<ジャズ雑感 第3回> セロニアス・モンク/モンク・オーケストラ・アット・タウンホール
レコードをどんな風に並べるのか~モノラル青ラベルの隣がOJCだっていいじゃないか。
レコード棚 の分類~これはなかなか楽しくも苦しい作業ではある。一言でいうと、あちら立てればこちらが立たず、なのだ(笑) それに・・・強いて言えば(別に言わなくても・・・)その人の「ジャズの聴き方」が、レコードの並べ方にも反映されている・・・ような気もする。つまり 並べ方=本人の探しやすさ=興味の持ち方の強弱=ジャズの好み・聴き方~といっても過言ではない・・・いや、過言だろう(笑)
僕の場合は、なんといっても・・・まず「好きなミュージシャン」のコーナーが必要だ。これは・・・モンク、ミンガス、ドルフィー、ロリンズ、エバンス、ソニー・クラーク、ペッパー、ゲッツ、マリガン、チェット・ベイカー。それにもちろん、コルトレーン、マイルス、パーカーなど。この辺りのジャズジャイアンツは、やはり、それぞれにある時期、集中的に聴きこんでいるので、自ずと枚数も増えてしまっている。「好きなミュージシャン別」だから・・・まあ、「リーダー別」と言えるだろう。ただし、これらのミュージシャンの場合は、彼らが参加したレコードも、できるだけ聴いてきた。要するに、その頃、興味を持っているミュージシャンについては、リーダーアルバム以外もできるだけ買ったりすることになる。そんな盤は、そのリーダーに関係なく、僕のアタマの中では、その興味ミュージシャンのコーナーに分類される。つまり、「そのレコードを買った時の、興味ミュージシャン別」ということになろうか。
だから、僕の場合は・・・例えば マイルスの「カインド・オブ・ブルー」は ビル・エバンスのところ、「バグス・グルーブ」はモンクのところでないと「まずい」のだ。これを杓子定規に、「いや、カインド~は、マイルスの大傑作だから、やはりマイルスとして分類すべきだ!」などと言われても(誰も言いませんが・・・時々、自分の中のもう一人が言うときもある:笑)・・・それでは、僕の気持ちが「まずい」のだ。まあ簡単に言うと、そのアルバムを聴く場合、どのミュージシャンに力点がいってるか?ということなんだろう。・・・「じゃあ、力点が2人にいっしょくらいならどうするんだ?」・・・実際・・・ロリンズの bluenoteの「vol.2」などは・・・苦しいのです(笑) ロリンズも大好き。モンクも大好き。・・・苦しい(笑) そういう稀なケースの場合・・・これは、リーダーの方を優先してます。
こんな具合だから・・・ブレイキーの「~with thelonious monk」は、やはりモンクのところ。ウエスの「フル・ハウス」は、「ジョニー・グリフィン」。ルー・ドナルドスンの「ルー・テイクス・オフ」は、ソニー・クラークの所に行ってもらうことになる。まあこれらの「特定ミュージシャン」については、それほど問題はない。「特定」なんだから、特別扱いをすればいいのである。それぞれのミュージシャンのLPは、およその録音年代順で並べている。
ところで・・・特定のフェイバリット以外は、どうなるのか? これは・・・基本的に 「楽器別」と「リーダー別」の合成だ。ピアノトリオとかトランペットとかテナー、アルト、ボーカル、などのリーダーの楽器で大別する。僕の中では、気分的に<管が入っているかどうか>が、大きな分岐点だ。ピアノトリオかそれにギターやフルート、ハーモニカなどが入ってる場合を<ピアノもの>としてまとめる。あとは<管入り>だ。1管の場合は(あるいは、一人の管奏者の存在感が圧倒的に大きい場合も)・・・それぞれ<テナー><アルト><トランペット>をカテゴリーとして分けている。<トロンボーン、バリトン、ソプラノ>などは、それほど数がないので、1カテゴリーとしてまとめてしまう。
ああそうだ・・・あと<中編成~ビッグバンドもの>というカテゴリーも一応は作ってある。これら、大枠での楽器別で、大体はカテゴライズできるのだが、もう少しヴァリエーションがある。
