2023年12月31日 (日)
Norman Grantz の JATP/10インチ盤を巡って~
《上写真~Norman Grantz/ JATP vol.6(mercury) JATP10インチ盤シリーズ中、ジャケット最高傑作は...
2022年12月31日 (土)
ジャズ雑感 第43回 なぜか不思議に懐かしい曲・・・シェナンドー
また年の瀬になっている。2022年もほぼ終わりなんだが、今年はまったくその実感に乏しい。こんな風に毎年、同じようなことを言いながらも、この<夢見るレコード>という我がブログへのそれなりの愛着もあり・・...
2021年12月31日 (金)
<ジャケレコ 第5回>7インチEP盤には逆らえない
バート・ゴールドブラット装丁のEP盤たちなんだか知らぬ内に日々が過ぎて、この1年も早くも終わろうとしている。本当に早い。毎年、年末になるとこのような感慨に耽るわけだが、この「夢見るレコード」・・・年に...
2020年12月31日 (木)
<ジャズ雑感 第42回> ハワードマギーの哀愁
聴きたいレコードが決まらないまま、あれこれとレコード棚を探っていると、さりげなくそこに在って、聴いてみるとこれが実によかったりする・・・そういうレコードがある。ジャズ聴きも相当に長いが、まだ厭きない(...
2019年12月31日 (火)
<ジャズ雑感 第41回> ヴィクター・フェルドマンという人
何十年もレコードを聴いていると『う~ん、何を聴こうかなあ・・・いいのが無いなあ』と、こんな風に積極的に聴きたいと思えるレコードが一向に浮かんでこない・・・無理やり何かを選んで聴いてみても・・・やはりイ...
2018年12月31日 (月)
<ジャケレコ 第4回>JAZZ AT THE PHILHARMONIC VOL. 17 (3LP BOXセット)
あっ・・・気がつけば、もう2018年も終わりの大晦日(おおみそか)になってるじゃないか。家でボオッ~としていても却って疲れてしまうよな・・・というわけで、久々にこの「夢見るレコード」に戻ってきました(...
2018年1月 1日 (月)
<ジャケレコ 第3回>エリオット・ローレンスのFantasy盤
≪グレイト・ビッグバンド~エリオット・ローレンス楽団のことを少し≫ ずいぶん前の日本盤に<Study in Great Big band 20>(東芝)というシリーズがあった。ピンク色のオビが印象的で...
2017年1月 1日 (日)
<ジャケレコ 第2回> Deccaの動物ジャケシリーズ(その2)
あのフラミンゴが飛んできてくれた!
<夢見るレコード>のあまり意味のないカテゴリー分けで、だいぶん前に「ジャケレコ」として Decca のアルバムを採り上げたことがある。それらはどれもジャケットに犬...
2016年1月 1日 (金)
<ジャズ雑感 第40回> マイルスのスケッチオブスペインのことを少し。
だいぶ前にマイルスの傑作~「マイルス・アヘッド」について書いたことがある。僕にはふとした時に想い出すメロディー(とそのサウンド)というものががいくつもあって、するとそれは・・・いつもマイルスのMile...
2015年2月13日 (金)
<ジャズ雑感 第39回>Savoy盤センターラベルの変遷
Savoyの12インチ・オリジナル盤~ごく初期の「赤ラベル」には≪NOT LICENSED表記≫が存在した!
前回、Savoy盤の主に「ジャケット裏アドレス表記」の変遷についてまとめてみた。その際...
2015年1月 3日 (土)
<ジャズ雑感 第38回> サヴォイ盤(Savoy)は謎だらけ。
Savoy盤~MG12000番シリーズを巡ってあれやこれや・・・。また1年が過ぎてしまった・・・もう2015年である。この<夢見るレコード>にすっかり横着になってしまった僕ではあるが、さすがにこの正月...
2014年2月15日 (土)
<ジャズ雑感 第37回>ベツレヘムの east coast jazz シリーズを巡る謎
つい最近、手に入れたレコードがある。それは・・・the compositions of Bobby Scott というベツレヘムの10インチ盤である。年末の「スタン・リーヴィー」記事から始まった皆さん...
2014年1月26日 (日)
<ジャズ雑感 第36回> クリス・コナーの声
ジャズを長いこと聴いてきたが、実は・・・僕はヴォーカルものをあまり聴いてない。限られた何人かの女性歌手~アン・バートン、キャロル・スローン、アイリーン・クラール、アニタ・オディ、ジューン・クリスティ、...
