〈第121回〉 ソニー クラーク と バディ デフランコ のレコード  ~NORGRAN と VERVE の初回盤を探る。

2025年も終わろうとしている。この何年か、暮れになると何かしら懐古的な気分に深く陥ってしまう。出かける気力も無く、ただ寝転がってレコードやCDを聴いていたい…そんな横着者になるわけである。そんな中ではあるが、やはり〈夢見るレコード〉だけは続けなくては!と思い立ち、何かを書くべく、参考に〈夢レコ〉の過去記事を見たりするのだが、過去分とダブらないもので気の効いたテーマもなかなか思い付かないので、じわじわと追い込まれてくる横着者(笑)   それで、ここはもうシンプルに素直な気分で、自分が好きな(好きだとはっきり自覚している)ミュージシャンのことで話しを進めればいいじゃないか…と開き直る自分である。

うん…ここはソニー クラークだな!  もう長いこと、本当に好きなピアノ弾きなのだ。ソニークラークについては、かなり以前の2005年9月に「夢見るレコード」で fantasyレーベルの Cal Tjader カル チェイダー / Plays Jazz(1955年録音)というタイトルの記事をアップしている。その折には、ソニー クラークのピアノ弾きの魅力をあれこれ説明しているが、今一つ、うまく表現できていない。今でもうまく言えないが、何とか説明してみると…

【8分音符でフレーズを続ける際に、テヌート(1音1音をできるだけ長く伸ばしながら次の音に繋げる)を効かせて、つまり8分音符が粘る感じと、さらにその時に連続する1音1音に強弱のアクセントを付けた(付けようとする)デコボコするようなタッチ感】       …とでも言おうか…そうしてそれらから生まれる「サウンド~音」そのものが、僕にはとても気持ちいいのである。もっとも今回、取り上げた最初期のクラークは…実はそれほど~後期のブルーノート作品で顕著なほどには~「粘ってない」場合もある。その代わりに、弾むような清冽なタッチでアイデアのあるフレーズを聴かせてくれるのだ。       さて…その記事では幾つかの作品を紹介したのだが、その折には最初期のバディデフランコ絡みの作品にはほとんど触れていない。ここで「最初期」というのは、ソニークラークがクラリネットのバディ デフランコのバンドで正式デビューした1953年~1954年頃のことになるが、この時期のデフランコの作品群が Nogranと Verve レーベルの10インチ盤、12インチ盤(1st, 2ndのジャケット違い含めて) 複雑に交錯しながら存在していて、なかなか判りにくい。ミュージシャンごとのディスコグラフィーである JAZZ HEROS DATA BANK のソニー クラークの項にもNORGRAN盤は掲載されていないので、今回はこの辺りのレコードを自分自身のためにも整理してみたいのである。オリジナル盤の発売順から見ると、やはり Norgran の10インチ盤→Norgran 12インチ盤→Verve12インチ盤(トランペッターラベル)という流れになるかと思う。どれも手持ちの盤からの紹介になりますが、初回発売である Norgran の10インチ盤、12インチ盤の収録曲目なども列記して~後に発売されたであろう Verve の新録音盤、別ジャケット同内容盤との収録曲目の合致・不一致などを確認していきたい。       

20251231_100549_20251231175201BROADWAY SHOWCASE(VERVE MGV-2033)   *NORGRANでは発売されなかったらしい。この盤はT字ラベルだが、たぶん黒トランペッターラベルが 1st かと思う。*2000番台のポピュラーシリーズ。ラッセルガルシア編曲のビッグバンド。ソニークラークのソロ場面は無いが、合間にチラっと入れるオブリガードが聴かれる。そうした僅かな隙間にススッと差し入れるアイデア溢れるフレーズを耳にすると…そこにソニークラークの独自のセンスを感じて…やっぱり僕はソニークラークというピアノ弾きを心底、好きなんだな…と改めて思うわけである。                      

20251231_100236_20251231174801COOKING THE BLUES(VERVE MGV-8221)1955年8月録音。この盤が初出自と思われる。+タル ファーロウのクインテット。珍しくもソニー クラークのオルガンが聴かれる。