僕の場合・・・同じ<テナー>でも、モブレイ、グリフィン、アモンズらの黒人ハードパップのラインと、アル・コーン、ゲッツらの白人系を心理的に「同じ」コーナーにはしたくないのだ。だから、ちょっとだけ音楽スタイル上のカテゴリーとして、「白人系(ウエストもイーストも)」みたいなコーナーもつくってある。主に~アル・コーン、スタン・ゲッツ、ポール・デスモンド、ハル・マクージック などだ。そして、その上の段が、特別フェイバリットの、チェット・ベイカー、アート・ペッパー、スタン・ゲッツ、ズート・シムスなどのコーナーだ。さらにその上の段には、「テナー/ハードバップ系」が踏ん張っている。ピアノがリーダーの場合、普通のピアノトリオやらギター入りカルテットなら、問題なく「ピアノもの」に分類しているのだが・・・管入りのカルテットやクインテットの場合、悩むこともある。例えば、バリー・ハリスのクインテットには、アルト(チャールス・マクファーソン)、ペット(ロニー・ヒリアー)が入っており、2人とも、特に僕の脳髄に、深い印象を残しているとは言えない。こういう場合、「管楽器」を優先して「アルト」や「ペット」のどちらかに、というのも苦しい(笑) かと言って・・・ピアノ(トリオ)のカテゴリー「バリー・ハリス」ではまとめたくない。仕方ないので、「管」コーナー~テナー、アルト、トランペットが終わった後に、ひっそりと並べている。
だいたい、こんな感じなのだが・・・この頃、少しづつ増えてきたオリジナル盤をどう扱おうか?という迷いがある。ミュージシャンとか音楽スタイルに関係なく、ただオリジナル盤だってんで、「特別扱い」はしたくない!という気持ちは強いのだが・・・ちょっとだけ「特別に大事にしたい気分」というのも・・・正直、ちょっとある。でも、「何か思いついた盤」を探す時、「自分にとって探しやすい・見つけやすい並べ方」を、自分なりに試行錯誤して創ってきたんじゃないか・・・。やっぱり、これでいいのだ。リバーサイドの青モノラルラベルの隣にOJCがあったっていいじゃないか(笑) 同じモンクの音楽がはいってるんだから・・・。(注:てなこと言ってますが・・・リバーサイドのオリジナル盤、モンクは・・・これしか持ってないのです(笑)
Thelonious Monk/~Orchestra At Town Hall(riverside RLP 12-300) モノラル青ラベル
サム・ジョーンズのベースがやけに太くて大きな音量で入っている。特に素晴らしい録音ということもないのだろうが、ベースだけでなく他の管楽器も「分厚い音」に聞こえる。チャーリー・ラウズもフィル・ウッズもやけに「近い」ぞ。これは・・・暑苦しい音と言ってもいい(笑) そうして、この音がモンクの持つ独特の力感によくマッチしている。迫力のモノラル録音だ。リバーサイドってこんな「熱い」音だったかいな? A面3曲目の<Monk’s Mood>が特に好きだ。あの不思議なメロディーが、7人の管楽器奏者たちによって重厚に奏でられる。
これまでにも2度ほど、半日かけて、大規模な並び換えをやってはいる・・・が、レコードは増殖し続けており、タナの許容量をとっくに超えている。僕は、普通の本棚の適当なものを「レコード棚」として使っている。上置き箱も入れて5段。横幅は2個連結で130cmくらいだ。その許容量を超えてからの分は・・・すでにそのタナのすぐ前の床から、レコードを前へ前へと「面見せ」で並べている。だから・・・タナの最下段のレコードは、すぐには取り出せない悲惨な状態だ(笑) 最下段の下の引き出し類は、もうしばらく開けたことがない。その最下段には、モンク、ドルフィ、ミンガス、パーカー、レスター・ヤング、ホウキンス、それにボーカルのコーナーだった。以前の並び換え実行時には、この最下段が隠れていなかったはずだが・・・その時点で、あふれ出す予感もあったので、ここ最下段には~もうむかしに聴きこんで、その頃にはそれほど頻繁にはかけなくなっていた、しかし大好きな特別ミュージシャンたち~のレコードを持ってきたように記憶している。僕の中では、本線でない<ボーカル>を最下段の左端から並べているのは・・・その前に小さいテーブルを置いていて、やや取り出しにくい位置だったからだろう。ボーカルは(今でも)あまり聴かないからだ。さて・・・その後も増え続けているレコードたちは、たいていは、タナ前床置き2段の「面見せ」で、踏ん張っている。それも徐々に徐々に、前方30cmくらいは、せり出してきている。自然とそうなってしまうのだ。2段積みなので、この下になった盤は、ほとんど取り出せない。このままではいかん・・・。わかってはいるのだ。そろそろ「第3次レコード棚、総入れ替え」を敢行すべき時期なのだが・・・結局のところ、その作業は・・・「限られたスペース」の中に、何を残すのかということなのだ。そうして何が前にはみ出るのか、ということなのだ。際限のない取捨選択・・・とても始める勇気がない(笑)
