らせ~67camperさんのブログ該当記事は・・・5月31付けのNew Billy Taylor Trioです。コメントのやりとりなどもぜひどうぞ(笑)
追伸~ファーマーのABC盤・・・これがまたいいんですよ(笑)
投稿: bassclef | 2006年6月30日 (金) 16:37
bassclefさん
ABC-Paramountって一枚も持ってないんですが(Impulse以前は、映画音楽とかしか出してなかったのかと思ってました(^^; ファーマーも出してるんですね)、このUrbie GreenのSpringsvilleは是非聴いてみたくなりました。
音質も、baddclefさんの説明で、とってもよく想像できましたし、欲しいものリストに入れておきたいと思います(^^)
それはそうと、テスト・トーン入りっておもしろいですね。
話のネタにはおもしろいですが、おっしゃる通り、実際聴いたら、余韻が台無しで、腹がたちそうですが(笑)
これは、性質上、「当初からある時期まで入ってる」って性質のものですよね、きっと。
Don Elliot(ABCS228)に入ってなかったのは、カタログ番号は若いけれど、リリース自体は後だったか、もしくは、セカンド・プレスで入れてなかったかの、どちらかな気がしますが。
67camperさんのブログも見てみたのですが、該当記事が見つけられませんでした~(ヘルプ!)
投稿: Refugee | 2006年6月30日 (金) 10:49