20251231_094431_20251231174901AUTUMN LEAVES(VERVE MGV-8183) 1954年8月録音 *下記~ARTISTRY(NORGRAN 1012)の再発・同内容

20251231_095502_20251231174901ODALISQUE(NORGRAN MGM-1094) 1953年,1954年録音。*下記 NORGRAN 1006(PROGRESSIVE)の再発同内容。

20251231_100840_20251231174901  この2点はポリドール国内盤。VERVEトランペッターラベルが案外見つからない…適価では(笑)            左~Sweet and Lovely *1955年録音 +タルファーロウのクインテット。*VERVE黒トランペッターラベルが初出自と思われる。

右~Jazz Tones  *1954年録音      *下記~10インチ盤 NORGRAN MGN-16 の収録5曲に3曲追加された12インチ盤がNORGRAN MGV-1068、VERVE MGV-8158として発売されたようだ。

      

20251231_101125_20251231175001PRETTY MOODS(NORGRAN MGN-16) 10インチ盤  収録5曲~Tenderly,  Lover Man,  Deep Purple.  Yesterdays,  If I Should Lose You   *同一セッションと思われる Jack The Field Stalker はVERVE盤JAZZ TONESに収録されている。

20251231_095113_20251231175101 THE PROGRESSIVE MR.DEFRANCO(NORGRAN MGN-1006) ⇒⇒⇒ NORGRAN MGN-1094 ODALISQUEとして同内容で再発。   収録10曲~            Blues In The Closet,   Monogram,   Cable Car.  I Wish I knew. (以上4曲はクラーク入りカルテットの1954年音)             Gold Nugget Sam,   Love Is For The Very Young,     From Here To Eternity,   Pyramid.   Cornball,   Punkin(以上6曲はビッグバンド伴奏、1953年録音

20251231_093941_20251231175101 THE ARTISTRY OF BUDDY DEFRANCO(NORGRAN MGN-1012) ⇒⇒⇒ VERVE MGV-8183 Autumn Leaves として同内容で再発。     収録6曲~Titro,  You Go To My Head,  Gerry's Tune,  Autumn Leaves,  Now's The Time

20251231_095922_20251231175201

IN A MELLOW MOOD(NORGRAN MGN-1079) *1954年9月録音    *この12インチ盤が初出自と思われる。VERVEトランペッターラベルでの再発はされてないと思われる。起用されて間もないソニークラークがどの曲でも張り切った、ピチピチと跳び跳ねるような躍動感溢れるソロを聴かせてくれる。そしてスローテンポの Willow Weep For Me では、後年の「タメた乗り」を感じさせる見事にブルージーなソロを弾いている。

20251231_094732_20251231175301 〈アフターアワーズ〉                   上記の「プログレッシブ」NORGRAN盤の手持ちがたまたま2枚在って、それが上記の「黄色ラベル盤」とここに掲げた「黒ラベル盤」…NORGRANというと、一般的には「黄色ラベル」のイメージが強いが、たしかゲッツにも黒ラベルは在ったし…この辺り…なかなか興味深い状態かと思う。興味、情報のある方…よろしければ、首を突っ込んで下さい(笑)

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2024年12月31日 (火)

〈第120回〉 モンク ランズ ディープ ~セロニアス モンク…真の傑作

retrospective 回想する/懐古的な~という言葉がある。毎年、年末になると僕はまさにこの言葉通りの気分になってしまう。そうして必ずモンクのあのピアノの音を想起する。1971年、中3の時からジ...

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2023年12月31日 (日)

<第119回> JATP~Jazz at the Philharmonic の10インチ盤あれこれ。

 Norman Grantz の JATP/10インチ盤を巡って~ 《上写真~Norman Grantz/ JATP vol.6(mercury) JATP10インチ盤シリーズ中、ジャケット最高傑作は...