追伸:みなさんのレコード棚並べ方は、どんなですか? よろしければ、そのポイント・分類上の悩みなど、なんでもコメントして下さい。
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コメント
いわさん、ありがとうございます。ビッグバンド、サドメルくらいしか聴いてません。モンクの曲、ビッグバンドのversion、けっこうあるんですね。takarazukaさんのお探し盤があるといいですね。
投稿: bassclef | 2005年7月27日 (水) 22:44
こんにちは。ビッグバンド所属、いわです。
Straight No Chaserのビッグバンドものですが、CDですが以下のものを知ってています。
Time Being / Buddy Rich
これ、ベスト盤で、Straight No Chaserは、「A Different Drummer」というアルバムがオリジナル盤との事です。CD化されていない、ということなので、レコード盤のみのようです。
Quintessence / QUINCY JONES
有名盤なので、レコードでも入手しやすいのかな。私は持っていないので、友人にCDを借りました。
Burning For Buddy: A Tribute To The Music Of Buddy Rich
バディ・リッチのトリビュート盤です。CDのみかもしれません。
あと、George Gruntzという人のビッグバンドがやっていたような気がするのですが、捜索中です。
投稿: いわ | 2005年7月26日 (火) 12:54
tokyo_takarazuka さん、コメントありがとうございます。モンクお好きみたいですね。
>ビックバンドのストレイト・ノー・チェイサー~
う~ん・・・モンクのノネット(9人編成だったかな)とかの欧州ツアー海賊盤かな?ディスコグラフィ本によると・・・<ストレート~>は演ってないようですね。また調べてみますね。
takarazukaさんの「ぼやき~」見ました。関西弁を「打つ」って、けっこう困難そう(笑)また
ぜひお寄り下さい。
投稿: bassclef | 2005年7月25日 (月) 22:32
こんにちはぁ。初めて読ませてもらいました。
このモンクのやつ、私も持ってるんで。「あぁ、なんか書いてはるぅ~」ってなゆるい感じて読んじゃったんですけど・・・
ビックバンドのストレイト・ノー・チェイサーを探してて、これ買うたんですけど。思ってたやつと違うかったんです。ほんで、引き続き探し中ですぅ~。
また、覗きにきます!
投稿: tokyo_takarazuka | 2005年7月25日 (月) 13:28
ワガママおやじさん、コメントどうもです。
やはりブルーノートだけは特別ですか。ブルーノートは・・・それだけ「完結した世界」という認識を無理なく持てるからこそ、レーベル別番号順になるのでしょうね。
「楽器別」は、(僕の場合)やっぱり、「聴きたい
ジャズ」がその日の気分で変わるんで、その際、今日は「アルト」からだな、とかいう感じなんです。だから、楽器ごとにある程度まとまってた方が、探しやすいのです。
おやじさん、クルマもお好きなんですね(笑)
べレット1800GTは、おっしゃるようにDOHCではなく普通のSHOC(というのかな?)だったかな。ただ1600よりも低速でのトルクが
あり、案外、乗りやすいクルマでした。僕のは1969年型で最後期のものを、1980年に購入し、3年ほど乗りました。1982年の斑尾高原は・・・懐かしいですね。今年は、なんか
ジャズフェス、ないそうですね。
投稿: bassclef | 2005年7月24日 (日) 00:35
こんばんは!分類のしかた興味深く読ませてもらいました。私はレーベル分けを基本としてBNは番号順でCBSやプレステージはアーティスト別なんです。楽器別とは餌箱と同じ感覚なのかな??
