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2005年5月29日 (日)

<旅レコ 第1回> ロリンズ/ニュークス・タイム

どうにもジャズが好きだ。この30年ほど、いろんな場所でいろんなレコードを買ってきた。そりゃあ好きな盤はいっぱいあるが、旅先で手に入れたレコードには特別な印象が残っているようだ。そんな盤を<旅レコ>と名付け、少しづづ紹介していきたい。

Sonny Rollins/Newk’s Time(bluenote:liberty UA音符ラベル)

DSCN0770 1980年秋に社員旅行で神戸に行った。宴会の後、うまく抜け出して三宮の雑居ビル2Fにあった「星電社」(タワーレコードという名前になっていたように記憶している)で購入。1800円ほどだったか。ラベルは、オール青の音符マークなので、それほど価値のある盤ではない。ジャケット左上にstereo表示があり、electronically rechanneled for stereo などの表記もないので擬似ステレオじゃあないようだ。聴いた感じは・・・左チャンネルにドラム・ピアノ・テナーが片寄ってベースだけが右チャンネル、というちょっと偏ったバランスだが、全体の音質はわりと自然な感じだ。フィリージョーのパキパキと鳴るドラムやダグ・ワトキンスのぶっといベース、それからもちろんロリンズの大きく膨らんだテナーなど、それぞれの楽器の音もそれほど悪くない。リバティ時代にオリジナルステレオ音源で再発されたものは、ソニークラークのクールストラッティンなど他にもけっこうあるようだ。 リバティのオール青ラベルは、UA(united artists)の文字もあり、多分、ブルーノート外盤では一番安いシリーズだろう。内袋の音符マークも、なぜか軽々しい感じがして哀しい(笑) でも、とても好きな盤だ。

このレコードを買った後、すぐ近くのジャズ喫茶(木馬という名前だったかな)に寄った。旅先の夜、一人で聴くジャズ・・・リクエストしたマイルスのミュートの音色(ネイロ)が妙に心に沁みてきた。 

ああ、これだから、ジャズは止められない。

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コメント

あばちゃん さん、初めまして。コメントありがとうございます。
記事に書いた神戸に行ったのは・・・1980年。実に30年前ですね(笑)
元町「とんぼ」・・・短い階段を上がったような記憶もあって、とにかく狭い店だったですね。その「とんぼ」には社員旅行の途中に一人抜け出し寄ったのですが、集合時間(湊川神社だったか)も迫っており15分ほどしか居られなかったので、リクエストもできず・・・ちょい残念でした。あの時、どんなレコードが掛かってたかなあ・・・。
最近、レコード仲間の集まりがあって、神戸・大阪の事情に詳しい方の話しでは、三宮「木馬」はまだ健在らしいですね。また行ってみたい神戸です。
あばちゃんさん、がんばって、まだまだレコードやCD買いましょう。うまいこと整理整頓すれば奥さんも許してくれるでしょう(笑)

投稿: bassclef | 2010年10月28日 (木) 23:23

はじめまして。
ジャズ喫茶『トンボ』検索できました。
『木馬』も30年ほど前時々行ってました。
Mr.Jacket,Virgin,Tower Record で
よくレコード買ってました。ネットでCDを
買いだして以来お店に行かなくなり、最近では
妻に『もうこれ以上レコード、CD買うな』と
情けないこと言われてます。
尚 Newk's Time はCDで持ってます。

投稿: あばちゃん | 2010年10月28日 (木) 22:04

当時を知る者。さん、こんばんわ。
拙ブログの第1回~2005年の記事へのコメント、本当にうれしいです!
>センタープラザ西館3階に移しリニューアル・オープン~なるほど・・・あの「タワーレコード」は2Fではなく3Fだったのですね。そして「当時を知る者」さんもおっしゃるように、その3Fの窓に掲げられた、当時はオシャレだった「タワーレコード」を強調するような「黄色い」のポスターだか垂れ幕が下の路地からも見えました。
この記事の頃~1980年といえば・・・もう28年も前のことになってしまいました(笑)「当時~」さんは、その頃からの神戸界隈をご存知なんですね。当時の神戸ジャズシーン~またいろいろと教えてください。
あの時にジャズ喫茶:木馬で聴いたマイルスは・・・あれはseven steps to heavenのB面でした。あの時のマイルスのミュート・トランペットの音色・・・あのしっとりした質感を今でも覚えております。それだけのことで、僕は神戸を好きになりました(笑)
またいつでもコメントをどうぞ~。

投稿: bassclef | 2008年10月24日 (金) 22:51

「ミスター・ジャケット」は上記の通り、星電社の中の輸入盤を専門とする店舗でした。
最初期は星電社本店(三宮センター街)の裏手の地下1階からスタートし、売上と在庫数の増加に伴い店舗をセンタープラザ西館3階に移しリニューアル・オープンしました。
オープン当時は「タワー・レコード」からの納品が主だったこともあり店名の横に"Tower Record"とも記載されていました。
そのため?店名のロゴ、レコード袋は黄色地に赤文字を採用していたはずです(理由未確認)。

しかし、後年、三宮に「タワー・レコード」「Virgin」等の進出による過当競争による収益の減少、また阪神大震災により店舗も星電社本店地下1階に移転し本店CDコーナーと合併となりながらも地道に営業を続けていましたが、最終的には星電社の経営悪化(後に倒産)により閉店となりました。

“ブリティッシュ・ロック、プログレの充実度~”は最後まで担当されていたの○野氏による所であると思われます。

それと「木馬」ですが、先月三宮を訪れた際には営業されていたようです(店内には入らなかったので憶測ですみません…)。

投稿: 当時を知る者。 | 2008年10月24日 (金) 22:23

なぜだか再び自己コメントです(笑)

この最初の記事から2年半も経っているのだが、<夢レコ>へもリンクした「レコード店 閉店」という検索ワード(どなたかがこんなキーワードで検索したんですね:笑)から出たHP群の中から「洒落神戸~」なるHPを発見。それによると・・・このレコードを買った三宮のレコード店は、どうやらこんな名前だったようだ。

《ミスタージャケット~星電社系のレコード店で、センタープラザ西館3Fにありました。高校生のころから通っていたレコード店です。定番モノからマニアックなものまでひととおり揃っており、ブリティッシュロック、プログレは非常に充実していました》

うんうん、レコードに貼られたシールには「星電社」とあるだけだが、そういえば・・・「ミスター・ジャケット」という名前だったような気がする。いずれにしても、あのレコード店・・・雑居商業ビルの2Fだか3Fだったので、この「ミスター・ジャケット」に間違いないだろう。

投稿: bassclef | 2007年10月28日 (日) 17:04

テストを兼ねた自己コメントです(笑)

神戸、また行きたい街だ。あの時は
元町の「トンボ」という小さいジャズ喫茶にも立ち寄った。神戸から線路沿いをひと駅歩いて、15分ほど寄ったのだ。線路下にぎっしりと小さいお店が続いていたのが珍しかった。
ところで、あの三宮「木馬」ってまだあるのだろうか?

投稿: bassclef | 2005年6月 5日 (日) 07:10

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