2014年1月18日 (土)
<ジャズ雑感 第35回>ミルト・ヒントンというベース弾き
≪写真~Bethlehem bcp 1020≫ミルト・ヒントン。なんというか・・・真に重厚なベーシストである。そして、ウッドベースにおける伝統的4ビートジャズの体現者である。僕の想う「伝統的」とは・...
2013年12月31日 (火)
<ジャズ雑感 第34回> あるベツレヘム盤の謎
まったく・・・時の流れというものは速いもので、このブログ<夢見るレコード>も手付かずのまま、こうして1年が経ってしまったわけだが、毎年、暮れか明けの正月にはなんとか更新してきたので、ここはたとえ、年に...
2012年12月31日 (月)
<思いレコ 第19回>スタン・ゲッツのJazz at Storyville。
スタン・ゲッツ入魂のアドリブ・・・1951年の傑作ライブ!ジャズを長く聴いていると、まだ馴染みのないミュージシャンであっても、なんとなくこの人は好きだな・・・と感じる場面がけっこうある。それからそのミ...
2012年9月17日 (月)
<ジャズ雑感 第33回> 初期チェットベイカーの未発表音源のこと
たまにはCDのことも(笑)~見逃せない未発表音源もあるじゃないか。相変わらずLPレコードばっかり聴いているのだが、久しぶりにCDを入手した。 Chet Baker/The Complete 1955 ...
2011年12月31日 (土)
<ジャズ回想 第25回>ベン・ウエブスターの絶妙ライブ盤
ヴィンテージではないけどオリジナル盤とも言えるじゃないか(笑)
この<夢見るレコード>・・・このところちっとも夢を見てない(笑) もちろんジャズへの愛着が薄れたわけでもなく、相も変らず...
2011年6月 4日 (土)
<ジャズ回想 第24回>また、いいレコードをたくさん聴いた。
久々にYoさん宅・・・あっという間の7時間。
毎年、初夏の頃になるとYoさん宅に集まるのだが、今回はホストのYoさん、PaPaさん、denpouさん、recooyajiさん、konkenさん、ba...
2011年1月 2日 (日)
<ジャズ雑感 第32回>UA盤:ビル・エヴァンスとジム・ホールの「アンダーカレント」
UAレーベルのモノラル盤/ステレオ盤のこと、もう少し。
すっかり毎年の恒例になってしまった12月31日のレコード聴き・・・今年もrecooyajiさんと僕:bassclefで敢行しました。re...
2010年11月23日 (火)
<思いレコ 第18回>チェット・ベイカーのPacifc盤
チェット・ベイカー・・・抑制の美学
チェット・ベイカー・・・この人のトランペットには独特な何かがある。その「何か」をどんな風に表現したらいいのか・・・音や音色のことを言葉で表わすのは、なかなか難しい...
2010年7月 4日 (日)
<ジャズ回想 第23回>雨降りの1日は、レコード三昧だった。
~United Artistsというレーベルを巡って~
久しぶりに藤井寺のYoさん宅でのレコード聴きをすることになった。今回は4月白馬の集まりに参加できなかったリキさんと僕(bassclef)のため...
2010年3月15日 (月)
<思いレコ 第17回>ミルト・ジャクソンのあの音色
ヴィブラフォンという楽器のこと。僕がミルト・ジャクソンの魅力に目覚めたのは・・・「Milt Jackson」(prestige)というレコードからである。それまでにモンク絡みでも聴いてはいたが、ミルト...
2010年2月28日 (日)
<ジャズ雑感 第31回> Savoy赤ラベルのスタンパー
Savoyというレーベルにも、なかなか興味深いものがある。僕にとってのSavoyは、やはり・・・ミルト・ジャクソンということになる。ミルト・ジャクソンという人を最初に聴いたのは、1972年頃に、モンク...
2010年1月 2日 (土)
<ジャズ回想 第22回>コルトレーン~1963年のmy fevorite things
これは誰にとっても同じかと思うのだが・・・レコードを集め始めの頃はそんなに次々には買えないから、持っているレコードをそれはもう一生懸命に聴くのである。1972年・・・僕のコルトレーン体験としては~mo...