ベレット1800GT乗られていたとは中々渋い選択でしたね!確か1600GTRのDOHCを1800のOHV?に載せ代えたモデルでしたね外観まんまGTRそう2分割バンパーとボンネット艶無し黒塗りだったかな?懐かしいなぁー
投稿: ワガママおやじ | 2005年7月23日 (土) 23:47
ホントに意味もなくバラバラで、まったく必然性がない並びになってますよ。おかげで、なかなか見つからないLPもあったり…。
そう言えば、モンクのタウンホールは初めて買ったモンクのLPなんですよ。(同時にミステリオーソも購入)残念ながら国内盤しか持ってませんが。オリジ、欲しいですね。
MLも昨日、リニューアルしました。BBSも設置したので、よろしければ遊びに来て下さい。
投稿: スパイダー | 2005年7月23日 (土) 10:07
スパイダーさん、こんにちわ。こちらこそごぶさたしております。「ばらばら並び」!これも楽しそうですね。多分・・・ばらばら、といっても・・・スパイダーさんのアタマの中には、「そう並べる必然性」があるのでしょうね。そうして記憶をたどりながら・・・「あれ」は「あのレコード」と関連ミュージシャンだから・・・「ここだ!」とかいう風に探ってるんでしょう(笑)
スパイダーさんのHP<ML>表紙、変わりました? オーディオセッティングの中の「トランスはずしとヴォリューム位置」の話し、おもしろいですね。いいプリを使ってることが前提でしょうが、なかなか興味深いことだと思います。
投稿: bassclef | 2005年7月23日 (土) 01:37
ごぶさたしています。僕はレコ−ドの並んでる順番ははっきり言ってバラバラです。中古レコード屋をあさる感覚で、「あれ?こんなの持ってたんだ。」なんて発見もあったりして、楽しいです。(1枚100円くらいで売ってるのをまとめ買いしたときのLPなんか、そんな感じですね)
投稿: スパイダー | 2005年7月22日 (金) 23:20
4438milesさん、コメントありがとうございます。>何しろ30cmジャケットが重要~yeah! 全く
おっしゃるとおりです。音質うんぬん以前に、LPのあの30センチ四方の「器」で、鍛えられたデザイン性の魅力がCDのサイズでは、スポイルされてしまいますね。僕など、オリジナル盤の魅力は、「音」以上に、50年代~60年代の空気が沁み込んだような、ジャケットやセンターラベル、盤の重さなど全体からかもし出される「古み」にある!と思ってます。
ああ、それと・・・ゼンさんに<夢レコ>寄って頂いて、うれしかったです。~ジャズ小説<カインド・オブ・ブルー> またのんびりとでも再開してください。楽しみにしております。
投稿: bassclef | 2005年7月21日 (木) 21:25
団塊のジャズエッセイ「KIND OF BLUE」へおこしいただき、また過分なるコメントを頂きありがとうございます。
いま、私事で取り込んでおり、連載が書く時間が無く困っております。
でも、84年斑尾高原、一緒だったのですね。
ベレG1800ですか?僕は1600ベレGTという記憶はあるのですが。
ところで、私のレコード、CDの分類は単純でレコード屋さんと同じ、名前ABC順、但しBNはほぼ全部あるのでBN棚を作ってBN1500から順番となっております。
OCJでもいいんです、何しろ30cmジャケットが重要です。
でも今朝のニュースでチョットがっかりしました。私、以前より「30cmジャケット復旧委員会」なるものを勝手につくり、会長1名、会員も1名という勝手委員会をつくり、100歩譲って中身はCDでよいから、入れ物だけでも30cmジャケットという主張を繰り返してきました。
今朝、何の断りもなく?30銘柄ほどCDを30cmジャケットに入れて発売されたと云うニュースを知りました。エリック・クランプトンなどでJAZZは未だですが。
ああああ、意匠登録とか何か版権の生じる処置をしておけばと・・・・・
人前では云えませんが、少々落胆の本日です。
また、頑張って「Fのブルース」書きますからお立ちより下さい。宜しくお願いします。
投稿: 4438miles | 2005年7月21日 (木) 16:05
parlophoneさん。コメントどうもです。
>ぼくは楽器別の歴史順ですね~
ああ、うれしいですね。歴史順、というのは、おそらく(ある程度は)ジャズのスタイル順、ということになるような・・・お仲間ですね(笑) 僕の方も、楽器大別した後は、各ミュージシャンのおよその活躍年代順に並べてます。