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2022年12月31日 (土)

〈第118回〉 なぜか不思議に懐かしい曲・・・シェナンドー

また年の瀬になっている。2022年もほぼ終わりなんだが、今年はまったくその実感に乏しい。こんな風に毎年、同じようなことを言いながらも、この<夢見るレコード>という我がブログへのそれなりの愛着もあり・・...

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2021年12月31日 (金)

<第117回> 7インチEP盤には逆らえない

バート・ゴールドブラット装丁のEP盤たちなんだか知らぬ内に日々が過ぎて、この1年も早くも終わろうとしている。本当に早い。毎年、年末になるとこのような感慨に耽るわけだが、この「夢見るレコード」・・・年に...

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2020年12月31日 (木)

<第116回> ハワード マギーの哀愁

聴きたいレコードが決まらないまま、あれこれとレコード棚を探っていると、さりげなくそこに在って、聴いてみるとこれが実によかったりする・・・そういうレコードがある。ジャズ聴きも相当に長いが、まだ厭きない(...

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2019年12月31日 (火)

<第115回> ヴィクター フェルドマンという人

何十年もレコードを聴いていると『う~ん、何を聴こうかなあ・・・いいのが無いなあ』と、こんな風に積極的に聴きたいと思えるレコードが一向に浮かんでこない・・・無理やり何かを選んで聴いてみても・・・やはりイ...

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2018年12月31日 (月)

<第114回> JAZZ AT THE PHILHARMONIC VOL. 17 (3LP BOXセット)

あっ・・・気がつけば、もう2018年も終わりの大晦日(おおみそか)になってるじゃないか。家でボオッ~としていても却って疲れてしまうよな・・・というわけで、久々にこの「夢見るレコード」に戻ってきました(...

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2018年1月 1日 (月)

<第113回> エリオット ローレンスのFantasy盤を幾つか。

≪グレイト・ビッグバンド~エリオット・ローレンス楽団のことを少し≫ ずいぶん前の日本盤に<Study in Great Big band 20>(東芝)というシリーズがあった。ピンク色のオビが印象的で...

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2017年1月 1日 (日)

<第112回> Deccaの動物ジャケシリーズ(その2)

あのフラミンゴが飛んできてくれた! <夢見るレコード>のあまり意味のないカテゴリー分けで、だいぶん前に「ジャケレコ」として Decca のアルバムを採り上げたことがある。それらはどれもジャケットに犬...

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2016年1月 1日 (金)

<第111回> マイルスのスケッチオブスペインのことを少し。

だいぶ前にマイルスの傑作~「マイルス・アヘッド」について書いたことがある。僕にはふとした時に想い出すメロディー(とそのサウンド)というものががいくつもあって、するとそれは・・・いつもマイルスのMile...

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2015年2月13日 (金)

〈第110回〉 Savoy盤センターラベルの変遷

Savoyの12インチ・オリジナル盤~ごく初期の「赤ラベル」には≪NOT LICENSED表記≫が存在した!   前回、Savoy盤の主に「ジャケット裏アドレス表記」の変遷についてまとめてみた。その際...

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2015年1月 3日 (土)

<第109回>  サヴォイ盤(Savoy)は謎だらけ。

Savoy盤~MG12000番シリーズを巡ってあれやこれや・・・。また1年が過ぎてしまった・・・もう2015年である。この<夢見るレコード>にすっかり横着になってしまった僕ではあるが、さすがにこの正月...

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2014年2月15日 (土)

<第108回> ベツレヘムの east coast jazz シリーズを巡る謎

つい最近、手に入れたレコードがある。それは・・・the compositions of Bobby Scott というベツレヘムの10インチ盤である。年末の「スタン・リーヴィー」記事から始まった皆さん...

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2014年1月26日 (日)

<第107回> クリス・コナーの声

ジャズを長いこと聴いてきたが、実は・・・僕はヴォーカルものをあまり聴いてない。限られた何人かの女性歌手~アン・バートン、キャロル・スローン、アイリーン・クラール、アニタ・オディ、ジューン・クリスティ、...

