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2005年6月25日 (土)

<旅レコ 第8回>香港でレコードを探す(F面)完

1992年7月 九龍公園を通リ抜けて~

(佐敦)ジョルダンの「ジャンフィールド」で、CDを3タイトル買った。ざっと計算すると、香港で買ったレコードとCD合計が1200香港ドル(約18000円)ほどになっている。LP盤が本線の僕としては、新品のCDを買ってもあんまりうれしくない。それに、1CDの相場が100香港ドル(当時、約1500円)なので、日本で買える「中古CD」とそれほど差がないのも「うまみ」がない。香港でわりと見かけるEMI系blunoeteのCDは、いつでも中古で買えるだろう。今回は、前から音源そのものを、どうしても聴きたかった「マーティー・ペイチ/moanin’」と「チェット・ベイカー/Chet in Paris vol.1」が、見つかった。この2枚で、もう充分だろう。朝からセントラル(中環:チュンワン)~コーズウエイベイ(銅羅湾:トンロンワン)~ジョルダン(佐敦)と徘徊してきたので、さすがに・・・疲れた。もうどの店にも、LPは置いてないようだし、それに香港は、暑くて蒸し蒸しだ(笑) わりと暑さには強い僕だが、もうふらふらだ。このジョルダンから一駅、あるけば、チムシャアチョイだ。ホテルに戻ろう。そうと決めたら、もうすぐにネイザンロードを南に向って歩き始めた。通りの右側の高台に「九龍公園」がある。とにかく南北に長く続く公園だ。ついでなので、その公園の中の歩道を抜けていくことにした。とにかく長い。クラクラするような暑さの中、歩いていくと、なにやら「歓声」が聞こえてきた。ああ、「夏の響きだなあ・・・」ともう少し進むと・・・公営プールみたいなのがあって、子供でいっぱいだ。ちょうど、そのプールの上を歩道が陸橋みたいになって超えられるようになっていたので、しばらく陸橋の上からプールをぼんやりと眺めたりした。ああ、水につかったら気分いいだろうなあ・・・入場料はいくらかな・・・とボンヤリ考えたりもしたが・・・再び公園の歩道を歩き始める。もうフラフラだ。九龍公園の端っこにベンチが置いてあるような広場があり、そこを抜けて下に降りれば、
すぐホテルだ。ちょうど木陰が気持ちよさそうなベンチが空いていたので、ちょっと腰を下ろして小休止にした。そしたらすぐに、ターバンをした多分インド人風の男が、す~っと近寄ってきて、声をかけてくる。日本語で「お時間ありますか?」とかなんとか・・・。手には、何やらパンフレットを持っている。間違いなく何かの勧誘だ。日本でも同様だが、宗教の勧誘というのは・・・全く、ノーサンキューだ。ここで「愛想笑い」をしてはならない(笑) 僕は「NO!」(thanks はつけなかった:笑)というなり、せっかくのベンチを放棄して歩き始めた。公園のタラップを降りて、ホテルの出入り口のある裏通りに回る。このホテル/ハイアット・リージェンシーは、ネイザンロード沿いにあるのだが、なぜか、ネイザンロード側からは出入りできないのだ(笑) ひとつ西側の路地の方に出入り口がある。出入り口のまん前にセブンイレブンがあるので、ここで飲み物やお菓子を買って部屋へ戻る。昨日もそうしたな(笑) 香港のホテルは、とにかく冷房が強烈だ。長袖のトレーナーをパジャマ代わりにしてちょうどいいのだ(笑)~夜まで、ゆっくり昼寝してから、前の晩も出かけた「ネッドケリーズ・ラストスタンド」へ出かける。出かける、といっても、ホテルからすぐそこ、ほんとに1~2分の場所なのだ。だから一昨日も昨日も来ている。3日連続だ。ハウスバンドが~年配のおじさんサックス、落ち着いたベース(電気)、ちょっとへたなキーボード、若いが上手いドラムス~ライブをやっていて、ジャズだったので、うれしくなる。この店、ちょっとガラの悪そうな白人(どうも海軍の兵隊みたい)とかも多いが、料金が安く3日とも満員だった。この晩は、他にも日本人グループ客が多かったので、いつもはジャズのスタンダード中心だったバンドが「日本人の方に一曲~」と一言・・・始まった曲は「雪が降る」だった(笑) 非常に力が抜ける香港3日目の夜だ。ああ、明日はもう帰るのか・・・ホンコン、楽しかったなあ・・・こんな風に、初めての香港の旅は終わっていくのであった。

それにしても・・・<旅先でのレコ買い>って、ほんと、楽しいものですね(笑) まことにもって・・・ジャズはやめられん!

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