だいたい・・・バップ~ハードバップ~もうちょい新しめ~という流れですかね。デクスター・ゴードンみたいに西海岸バップ時代からハードバップ後期まで活躍していると、ちょっと困ったりしますね。あとピアノものでも、トミー・フラナガンも「オーバーシーズ」の頃のと80年台くらいのものを、並べると・・・ちょっとだけ違和感あります。僕の「こだわり」が
あまりにも、ハードバップ時代に集中してるもので、70年以降録音のものになると、<無意識的よそもの扱い>をしちゃうようです。(笑)
決して、ジャズを「スタイル」で差別して聴いてるつもりはないのですが・・・。parlophoneさんが困る例として挙げたジョー・オードレイ(tp)は、OJCで再発された「10インチ2枚分の1LP」のみ持ってます。あれは・・・テナーがJRモントローズなんですよ(笑)僕の「特フェイ」テナーです。だもんで「JRモントローズ」コーナーに並んでます。
路傍さん(夜明けさん)コルトレーン、僕もどちらかというと、インパルス中後期よりも、プレスティッジ後期あたりの方が好みです。
投稿: bassclef | 2005年7月21日 (木) 09:49
こんばんは~。
ぼくは楽器別の歴史順ですね。
やな性格だな~(笑)。
最初はトランペットで、ルイ・アームストロング、ビックス・バイダーベック、ハリー・エディソン、ディジー・ガレスピー、ハワード・マギー、ファッツ・ナヴァロ、ケニー・ドーハム、マイルズ・デイヴィス、アート・ファーマー、クリフォード・ブラウン、チェット・ベイカー、ドナルド・バード、リー・モーガン、ジョニー・コールズ…みたいな。
けっこういい加減ですけど(笑)。ジョン・アードレイとかサド・ジョーンズとかどの辺に入れていいのか迷います。
投稿: parlophone(遼) | 2005年7月21日 (木) 02:10
夜明けのティーンエイジャーさん、夜更けのコメントどうもです。アルト、テナーが特に好み、とのこと。ほんの一部なのでしょうが、具体的ミュージシャン名とそのタイトル数・・・夜明けさんのご趣味が、仄かに浮かび上がってくるようです(笑) グリフィン、アモンズ、ロックジョー、ジミー・フォレスト、ゴードン・・・一見、「どす黒い」ところが本線のようでもあり、しかし、ゲッツも聴き、アルトにおいては・・・ペッパーはもちろん・・・ディック・ジョンソンやハル・マクージックまで押さえている。渋いですね。なにか・・・自分のタナを見ているようであります(笑) 僕も一番取り出しやすいタナ(6ボックス分)には、特フェイ(特別フェイバリット)として・・・ロリンズ、ビル・エバンス、チェット・ベイカー、アート・ペッパー、ゲッツ、チャーリー・マリアーノらで、ほぼ3ボックスを使い、残り3ボックスが~テナー、アルト、ペット、低音管楽器群、などで埋まってます。普段、何も考えずに「ジャズ」聴こうかな・・・という場合、たいてい、テナーからいきますね。で、ペット~よし、ここら辺でピアノトリアだな・・・次、アルト・・・てな具合なんです。それにしても・・・夜明けさん、音楽っていいですよね!あんまり好きだと・・・時間が足りませんね(笑) では。
投稿: bassclef | 2005年7月21日 (木) 00:09
あれ?今自分の投稿を見直したら、テナーのところにジョン・コルトレーンがないですね。実は、コルトレーンは別格で分けているのでした(笑)。
別格扱いのわりにはインパルスの後期はあまり持っていませんので、ヘタレのファンです。
投稿: 路傍の石 | 2005年7月20日 (水) 23:53
拙の場合は、もう単純に楽器別アルファベット順(ファミリーネーム)です。
それ以上の凝った区分けは自分でもワケがわからなくなるのであくまでも
シンプルにわかりやすくをモットーにしています。
ジャズはサックスが好きなので、
アルトとテナーを分けて真っ先に手が届くところに収納してあります。
どんなのがどんな順番にあるかを列挙しますと(以下アナログ12インチ盤)、
アルトは、キャノンボール・アダレイ(9W)>ソニー・クリス(10W)>エリック・ドルフィー(6W)>ルー・ドナルドソン(12W)>ディック・ジョンソン(2W)>リー・コニッツ(5W)>チャールズ・マクファーソン>ジャッキー・マクリーン(13W)>ハル・マクーシック(5W)>アート・ペッパー(11W)・・・