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2014年1月18日 (土)

<第106回> ミルト ヒントンというベース弾き

≪写真~Bethlehem bcp 1020≫ミルト・ヒントン。なんというか・・・真に重厚なベーシストである。そして、ウッドベースにおける伝統的4ビートジャズの体現者である。僕の想う「伝統的」とは・...

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2013年12月31日 (火)

<第105回> あるベツレヘム盤の謎 ~スタン レヴィのレコード。

まったく・・・時の流れというものは速いもので、このブログ<夢見るレコード>も手付かずのまま、こうして1年が経ってしまったわけだが、毎年、暮れか明けの正月にはなんとか更新してきたので、ここはたとえ、年に...

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2012年12月31日 (月)

〈第104回〉 スタン ゲッツのJazz at Storyville ライヴ盤。

スタン・ゲッツ入魂のアドリブ・・・1951年の傑作ライブ!ジャズを長く聴いていると、まだ馴染みのないミュージシャンであっても、なんとなくこの人は好きだな・・・と感じる場面がけっこうある。それからそのミ...

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2012年9月17日 (月)

<第103回> 初期チェット ベイカーの未発表音源~CDでもいいじゃないか(笑)

たまにはCDのことも(笑)~見逃せない未発表音源もあるじゃないか。相変わらずLPレコードばっかり聴いているのだが、久しぶりにCDを入手した。 Chet Baker/The Complete 1955 ...

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2011年12月31日 (土)

<第102回> ベン・ウエブスターの絶妙ライブ盤

  ヴィンテージではないけどオリジナル盤とも言えるじゃないか(笑) この<夢見るレコード>・・・このところちっとも夢を見てない(笑) もちろんジャズへの愛着が薄れたわけでもなく、相も変らず...

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2011年6月 4日 (土)

<第101回>また、いいレコードをたくさん聴いた。

久々にYoさん宅・・・あっという間の7時間。   毎年、初夏の頃になるとYoさん宅に集まるのだが、今回はホストのYoさん、PaPaさん、denpouさん、recooyajiさん、konkenさん、ba...

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2011年1月 2日 (日)

<第100回> UA盤:ビル エヴァンスとジム ホールの「アンダーカレント」

  UAレーベルのモノラル盤/ステレオ盤のこと、もう少し。   すっかり毎年の恒例になってしまった12月31日のレコード聴き・・・今年もrecooyajiさんと僕:bassclefで敢行しました。re...

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2010年11月23日 (火)

<第99回> チェット ベイカーのPacifc盤を幾つか。

チェット・ベイカー・・・抑制の美学 チェット・ベイカー・・・この人のトランペットには独特な何かがある。その「何か」をどんな風に表現したらいいのか・・・音や音色のことを言葉で表わすのは、なかなか難しい...

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2010年7月 4日 (日)

<第98回> 雨降りの1日は、レコード三昧だった~~United Artistsというレーベル。

~United Artistsというレーベルを巡って 久しぶりに藤井寺のYoさん宅でのレコード聴きをすることになった。今回は4月白馬の集まりに参加できなかったリキさんと僕(bassclef)のために...

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2010年3月15日 (月)

<第97回> ミルト・ジャクソンのあの音色

ヴィブラフォンという楽器のこと。僕がミルト・ジャクソンの魅力に目覚めたのは・・・「Milt Jackson」(prestige)というレコードからである。それまでにモンク絡みでも聴いてはいたが、ミルト...

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2010年2月28日 (日)

<第96回> Savoy赤ラベルのスタンパー

Savoyというレーベルにも、なかなか興味深いものがある。僕にとってのSavoyは、やはり・・・ミルト・ジャクソンということになる。ミルト・ジャクソンという人を最初に聴いたのは、1972年頃に、モンク...

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2010年1月 2日 (土)

<第95回> 回想…コルトレーン~1963年の my fevorite things 

これは誰にとっても同じかと思うのだが・・・レコードを集め始めの頃はそんなに次々には買えないから、持っているレコードをそれはもう一生懸命に聴くのである。1972年・・・僕のコルトレーン体験としては~mo...