2009年12月19日 (土)
<ジャズ回想 第21回>コルトレーンのことも少し・・・take the Coltrane!
さて・・・コルトレーンである。「さて」というのは・・・前回の<サウンド・オブ・ミュージック>記事の最後のところに、つい、コルトレーンの名を出してしまったからで、あれは、my fevorite thin...
2009年10月27日 (火)
<ジャズ回想 第20回>サウンド・オブ・ミュージック
ジャズという音楽を本当に好きだが、映画も嫌いではない。映画もジャズと同様にちょっと昔のものが好みなのだが、ひとつ・・・僕にとって特別なやつがある。ちょっと大げさに言えば、恩義を感じているくらいなのだ。...
2009年7月26日 (日)
<ジャズ雑感 第30回> リヴァーサイドの不思議
2人のエンジニア~Jack HigginsとRay Fowler 《Tadd Dameron/The Magic Touch(1962年) 青モノラル》
リヴーサイドが好きである。ジャズ聴きの初期...
2009年6月19日 (金)
<ジャズ雑感 第29回>同じレコードをとことん楽しむ。
いいミュージシャンたちの素晴らしい音楽が詰まっているレコードというものは、本当にありがたいものだが、レコードに入っている音がそのまま「真実」とは限らない。あたり前のことだが「レコード」より前に、まず楽...
2009年5月 5日 (火)
<ジャズ雑感 第28回> ジェリー・マリガンという人
相手の個性を際立たせ、自らも生かすカウンターの名手
その人のレコードを集めよう!と強く意識したわけでもないのに、知らぬ間にレコードが増えてしまう・・・そんなタイプのミュージシャンがいるかと思う。僕...
2009年3月22日 (日)
<思いレコ 第16回>クリフォード・ブラウン with ストリングス
クリフォード・ブラウンの音色そのものを味わいたい~
休みの日に好きなレコードを聴く・・・僕にとっての幸せというのは、ほとんどそんなことだ(笑) そうして「好きなレコード」はいくらでもある。聴...
2009年2月15日 (日)
<ジャズ回想 第19回>溢れ出るレコード達をどうしようか・・・。
僕のレコード収納~苦闘の記録
前回・前々回とPacificやStoryvilleの10インチ盤話題が続いたからというわけでもないのですが、今回はレコード盤の話しではありません(笑) かなり以前の《夢...
2009年1月 2日 (金)
<ジャズ回想 第18回>ジャズ好きのささやかな幸せ(笑)~Pacific10インチ盤を巡って
大晦日~recooyajiさんとああだこうだのレコード聴き。
毎年、暮れの31日のお昼過ぎになると、僕は何を置いても出かけていく。すぐ近所のレコードのお仲間~recooyajiさんと「暮れのレコード...
2008年11月18日 (火)
<ジャズ雑感 第27回>バド・シャンクのpacific盤
好きなバラード:アルト編(その2)
前回、パーカーのことを書いてみた。音楽から受ける印象というのは、もちろん人それぞれだと思うが、僕が感じているところのパーカーのアルトの質感・・・それは圧倒的な密度...
2008年10月10日 (金)
<ジャズ雑感 第26回>パーカー再び!
音色・・・その音圧感、存在感からくる説得力みたいなもの。
ジャズ聴きも長くなると、こんなことを言ったりする・・・「この人のサックスは重いね」 「う~ん・・・なんか軽いなあ」楽器から発された音を聴いた...
2008年9月15日 (月)
<ジャズ雑感 第25回>熱いべース奏者たち(C面)レッド・ミッチェル
レッド・ミッチェル~しなやかなビート感。 先日、sigeさんとyositakaさんという音楽好きの友人と音聴き会(この3人では30年振り)をやったのだが、その折、yositakaさんが、再三「レッド・...
2008年8月21日 (木)
<ジャズ回想 第17回>暑い日にYoさん宅に集まった(その3)
リッチー・カムカとMode盤のこと。
さて・・・Yoさん宅での音聴き会はまだまだ続く。この日、特に意図したわけではないのだが、ミニ特集みたいになった場面がいくつかある。クラシックのレコードをいくつ...
2008年8月 8日 (金)
<ジャズ回想 第16回>暑い日にYoさん宅に集まった(その2)
やっぱりロリンズはいい!