テナーでは、ジョー・アレクサンダー>ローランド・アレクサンダー>ジーン・アモンズ(4W)>ウォルター・ベントン>ジョージ・ブレイス>ティナ・ブルックス(1W+1BOX)>ラスティ・ブライアント(3W)>ドン・バイアス>エディー・ロックジョウ・デイヴィス(7W)>アーネット・コブ(7W)>アル・コーン>フランク・フォスター>スタン・ゲッツ(10W)>ベニー・ゴルソン(5W)>ジミー・フォレスト(4W)>デクスター・ゴードン(13W)>ジョニー・グリフィン(16W)・・・
と、ここまで書くと拙の趣味が大方お分かりになるのではないかと思います(笑)。
一番の悩みのタネは、
家庭の事情もあってアナログが3部屋に散在していることと、
ジャズ、ロック、ブルース、歌謡曲などの各ジャンルがダンボールに入れられて
折り重なるように混在してしまっていることです
とても人さまにお見せできるような状態ではありません(笑)。
投稿: 夜明けのティーンエイジャー | 2005年7月20日 (水) 23:47
konkenさん、コメント、どうもです。konkenさんのご指摘どおり・・・>捜したいLPがすぐ取り出せればいい訳で~僕の場合は、確かに自分にしか判らない並び、というのがけっこうあるようです。まあ僕も「意固地」な性格ですから(笑) ジャズテット~確かに困りますね。
<個人名でないグループ名>で、分類するのが一般的でしょうか?僕の場合は・・・カーティス・フラー興味時期に集めたので、トロンボーンの辺りに混ぜてます。「オパス~」は・・・難題ですね(笑) きになるので今、確認したら・・・「バレル」のところに並んでました。フランク・ウエスに存在感がないので(僕には)バレル、としたようです(笑)
投稿: bassclef | 2005年7月20日 (水) 21:45
今回の雑記は面白いですね。確かに他人の整理の仕方には私も興味があります。整理の仕方はひとそれぞれで捜したいLPがすぐ取り出せればいい訳で、ただ数が増えるとなかな難しいですね。自称整理魔の私としては自分でけじゃなくて他人にも分かり易い整理をしたいと思うのであります。私の場合はLPは楽器別、リーダーのファミリー・ネーム順、録音順です。あくまでもタイトルのリーダーに拘りますが困るのは複数リーダーとかグループです。例えばジャズテットはファーマーにするかゴルソンにするのか?ウェザー・リポートは?「オパス・イン・スウィング」はケニー・バレルなのかフランク・ウェスなのか?オムニバスはどうするか?やはり問題は出てきますね。
整理棚は私の場合仕事柄自前で制作しますので困りません。ただスッキリさせたいので全て蓋付きです。見知らぬ人が来ても多分LP,CDの存在には気が付かないでしょう。従って背表紙の日焼けもなく全てNM状態です。自分の整理だけでなく時に他人の整理まで美しく収納させてあげたくなることもあります。
投稿: konken | 2005年7月20日 (水) 21:25
54さん、朝からコメントありがとうございます。54さんも楽器別でまとめているようですね。楽器で分けておくと、続けて何枚も聴く時に、「管」が続いたんで、次は「ピアノ」だな~テナーの次はペットでいこう~たまにはボントロでも聴くかな~とかがイメージしやすいですよね(笑) それと・・・「新入荷コーナー」とは、いいですね!しばらくそのニューカマーを楽しむわけですね(笑) マネしようかな・・・。
投稿: bassclef | 2005年7月20日 (水) 20:20
おはようございます。
悩みは一緒ですね。 僕も枚数は少ないですがもう限界に来ています。 僕のリスニングルームは寝室と兼用なのでレコードを棚の前にせり出すとカミサンから大目玉です(笑)
棚を購入しないともうだめですね。
分類はまーオーソドックスですね、リーダーの楽器毎で、tp⇒as⇒ts⇒p⇒ここでお分かりのようにtbやbsは数が少ないのでその他として扱ってます、etc(vibやorも)⇒g⇒bs⇒dr⇒ビッグバンド、ヴォーカル、ロック・ポップへ続く・・
それと新入苛コーナがあって(笑)ここは何でもござれです。 ヴァーブのゲッツ&エヴァンス、ミンガスとドルフィー、等はあっちに行ったりこっちに来たりです。 それとオリジは特別扱いはしてません。 ですから日本盤、オリジ、再発、全部一緒です。 音の善し悪しと演奏の出来、不出来、貴重性、思い入れと思い出、こんなものが混在してますから、とても分けられないです。 と言いつつもオリジが手に入れば放出ってことは当然ありますが(笑)
モンクのタウンホール、僕も数少ないオリジコレクションの1枚です。 朝から長々書きました。 すいません。
投稿: 54 | 2005年7月20日 (水) 06:41