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2009年12月19日 (土)

<第94回> コルトレーンのことも少し・・・take the Coltrane!

さて・・・コルトレーンである。「さて」というのは・・・前回の<サウンド・オブ・ミュージック>記事の最後のところに、つい、コルトレーンの名を出してしまったからで、あれは、my fevorite thin...

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2009年10月27日 (火)

<第93回> サウンド・オブ・ミュージック のこと。

ジャズという音楽を本当に好きだが、映画も嫌いではない。映画もジャズと同様にちょっと昔のものが好みなのだが、ひとつ・・・僕にとって特別なやつがある。ちょっと大げさに言えば、恩義を感じているくらいなのだ。...

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2009年7月26日 (日)

<第92回> リヴァーサイドの不思議

2人のエンジニア~Jack HigginsとRay Fowler 《Tadd Dameron/The Magic Touch(1962年) 青モノラル》   リヴーサイドが好きである。ジャズ聴きの初期...

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2009年6月19日 (金)

<第91回> 同じレコードをとことん楽しむ。

いいミュージシャンたちの素晴らしい音楽が詰まっているレコードというものは、本当にありがたいものだが、レコードに入っている音がそのまま「真実」とは限らない。あたり前のことだが「レコード」より前に、まず楽...

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2009年5月 5日 (火)

<第90回> ジェリー・マリガンという人 ~幾つかのVERVE盤。

相手の個性を際立たせ、自らも生かすカウンターの名手   その人のレコードを集めよう!と強く意識したわけでもないのに、知らぬ間にレコードが増えてしまう・・・そんなタイプのミュージシャンがいるかと思う。僕...

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2009年3月22日 (日)

<第89回> クリフォード・ブラウン with ストリングス   ~思い入れあるレコード。

クリフォード・ブラウンの音色そのものを味わいたい~ 休みの日に好きなレコードを聴く・・・僕にとっての幸せというのは、ほとんどそんなことだ(笑) そうして「好きなレコード」はいくらでもある。聴...

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2009年2月15日 (日)

〈第88回〉 溢れ出るレコード達をどうしようか・・・。

僕のレコード収納~苦闘の記録 前回・前々回とPacificやStoryvilleの10インチ盤話題が続いたからというわけでもないのですが、今回はレコード盤の話しではありません(笑) かなり以前の《夢...

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2009年1月 2日 (金)

<第87回> マリガンのPacific10インチ盤を巡って。

大晦日~recooyajiさんとああだこうだのレコード聴き。 毎年、暮れの31日のお昼過ぎになると、僕は何を置いても出かけていく。すぐ近所のレコードのお仲間~recooyajiさんと「暮れのレコード...

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2008年11月18日 (火)

<第86回> バド・シャンクのpacific盤 ~好きなバラード

好きなバラード:アルト編(その2) 心情派ピアニストの真骨頂音楽から受ける印象というのは、もちろん人それぞれだと思うが、僕が感じているところのパーカーのアルトの質感・・・それは圧倒的な密度を感じさせ...

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2008年10月10日 (金)

<第85回> パーカー再び!

音色・・・その音圧感、存在感からくる説得力みたいなもの。 ジャズ聴きも長くなると、こんなことを言ったりする・・・「この人のサックスは重いね」 「う~ん・・・なんか軽いなあ」楽器から発された音を聴いた...

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2008年9月15日 (月)

<第84回> 熱いべース奏者たち(C面)レッド ミッチェル

レッド・ミッチェル~しなやかなビート感。 先日、sigeさんとyositakaさんという音楽好きの友人と音聴き会(この3人では30年振り)をやったのだが、その折、yositakaさんが、再三「レッド・...

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2008年8月21日 (木)

<第83回> 暑い日にYoさん宅に集まった(その3)

リッチー・カムカとMode盤のこと。 さて・・・Yoさん宅での音聴き会はまだまだ続く。この日、特に意図したわけではないのだが、ミニ特集みたいになった場面がいくつかある。クラシックのレコードをいくつ...