今回のYoさん集まりではいろんなジャズ、クラシックを聴いた。ペッパー、ゴードン、マリアーノ、フィル・ウッズの50年代ジャズの後、ちょっと「現代ジャズ」(チコ・フリーマンとア...
2008年7月31日 (木)
<ジャズ回想 第15回>暑い日にYoさん宅に集まった(その1)
リュウゼツランを観る会という名の音聴き会~
今回のYoさん宅集まりは、なんと言っても50年に一度の開花と言われる「リュウゼツラン」を観る会~といういこともあり、到着後、まず皆がその面妖なる植物の下...
2008年7月10日 (木)
<ジャズ雑感 第24回>初期のアーマド・ジャマル
<マイルスがジャマルを聴きまくった・・・という話しは本当だった!>アーマド・ジャマルを猛烈に好きだという人は・・・あまりいないような気がする(笑)そういう僕も彼のピアノを聴き始めたのは・・・せいぜいこ...
2008年6月 4日 (水)
<ジャズ回想 第14回>4回目の白馬は雨降りだった。
2008年5月~杜の会in白馬毎年、この時期になると、ひとつ楽しみなことがある。長野県白馬で行われるニーノニーノさん主催の「杜の会in白馬」である。2005年の第1回から数えてもう4回目だ。今年は、関...
2008年5月19日 (月)
<思いレコ 第16回> レッド・ガーランドの唄心。
「ソニー・ボーイ」という曲のこと~
ジャズを好きになってしばらくの間、ピアノではモンクとエヴァンスばかり聴いていた。タイプは全く違うが、この2人は本当の意味での「スタイリスト」だったし、僕はある意味...
2008年4月17日 (木)
<ジャズ回想 第13回>半年ぶりにYoさん宅に集まった。その2
う~ん・・・と唸ってしまったパーカーの10インチ盤~
さて「Yoさん宅に集まった」の続きである。まず、前回に書けなかった2つの「聴き比べ」を簡単に紹介したい。その後にパーカーの10インチ盤(Dial...
2008年4月10日 (木)
<ジャズ回想 第12回>半年ぶりにYoさん宅に集まった。その1
いいレコードを聴くと幸せな気分になる~(*Musashi no Papaさんが、あの日のレコード写真を送ってくださったので、いくつかの写真を追加しました。lora albright, anita o'...
2008年3月23日 (日)
<ジャズ雑感 第23回>エリック・ドルフィーという人。
僕の好きなドルフィー~
「カッ・カッ・ッカ・ッカ・カッ・カカ・ッカ・ッカ」いきなりロイ・へインズの甲高いスネアのリム・ショット打音で始まるこの曲。そう・・・ドルフィーのG.W.である。ドルフィーとハ...
2008年2月21日 (木)
<思いレコ 第15回>The Magnificent Trombone of Curtis Fuller(epic)
フラーが見た5分間の夢~優しくてブルージーな”dream”
《一見、オリジナル盤に見えるかもしれないが・・・これはCBSソニー発売の国内盤ECPU-6です。CBSソニー・ジャズ1500・シリーズで...
2008年2月 3日 (日)
<ジャケレコ 第1回> Deccaの動物ジャケ
この「夢見るレコード」・・・タイトル部分に<旅レコ>とか<思いレコ>、あるいは「発掘レコ」など、ごちゃごちゃと説明が多いかと思う(笑)これらはブログを始めた頃、いろんな切り口からいろんなレコードを取り...
2008年1月 1日 (火)
<その後の夢レコ 1>ロリンズ/Newk's Time
なんとなく始めたこのブログ「夢見るレコード」ではあるが、けっこう続いている。更新ペースが月に1回ほどなので、記事数はまだ80ちょっとしかないが、それぞれの記事でそれぞれのレコードに対する思い入れを語っ...
2007年12月20日 (木)
<思いレコ 第14回>ペッパーのGoing Home
クラシックの曲をジャズ風に演ったものをいくつか。
《ソニー・ロリンズ・クインテット(everest) これは日本コロンビア盤。最初(1972年)に出した1100円盤ではなく、1979年に発売した1...
2007年11月25日 (日)
<ジャズ雑感 第22回>フリップ・フィリップスのこと(その2)
フィリップスのいろんなセッションを聴いてみた。
さて、フリップ・フィリップスの2回目だが・・・これが困った(笑)フィリップスのテナーの独特な味わいについては<ジャズ雑感 第20回>フリップ・フィリッ...
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