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2008年8月 8日 (金)

<第82回> 暑い日にYoさん宅に集まった(その2)

やっぱりロリンズはいい! 今回のYoさん集まりではいろんなジャズ、クラシックを聴いた。ペッパー、ゴードン、マリアーノ、フィル・ウッズの50年代ジャズの後、ちょっと「現代ジャズ」(チコ・フリーマンとア...

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2008年7月31日 (木)

<第81回> 暑い日にYoさん宅に集まった(その1)

リュウゼツランを観る会という名の音聴き会~ 今回のYoさん宅集まりは、なんと言っても50年に一度の開花と言われる「リュウゼツラン」を観る会~といういこともあり、到着後、まず皆がその面妖なる植物の下...

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2008年7月10日 (木)

<第80回> 初期のアーマド ジャマルのこと~マイルスとの関わり。

<マイルスがジャマルを聴きまくった・・・という話しは本当だった!>アーマド・ジャマルを猛烈に好きだという人は・・・あまりいないような気がする(笑)そういう僕も彼のピアノを聴き始めたのは・・・せいぜいこ...

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2008年6月 4日 (水)

〈第79回〉4回目の白馬オフ会は雨降りだった。

2008年5月~杜の会in白馬毎年、この時期になると、ひとつ楽しみなことがある。長野県白馬で行われるニーノニーノさん主催の「杜の会in白馬」である。2005年の第1回から数えてもう4回目だ。今年は、関...

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2008年5月19日 (月)

<第78回> レッド ガーランドの唄心。

「ソニー・ボーイ」という曲のこと~ ジャズを好きになってしばらくの間、ピアノではモンクとエヴァンスばかり聴いていた。タイプは全く違うが、この2人は本当の意味での「スタイリスト」だったし、僕はある意味...

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2008年4月17日 (木)

<第77回> 半年ぶりにYoさん宅に集まった。その2

う~ん・・・と唸ってしまったパーカーの10インチ盤~ さて「Yoさん宅に集まった」の続きである。まず、前回に書けなかった2つの「聴き比べ」を簡単に紹介したい。その後にパーカーの10インチ盤(Dial...

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2008年4月10日 (木)

<第76回> 半年ぶりにYoさん宅に集まった。その1

いいレコードを聴くと幸せな気分になる~(*Musashi no Papaさんが、あの日のレコード写真を送ってくださったので、いくつかの写真を追加しました。lora albright, anita o'...

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2008年3月23日 (日)

<第75回> エリック ドルフィーという人。

僕の好きなドルフィー~ 「カッ・カッ・ッカ・ッカ・カッ・カカ・ッカ・ッカ」いきなりロイ・へインズの甲高いスネアのリム・ショット打音で始まるこの曲。そう・・・ドルフィーのG.W.である。ドルフィーとハ...

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2008年2月21日 (木)

<第74回> The Magnificent Trombone of Curtis Fuller(epic)  ~好きなレコード。

フラーが見た5分間の夢~優しくてブルージーな”dream” 《一見、オリジナル盤に見えるかもしれないが・・・これはCBSソニー発売の国内盤ECPU-6です。CBSソニー・ジャズ1500・シリーズで...

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2008年2月 3日 (日)

<第73回> Decca レーベルの動物ジャケ ~集めたくなる秘密。

この「夢見るレコード」・・・タイトル部分に<旅レコ>とか<思いレコ>、あるいは「発掘レコ」など、ごちゃごちゃと説明が多いかと思う(笑)これらはブログを始めた頃、いろんな切り口からいろんなレコードを取り...

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2008年1月 1日 (火)

<第72回> ソニー ロリンズ/Newks Time ~Liberty盤と音符UA盤。

なんとなく始めたこのブログ「夢見るレコード」ではあるが、けっこう続いている。更新ペースが月に1回ほどなので、記事数はまだ80ちょっとしかないが、それぞれの記事でそれぞれのレコードに対する思い入れを語っ...

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«<第71回> アート ペッパー/ Going Home ~思い入れあるレコード